香合の美(八王子夢美術館)
午後三時頃八王子の町を歩いていたら、雷鳴と共にひょうが降ってきました。私の頭にもごつんとあたりました。
目的地の八王子夢美術館はすぐそこでしたが、しばらく雨宿りをして、ひょうの降る町を眺めていました。
ビルの二階にある美術館に入ると、やはり中高年のご婦人が主な展覧者でした。(少々、話し声が気になりました)
モネとも親交のあった、フランスの元首相クレマンソーが収集したという、香合がそれぞれの窯元、作者に分けられ、説明書きとともに展示されています。
どれもこれも、可愛らしくて、いいのですが、私は、京焼き、青磁、染付け香合がとても気に入りました。
このような展覧会もいいですね。
欲しくなってしまいましたが、経済が許さず断念です。
以下にパンフレットの一部を引用します。
1976年カナダ最古の美術館でもあるモントリオール美術館収容庫からおよそ三千点にも及ぶ大量の香合が発見されました。これは十九世紀にフランスの元首相ジョルジュ・クレマンソー(1841~1929)によって収集され、その後長い間行方不明になっていたものでした。
中略
これらは江戸時代末から明治時代前半期の日本各地で作られた陶磁器ですが、より時代の古い志野や織部も含まれており、質量とも他に類をみません。
以下略
ひょうが降っていたときの道路の写真です
| 固定リンク
« ゴッホ展 | トップページ | ベルリンの至宝展 »
コメント