レンズを通して語る「地中海の神話」
イタリアの写真家シンモ・イョーディチェの写真展です。
イタリア文化会館で、6月25日まで開催されています。
「ポンペイの輝き」展と共催とのことです。渋谷にも行かなくては・・・・・・・
撮影手法においても、暗室作業にもかなり手を加えているなと感じました。
久しぶりに、新鮮な写真作品に出会えました。
この様な、ある意味職人的な匂いがする作品は、絵画でも、彫刻でも、あるいは小説も、映画も結構好きです。
紹介パネルの中に「一陣の風が吹きぬけたような・・・・・」と言う表現がありましたが、同感です。
以下は、HPの紹介文から、抜粋して引用させていただきました。 (写真は、チラシから切り取って転載させていただきました)
ナポリに生まれ、写真家としてのイョーディチェの原点にあるのは、西洋文明のルーツと言われる地中海世界です。 幼い頃から親しんできた古代彫刻や遺跡にみる時間や場所のうつろい、人間の存在のはかなさ、そして神話の世界へ想いを馳せながら、古代ギリシア・ローマへの省察と古代地中海文化の精神性を解く鍵を求めて80年~90年代にかけて"地中海"を撮影しています。その中から40点を展示し、静謐さと緊張感の漂う独自の表現言語に昇華された美しいモノクロームで展開される神話の世界を紹介します。
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コメント
こんにちは。
TBありがとうございます。
久々に良いお天気となりましたね。
庭いじりしばらく出来なかったので
今日まとめてやりました。
さてさてこの写真展
ついでに入ったにしては
随分と満足いくものでした。
しかもタダですしね。
新たな息吹を与えてくれる作品揃いでした。
投稿: Tak | 2006.05.21 14:31
elmaさん、コメントを頂き有難うございます。
イタリアデアリタイ、よく出来ていますね。
たまには、仕事を忘れて、お出かけになってみてはいかがでしょうか。
千鳥が淵の近くですから陽気の良い日にのんびりと・・・・・・
投稿: elmaさんへ | 2006.05.17 12:43
うしろの正面さん、コメントを頂き有難うございます。
時間の余裕があれば、撮影機材、暗室作業(銀塩の場合)レタッチと、いろいろ実験して見たいのですが。
今は無理のようです。
最近は、一眼デジカメも使用していない状態です。
集中的に、撮影したいとは常に思っているのですが。
当分は、うしろの正面さんの写真で楽しませていただきます。
投稿: うしろの正面さんへ | 2006.05.17 12:39
こんにちは!
TBありがとうございました。
グァ~ン!!
頭から殴られた感じの写真ですね。
既成概念を打破しないと・・・。
逆立ちでもして見ないと・・・。
「イタリアデアリタイ」(笑)
投稿: elma | 2006.05.16 17:33
写真を撮っていくと、技術のほうに走る人、道具に走る人、写真を元にしたアートに行く人、いろんなパターンがありますね。
写真に限りませんが、そのアートに行くほうの人で、時々「おーい、そっちへ行っちゃうのかー?」というのにお目にかかることがあります。
もちろん、どれが正しいというのがあるわけはなく、私の好みの問題なのですが。
正解がない故、なかなか険しい道ではあります。
このようなを職人的な腕(緻密な作業に耐える精神力を持つ)と優れたセンスの結晶のような作品を見ると、こっちの道は面白そうだな、と思ってしまいます。キケンな展覧会だな。
投稿: うしろの正面 | 2006.05.16 13:22