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2005.09.11

加守田章二展

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東京ステーションギャラリーで開催されている、20世紀陶芸界の鬼才「加守田章二展」を観てきました。「20世紀○○界の鬼才」というキャッチフレーズはよく使われるのですが.......
でも、とても良い展覧会でした。私としては珍しく、初日に行きました。10月23日まで開催されています。

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氏の作品を、氏自身が的確に表現されています。以下の文章から、作品を想像してみてください。

私の陶芸観

私は、陶器は大好きです。しかし私の仕事は陶器の本道から完全に外れています。私の仕事は陶器を作るのではなく、陶器を利用しているのです。私の作品は外見は陶器の形をしていますが中身は別の物です。これが私の仕事の方向であり、また私個人の陶芸に対する作家観です。

古いもの、退屈なものは滅びるか、生まれ変わるのが当然だ、退屈な仕事は無い。


自分の外に無限の宇宙を見る様に、自分の中にも無限の宇宙がある。


観ていて退屈を感じる作品は一点もありませんでした。造形、色彩共に新鮮なイメージがあふれんばかりに盛り込まれた作品が約180点。たっぷり2時間楽しめました。「行かないと損するぞ」と言える展覧会の一つです。
あくまでも私の好みですからあしからず。


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この連休も毎日シャッターの閉まったお店の中で『いけぶくろ質屋まつり』の出品商品の準備をしていました。今週はもう楽天フリマもヤフーオークションも、皆様にご紹介するほど商品が出品されていませんので、ちょっと目先を変えて、美術展のご紹介をします。質屋さんでも...... [続きを読む]

受信: 2005.09.26 19:10

» 加守田章二展(東京ステーションギャラリー) [徒然と(美術と本と映画好き...)]
東京駅のポスターで見かけた碧と白の縞模様の器が気になっていた 展覧会、今年は七月にヴァンギャルドな八木一夫展を観たので、 少しは陶芸にもアンテナ張ってみようかと。 加守田章二(1933-1983)は年代によって作風が変化して行く。益子で 作陶に励んでいた頃の三十前後の器はとても美しい。しかし、それ はありふれた器で、年を追うごとにごつごつした仕上げの荒い作品 が増えてくる。曲線彫文はそのひとつの到達点、縄文土器にも似た �... [続きを読む]

受信: 2005.10.12 00:36

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