Takemitsu Golden Cinema Week
東京オペラシティーで、武満が音楽を担当した、映画を上映しています。
タイトルの通り、ゴールデンウィークの5月7日までの開催です。
映画は無料ですが、ギャラリーへの入館料は必要です。
(先着100名)
私は、大島渚監督の《愛の亡霊》を見てきました。
愛のコリーダに続く作品で、エロスをテーマにした作品です。両作品とも若い頃見ています。
今回は、音楽に注目してみました。武満らしさが良いのですが、いかんせん大島作品には昔から「どうも・・・・?」という感じないので・・・・・・・・
映画上映の前に、武満と親交の深かった、小室等とおすぎの対談がありました、二人ともプロですね、とても楽しい時間を演出していました。
ちなみに、おすぎはこの映画に出演したのが、親交の始まりだそうです。
そこで、お話されたエピードの一部を紹介させていただきます。
武満は、黒澤監督の「乱」の音楽も担当しましたが、黒澤とうまくいかない場面もあったようです。さしさわりがあるといけませんので詳しくは書きませんが・・・・・・・
そこで、楽譜に書かれていた文章が次に記すものです。
昨日の悲しみ
今日の涙
明日は
晴れかな?
曇りかな?
昨日の苦しみ
今日の悩み
明日は
晴れかな?
曇りかな?
小室等が、弾き語りをしてくれました。
その楽譜の展示もありました。
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コメント
elmaさん、コメントを頂き有難うございます。
>makoさんは趣味の守備範囲が広いですね。
何にでも手を出すと言う、悪い癖です。全て三流以下。
谷川俊太郎と武満徹は共に、パウル・クレーが大好きなようです。武満は、クレーの絵画に触発されて作曲していますし。谷川には、クレーの絵本がありますね。(持ってます)
「死んだ男の残したものは」は知りませんでした。教えていただき有難うございました。elma さんの歌が聴けないのは残念ですね。
投稿: elma さんへ | 2006.05.04 07:06
こんばんは!
makoさんは趣味の守備範囲が広いですね。
映画、音楽、美術、文学、写真と…。
粋人ですね。あこがれます(すてきです)。
武満徹さんは、クラッシックの作曲家と思っていました。多くの作品を残していらっしゃいますね。ジャンルはちがうのかもしれませんが、「死んだ男の残したものは」という曲を思い出します。たしか、作詞は谷川俊太郎氏。
いい曲です。この歌は私でも歌えます。
(うまく歌えないですが…)
「明日はハレかな、クモリかな」もいいですね。
投稿: elma | 2006.05.03 20:01