シンデレラマン
プラ-ト美術の至宝展を観た後に、歌舞伎町の映画館でシンデレラマンを見てきました。単純明快で何も心配が要らず、楽しめる映画です。
映画のストーリー、スタッフ等の詳細についてはシンデレラマンの公式サイトでご確認ください。
ストーリーもさることながら、この映画の素晴らしいところは、ボクシングの試合のシーンです。ブラドック役のラッセルクローは、プロボクサー役に何の違和感も感じさせない名演です。また、カメラマンがたくフラッシュの閃光を織り込んで熱狂を上手く表現しています。(ミッキーロークが日本でやった試合を思い出してしまいました。あの試合はまったく、漫画以下でしたよね)
あらすじは、第二次大戦前の大恐慌時代に、電気を止められるほどの困窮生活を強いられた、過去に栄光を持つボクサー、ブラドックが家族のために、再度リングで栄光をつかむことに希望を見出して、実現していくと言うシンデレラストーリーです。
映画を観るときは、私は、どちらかと言うと主役よりも、脇役人に注目します。
この映画も、ジムの妻メイを演じるレネー・ゼルウィガー、ジェームズ・J・ブラドックのマネージャーであり親友であるジョー・グールド役ポール・ジアマッティがとても魅力的で、この映画を引き締まったものにしています。
主演役だけが飛びぬけて目立つ映画はなんとなくリアリティに欠けるものになってしまう気がしています。
ラッセルクローは男くさい役が多いのですが、眼の演技で、心のうちをよく表現できる役者だと思っています。天才数学者役を演じたビューティフルマインドも良い映画でしたね。
映画好きで週1~2本は最低観ることにしていたのですが、最近はミュージアム通いでほとんど見ておらず、本当に久しぶりの映画館でした。矢張りいいですね.........
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