ゲント美術館の名品展(世田谷美術館)
ベルギー「ゲント美術館の名品展」を観に世田谷美術館に行って来ました。
夏休みの宿題でしょうか、子供がメモを取りながら鑑賞している家族が何組かいました。
9月4日まで開催
ヨーロッパ近代美術の教科書の様な展覧会でした。
図録の写真は感心しませんが、内容が豊富なので、購入しました。(写真はその表紙です)
なんと11のコーナーに分けて展示されています。
もうこうなったら、気になった絵画の羅列しかありません。
Ⅰ新古典主義
ミラノの聖女ヴェロニカ(フランソワ=ジョセフナヴェ 1816)--構図、表情、絵肌が良い。
Ⅴレアリスムから自然主義まで
お絵かき上手(ヤン=フランス・ヴェルハス 1877)--ブルジョアの子供達かくあり、このようなリアルな絵も嫌いではありません。
村の子供達(ジェムズ・ガスリー 1884)--色のバランスがとても良い。子供の顔の表情がとても印象的。
Ⅵ印象主義
冬景色(グスターブ・デン・ダイツ )---灰色の空に透けるオレンジ色の陽光がまさに印象に残ります。
Ⅶ新印象主義
晴れた日(エミール・クラウス 1899)---ルミニスム(光輝主義)の作品。揺れ動く光を描き込んだ作品。
Ⅷ象徴主義
マグダラのマリア(アルフレッド・ステヴァンス 1887)---ただ異様な雰囲気ということで......
茶色の瞳と一輪の青い花(フェルナン・クノップ)--ひたすらクノップらしい絵ということで......
期待(ジョルジュ・ミンヌ 1914)---こういう雰囲気は結構好きです、ブロンズも良かった。
長くなりそうなので、これまでにしておきます。
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コメント
コメント、T・B有難うございます。
paul-ailleursさんは一ヶ月前にいかれたのですね。
私にとって新鮮に感じられる絵画が結構あって楽しめました。ご指摘のように館員が細かいことで、注意している光景をよく見かけますが、良い気持ちはしませんね。新宿の東郷美術館では受付で、鉛筆を貸してくれるので、私はそちらを利用します。先日は、返すのを忘れて持ち帰ってしまいました。
世田谷美術館へは、成城学園前駅からバスで行くので、少々不便さを感じています。何時も、車で行こうか迷うのですが、世田谷道路の混雑と駐車場で待つ可能性を考えて、電車で行っています。
投稿: paul-ailleursさんへ---mako(雑感ノート) | 2005.09.03 02:31
こんばんわ。
絵の写真が豊富で楽しく読ませていただきました。すべて記憶に残っている作品ばかりで、ひと月前が蘇ってきました。
投稿: paul-ailleurs | 2005.09.02 23:36