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2004.08.10

なんとなくいい映画2本

涙ぼろぼろとかで大感激の映画ではありませんが、なんとなくいい映画です。映画を観ながら怒ったり、泣いたり、笑ったりの映画も、感情が発散できて鑑賞後さっぱりしていいですけれど、なんとなくいいと言う映画も捨てがたいものです。

クリクリのいた夏
毎日、すし詰めの満員電車で通勤する、私を含めた殆どの日本人の生活とつい比較して考えてしまいます。

少々横着して、他人の評を引用させて頂きます。

(以下は星乃つづりさんの評を引用させていただきました)
フランスで200万人を動員した大ヒット作。30年代当時、今ではもう埋め立てられてしまった沼地の住民たちは、スズランをブーケにしたり、カエルやカタツムリをとって町で売ったり、貧しいながらも助け合い、自給自足の生活を送っていた。少女クリクリもそこで明るく元気に育った。
沼地にふりそそぐ陽光、木々の緑の美しさなどが、すばらしいカメラワークで映しだされる。素朴でのどかな日々、時間はゆったりと過ぎ、人と人のふれあいは限りなく温かい。
この映画がヒットした要因は単なる郷愁からではなく、私たち人間にとって本当に大切なものを描き、心を癒してくれるからであろう。ゆったりと幸せな気持ちに浸れるきらめきが詰まった作品だ。(星乃つづり)

アイリス
私の感想は、筋書きとしては平凡な内容ですが、何しろ役者がすばらしい、日本には本物の役者が少なすぎると感じてしまいました。

内容(「Oricon GE」データベースより)
文学の才能溢れるアイリスに恋をしたジョン、純粋なジョンに次第に惹かれていくアイリス、やがて二人は結婚。後にアイリスはイギリスを代表する作家になる。時が経ちアイリスは全ての記憶、そして言葉さえ奪われてしまう。だが運命でさえ二人の愛だけは奪えなかった。イギリスで最も素晴らしい女性と讃えられる作家アイリス・マードックと夫ジョンの激しく深い愛の軌跡。

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受信: 2004.08.18 13:25

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