家永三郎コレクション
町田市立自由民権資料館が2004年度第一回企画展として家永三郎コレクションを開催します。
(4月29日~7月4日まで)
2002年にお亡くなりになりましたが、資料館では、日本近代思想史の研究 に利用された文献資料(明治期の出版物を中心とする)を譲り受け「家永三郎文庫」として保存管理していくことになったそうです。
私自身は、氏の本、論文等は殆ど読んだことはありません。ただ、教科書裁判の件で私の本棚に検定不合格日本史という本があります。
ちょっと興味があるので、この本の序文の一部を下記に紹介します。(文部省の 審査結果内容についてのほんの一部ですが.....)
第3に、過去の史実により反省を求めようとする熱意のあまり、学習活動を通じて祖先の努力を認識し、日本人としての自覚を高め、民族に対する豊かな愛情を育てるという日本史の教育目標から遠ざかっている感が深い。
この本は1956年に検定申請用に提出されたものです。28年経った今、日本人の歴史観も含め何が変わりまた、変わらないのか。比較検証してみるのも良いのでは....
チョト私には無理な課題ですが。
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