トヨタ純利1兆円超をどう感じましたか
トヨタの決算で純利益が一兆円を超えました。売上は、17兆を以上です。社長によれば、利益は、環境対策、設備投資にあてるとのことですが、自動車業界も、ハイブリット、燃料電池、等々、先を見越した対応に危機感をもっているようです。対応を見誤ると一寸先は闇というわけです。今日の朝日新聞はトヨタの純利1兆円超を一面トップ記事で取り上げていました。その記事の終わりに、経費節減効果があったとあり、増産に対して6万5千人の社員を増員せず、季節労働者で対応したとかいてありました。トヨタの成功は、いいことだとは思いますし、企業努力には敬意を持ちますが、角度を変えて観ることも必要だとと思いいます。季節労働者の目に、今回のことはどう写るでしょうか。鎌田慧さんのお考えに全面的に賛同するものではありません。また、生産方式も当然変わってきていると思いますが、鎌田氏のルポルタージュ自動車絶望工場(ある季節工の日記)---講談社文庫昭和58年一刷発行---は印象に残る一冊です。氏が季節工として実際働きその体験を一冊の本に纏めています。
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