« ベルリンの至宝展 | トップページ | 岩本和子展 »

2005.05.23

ジョルジュ・ド・ラトウール展


日程的に厳しいので、キャンセルしようかと考えていましたが、やはり行ってしまいました。
昼食時を狙って行ったのですが、案の定、混んでいました。

blog

実に良い展覧会でした。どの展覧会も作品のできにばらつきがあるものですが(私の趣味の問題ですが)今回の作品は、全てと言っていいほど良い作品が揃っていました。

その中でも私のbest 3は次の通りです。

聖ペテロの悔悟(聖ペテロの涙) 
 上目づかいの眼、胸の少し上で上下に握られた手、床に置かれたランプに透ける衣、透ける足、実に計算しつくされた構図、なんともいえない表情に見入ってしまいました。鶏が説明的に描かれています。

聖ヨセフの夢(聖ヨセフの前に現れる天使)
 ラトウールが蘇るきっかけけとなった絵画のようです。全体的に言えそうですが女性の顔が、現代にも通じるような気がしました。この絵画に描かれた女性は女優ジュリアン・ムーアに似ていませんか?光と影の描き方が静謐そのものです。品がいいですね。
2blog

ダイヤのエースを持ついかさま師
 背景の黒が四人の表情を引き立てています。どうでしょうか、四人の目の描写は見事に心象を表していると思いませんか、右側のだまされる女性の目、二人の女性と一人の男性の夫々の思惑が端的に伝わってきます。
2blog

光と闇の描き方が強調されていますが、私は巧みな表情の描写にもっと光を当ててもいいのではないかと思いました。

国立西洋美術館で5月29日まで開催。

常設展は、写真撮影可です。気に入った作品を撮影してみては.....フラッシュは不可です。

月に2回無料観覧日がありますので、利用してみるのもいいと思います。HPで確認してください。


blog


|

« ベルリンの至宝展 | トップページ | 岩本和子展 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジョルジュ・ド・ラトウール展:

« ベルリンの至宝展 | トップページ | 岩本和子展 »