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2006.07.01

ミュゼ浜口陽三:ヤマサコレクション

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新橋の東京美術倶楽部正札会、書画骨董即売会に行ったついでに ミュゼ浜口陽三:ヤマサコレクションに行ってきました。
正札会には浜口陽三の作品も2点ありました135000円、450000円でした。刷りの問題もあり今ひとつの感じでした。

水天宮のミュゼ浜口陽三:ヤマサコレクションでは、夫人の南桂子展が開催されていました。

浜口陽三の作品は4点のみの展示でした。もの足りなかった......。
図録を購入してきました。その一部ですが宜しければ続きを読むでご覧ください。

微妙なグラデーションがとても美しいカラーメゾチントの白眉です。

「浜口の作品は、現代と伝統の十字路に位置し、その性格において純粋に日本的である」

「パリジャンではあるが、その手法は、俳句の真髄をもったまぎれもない日本的なもので自らを表現している」

浜口作品を評しての言葉です。うまく表現していると思いました。

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白菜

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黒いさくらんぼ

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14のさくらんぼ

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9つの貝殻

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ビンとレモン

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コメント

はろるどさん、コメントを頂き有難うございます。

>ちょうど出向いた時は浜口の企画展だったので、
彼の版画をいくつも見ることが出来ました。

よかったですね、土曜日に行ったのですが、夫人の南桂子の展覧会がおこなわれており、浜口の作品展示は4点のみでした。残念でした。

拙ブログで紹介しましたが、町田市立国際版画美術館で(常設展)メゾチント作品の特集をやっています。町田方面にお出かけの際には寄ってみてください。お勧めです。

投稿: はろるどさんへ | 2006.07.03 05:26

paul-ailleursさん、コメントを頂き有難うございます。

パリから、晩年サンフランシスコに居を移して、作風も変化したようです。油彩画を再び描くようになりますが、なかなか面白い絵があるようです。

「対象物をそのまま描くのでは面白くないからね」放映されていたビデオのなかで、そのように仰っていました。
赤いかもめを描いていました。


投稿: paul-ailleursさんへ | 2006.07.03 05:18

elmaさん、コメントを頂き有難うございます。

今回は、夫人の南桂子の作品が主で、浜口陽三の作品展示が少なく(4点)残念でした。日テレの特集番組を放映していましたので、見てきました。
よく出来た内容でした。

吉祥寺美術館にコレクションがあるようですので、近いうちに行ってきます。しつこいですね。

投稿: elma さんへ | 2006.07.03 05:10

makoさん、こんばんは。
私も以前、一度だけこのギャラリーを拝見したことがあります。
水天宮駅そばの雑多なビル街ですが、
中はとても素敵な作品が集まっていますよね。
ちょうど出向いた時は浜口の企画展だったので、
彼の版画をいくつも見ることが出来ました。
また開催されたら是非行ってみたいです。

投稿: はろるど | 2006.07.03 00:46

こんにちは。先日、横浜美術館のノグチ展を訪れた時に、そこのお店で浜口のエッセー「パリと私」が目に入り立ち読みをしました。初めての人でしたが、骨の据わった面白い見方をするところがあり、興味を持ちました。特に終生旅人だったところなど共感するところがありました。その中に作品が紹介されていましたが、静で詩情溢れるところが気に入りました。

投稿: paul-ailleurs | 2006.07.02 11:59

おはようございます、makoさん!

いいですね。疲れた身体と頭には、沁みとおってくる作品ばかりです。

>微妙なグラデーションがとても美しいカラーメゾチントの白眉です。

そう、思います。美しい作品を見せていただきありがとうございました。

投稿: elma | 2006.07.02 10:07

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