フランス近代絵画展
日本橋三越ギャラリーで、ベオグラード国立美術館所蔵「フランス近代絵画展」を観てきました。
コローからローランサンまで。
バルビゾン派、印象派、後期印象派、エコールド・パリの名だたる画家の総出演でした。
圧倒的なインパクトを受ける作品には出会えませんでしたが。
ドガ、ルノアールのデッサン、習作が多数展示されていて、ある意味、楽しい展覧会でした。
ルノアールの水浴する女性が主役の展覧会です。
私は、下記作品がとてもよかったと思います。
カリエールのロダンの肖像(1898)(西洋美術館で開催中の展覧会にも行きたいと思いました)
ブラマンクのブージヴァルの雪景色(1922)(ルオーの郊外のキリストを連想しました)
ブラマンクの花瓶の花(1925)(寂しそうな花々(変な言い方ですね))
バスキンのテラス(1920)
キスリングの黒いブラウスの女性(1928)(くっきりとした輪郭線、単色の組み合わせ、とても印象に残りました)
ロートレックの「若い女性の肖像」(1883)
ドーミエの母性(1868)
シニャックの飲み物を飲む女性(1886)
ゆっくり鑑賞できる環境にないのが残念。
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コメント
こんばんは。TBとコメントをありがとうございました。
お返事が遅れて申し訳ありません。
>ドガ、ルノアールのデッサン、習作が多数展示されていて、ある意味、楽しい展覧会でした
全く同感です。
あれだけルノワールの小品、習作が並ぶ展覧会も珍しいかと思います。
興味深く見ることが出来ました。
>カリエールのロダンの肖像(1898)(西洋美術館で開催中の展覧会にも行きたいと思いました
西美の展覧会も始まりましたよね。
はやめに行こうかと思います。
>ゆっくり鑑賞できる環境
そうですね、やはり少し手狭だったかもしれません。
ただデパートの催事と言ってしまうには失礼な内容でした。
意外と楽しめました。
投稿: はろるど | 2006.03.12 23:17