絵のなかのふたり(ブリジストン美術館)
暑かった日曜日の午後ブリジストン美術館に行ってきました。
展覧会場に入るとすぐ、マルク・シャガールの三作品が展示されていて、かなりのインパクトを受けました。
枝(1956-62年)
ヴァンスの新月(1955-56年)(パンフレットの絵)
恋人たちとマーガレットの花(1949-50)
解説に、シャガールは男女の愛を人生の喜びとし、抱き合う二人や結婚を祝福された二人に自分と愛する妻ベラを重ねて描きましたとあります。
展示は、以下の四つのグループに分けられています。
1、恋人たち
2、二人の物語
3、母と子
4、アトリエの作家とモデル
5、ペア
少々こじつけの感は否めませんが、それなりに楽しめました。
2、二人の物語のコーナーで虹の作家靉嘔の作品(絵物語 ミズ・アンド・ミスター・レイン1974年)が楽しめます。
3、母と子のコーナーではエドヴァルト・ムンクのドライポイント(病める子1984年)がとても良い。
4、アトリエの作家とモデルのコーナーでは、パブロ・ピカソの(画家とモデル1933年)(ドライポイント)と安井曾太郎の(画家とモデル)(木版)1934年が夫々、作家らしさが出ていてよかった。
また、常設展示にも良い作品が多く、特に日本の近代作家の秀作が鑑賞できます。
特に黒田清輝の(プラハの少女)1891年がとても好きです。
9月11日までの開催
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コメント
はろるどさん
コメント、T.B有難うございます。ブリジストン美術館は充実していますね。他のコレクションで、結構行ってがっかりというのもありますね。
はろるどさんのblogはよく拝見しています。
また、どこへ行くかの参考にもさせていただいています。これからもよろしくお願いいたします。
投稿: mako(雑感ノート) | 2005.08.12 12:45
こんばんは。
私も先日見てきました。
ともかく初めにあったシャガールの三点には目を奪われました。
良い作品でしたよね。
>常設展示にも良い作品が多く
ここの常設を本格的に見るのは初めてでしたが、
とっても充実していて見応えがありました。
名品ばかりですよね。
投稿: はろるど | 2005.08.12 00:18