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2005.10.23

近代日本画の美の世界-至純の住友コレクション-

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泉屋博古館に行ったのは、江里佐代子・截金の世界展を見に行って以来です。今回の展覧会も粒ぞろいの作品群を観ることができました。(10月10日に行きました)
11月6日までの開催です。

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第1展示室では、狩野芳崖、橋本雅邦の作品が素晴らしい。漢画の影響が顕著で違和感を覚える方もおられるかもしれません。

寿老人(明治10年代)狩野芳崖--太い線が力強く迫力満点です。寿老人は沢山の作家が描いていますが比較鑑賞すると面白いと思います。

橋本雅邦の作品は、4点の展示です。
春秋山水(明治37年頃)
許由(明治33年)
深山猛虎図(明治年代)
出山釈迦図(明治年代)
多様な技法、輪郭、強弱の描線で、山水、人物、猛虎を見事の描き分けています。椅子に座ってじっくり鑑賞されるといいと思います。門下の大観、春草、観山、玉堂、弧月を作品を思い浮かべながら、比較鑑賞してみるのも一興です。

下山観山の秋暮帰牧(明治年代)は薄墨で幻想的な情景を見事に描いています。

竹内栖鳳の禁城松翠(明治3年)は墨絵の城に翠の松が鮮やかに映えています。見事です。
町田市立博物館で見た「蹴合」(けあい)を思い出しながらの鑑賞でした。

東山魁夷のスオミ(昭和38年)も幻想的で良い絵です。意外と小品でした。この展覧会の中で異色な作品です。

その他、秀作が盛りだくさんの展覧会です。その後、大倉集古館に向かいました。狩野派展を観るためです。

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コメント

ひろしさん、始めまして。TBして頂き有難うございます。六本木のミュージアムを精力的に回られて、充実した文化の日を過ごされたようですね。泉屋博古館まで歩いていかれましたか。ヒルズのおかげで人の流れが昔とまったく変わってしまいました。防衛庁跡地開発が済むとどうなるのでしょうね、楽しみです。

投稿: mako(雑感ノート) | 2005.11.06 03:45

申し訳ありません。当方のミスでTBが3件も入ってしまいました。削除頂けますと幸いですm(_ _)m

投稿: 申し訳ありません | 2005.11.04 00:30

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