« 片岡球子展 | トップページ | 香合の美(八王子夢美術館) »

2005.05.08

ゴッホ展

blog

混雑する中で観るのはいやだなと思って敬遠していたのですが、開催期間終了が迫ってきたので混雑覚悟で行ってきました。三時半ごろ到着しましたが、案の定会場の外まで人があふれて並んでいる状態でした。

さすがに、これではと思い、まず常設展示を見に行きました。常設展のreportはそのうちということにして.....

6時前に再度行ってみると、入り口に並んでいる人はいなくなっていました。
但し、展示場内は行列が続いています。仕方なく入りました。

Ⅰ宗教から芸術へ
 このコーナーでは、牧師になることをあきらめ、画家へと転進するゴッホとその周辺の動きがテーマです。
 死の床の女(18881~83)が良い
一時、生活を共にしていた、あの薄幸の女性でしょうか?

Ⅱ農民の労働、芸術のメタファー
 オランダ国内を移り住みながら労働者(職工)を描いた時代。
 古靴(1886)が展示されている。

Ⅲパリ--闇から光へ
 1886年3月パリに移り、印象派の画家と親交を持ちます。パンフレットには、「ファン・ゴッホは自らのグループを
「裏道りの印象主義者たち」と名づけます」とあります。
レストランの内部(1887)が明るい色調の点描画風で印象に残りました。
芸術家としての自画像(1888)いよいよ、ゴッホ独特の筆使いが.....

生意気を言うようですが、この時期までは、同時に展示されている同時期の画家たちの絵の方が訴えてくる力は上のようです。

blog

Ⅳアルル--ユートピア
ファン・ゴッホは浮世絵に見られる明るさを求めて1888年2月アルルにやってきました。黄色い家に画家のユートピアを作ろうとしますが、ゴーギャンとの考え方の行き違い等々もあり、精神的に不安定になり耳の一部を切り落とすという事件を起こした時期でもあります。独自の色彩論によって製作を始めた充実した時期でもあった。
種まく人(1888)、夜のカフェテラス(1888)、黄色い家(1888)子守女(ルーラン夫人の肖像)(1889)ミリエの肖像(1888) この展覧会のクライマックスとでもいうべき、ゴッホ全開のコーナー、人だかりが動きません。やはり、この種の絵画は、印刷物では無理、筆の動き、絵の具の隆起、輝き、光......

Ⅴ「模写」
 自分の意志でサン=レミ郊外の療養院に入院したゴッホは、回復を待って模写をしました。
 悲しむ老人(1891)がとても切ない。自分のリトグラフ悲しみ(1982)を模 写彩色したようです。

 「最後の風景」
 糸杉と星の見える道(1889)、サン=レミ療養院の庭(1889)、医師ガシュの肖像(1890)等 が展示されています。
 いよいよ最終章です。私はどちらかというと、サン=レミ療養院の庭が好きです。

 以前に読んだ小林秀雄の「ゴッホの手紙」の内容を思い出しながら観ました。

 やはり、来てよかった。鑑賞後の感想です。

 一部パンフレットの文章を引用しています。
 

|

« 片岡球子展 | トップページ | 香合の美(八王子夢美術館) »

コメント

makoさん
コメント&TBありがとうございます。
ゴッホは名古屋でも長蛇の列で、大混雑でした。
でもやっぱり見てよかったです。それと、絵を見て切ない気分になったのは、初めてでした。

投稿: イッセー | 2005.09.05 23:53

今日行ってきたんですが混んでましたねえ・・・。予想はしてましたが、有名ですからねえ。先日行ったジョルジュ・ド・ラ・トゥール展は空いてたんですが。

投稿: くらくら | 2005.05.10 20:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゴッホ展:

» ゴッホ展 [blog:Museum a_go_go EX ]
ゴッホ展 2005年7月26日(火)~9月25日(日) 愛知県美術館 午後2時ち [続きを読む]

受信: 2005.09.05 23:48

« 片岡球子展 | トップページ | 香合の美(八王子夢美術館) »