DAYS JAPANフォトジャ-ナリズム写真展
構図といい、色調といい、絵画の様な、なんと美しい写真でしょうか。
続きを読む前に、この写真を見て、物語を想像してみてください。
その後、お読みください。
DAYS国際ジャーナリズム大賞1位になった「インド男子誕生への圧力の影で」ルハニ・コール(インド)の写真です。
53歳のラニ(右)は、男子を授かった。それは、彼女が7人の娘を産んだ16年後のことだった。ラニの娘(中央)がその子どもをあやしている。ラニが妊娠中に身を隠していたことから、村人たちは彼女はこの赤ん坊を「買ってきた」のではないかと噂している。ハリアナ州2005年6月18日インド
インドは父権社会だ。男の子は「希望の灯」であり、家族の名誉や財産を受け継ぎ、両親の老後の保障になってくれる。それに対し、女の子は「邪魔者」でしかない。家族は女の子の「純潔」が汚されて家名が傷つかないように用心しなければならないし、結婚させる時には婚家で虐待されないように、要求された高額のダウリ(持参金)を用意しなければならないからだ。
以上、DAYS JAPAN 5月号から引用、抜粋させていただきました。
新宿高野ビル4Fコニカミノルタプラザで6月19日まで開催されています。
昨年に続き2回目の開催です。「来年も必ず見に来よう」と昨年思いました。
今年も開催されてよかった、来年も必ず・・・・・
| 固定リンク
コメント
elmaさん、コメントを頂き有難うございました。
私は、写真家の経歴に注目しました。必ずしも、最初からジャーナリスト希望ではなかった方も多いようです。
仕事等で、何らかのかかわりがあって、報道の役割を必要と感じ、ジャーナリストの道に進んだ方が多いように思いました。
思い入れがないと、撮れませんね。
もう一つ、写真は美しいと、訴える力が強くなりますね。
そう思いませんか。
投稿: elmaさんへ | 2006.06.12 19:28
>構図といい、色調といい、絵画の様な、なんと美しい写真でしょうか。
本当にそう思います。そして、行ってきました新宿まで。
社会の現実を報道するフォトジャーナリズムの役割を十分に果たしているように思います。
展覧会のご紹介ありがとうございました。
投稿: elma | 2006.06.11 20:17