2018.01.22

「野生展:飼いならされない感覚と思考」

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「野生展:飼いならされない感覚と思考」は、
21_21 DESIGN SIGHTで開催されています。


会期 2017年10月20日(金)~ 2018年2月4日(日)

この展覧会のディレクター、中沢新一氏のメッセージ

「人間みんなが同じ世界に生き、同じような体験をして、夜見る夢も同じようになっていく現代に、まだ管理され尽くしていない、まだ飼いならされていない心の領域が、どこかに生き残っている。私たちはそれを「野生の領域」と呼ぶことにした。

この「野生の領域」に触れることができなければ、どんな分野でも新しい発見や創造は不可能だ。

どうやったら、私たちは心の中の「野生の領域」に触れることができるか、どうしたらそこへの通路を開くことができるか。生活と仕事の中でこの「野生の領域」への通路を開く鍵を発見することが、「野生展」のテーマである。

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丸石信仰(自然信仰)から始まり、南方熊楠の思考方法における「野生発見方法の着想」。
「野生の依り代」としての土偶、埴輪など・・・
野生の化身としてのかわいい玩具など。
さらに、芸術における研究やインスピレーションのフィールドを「野」ととらえ、大地に根付いた思考、信仰などから生まれた、仮面、人形、映像などを展示しています。

(南方熊楠の思考、方法論を上手く解説していました)
実践的な科学者であった熊楠は、世界の真実のありさまは「因果関係」のような狭いデータ処理方法ではとらえることができないことを体験でよく知っていました。熊楠は科学者であると同時に、仏教思想にも深い知識と理解を持っていましたから、「因果」の論理を超える「縁起」のネットワークによって、はじめて世界の実相はわかると考えました。そしてこの「縁起」の超論理を土台に据えた新しい科学方法論を構想したのです。


展覧会の構成は次の通りです。
野生への入り口
脳の中の森 - 南方熊楠の発見方法
「かわいい」の考古学:野生の化身たち
野(の)をひらく鍵


展示風景です。
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この展覧会は一部の展示品を除いて撮影可です。(条件あり)
以下にまとめてみました。


HPの解説です。
21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年10月20日より企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」を開催します。展覧会ディレクターには、思想家で人類学者の中沢新一を迎えます。中沢は、各地のフィールドワークを通じて、時代や領域を横断し、学問の垣根を超えた研究を行ってきました。

人間の文化と生活には、心の土台となる「野生」の能力が欠かせません。私たちのもつ本能であり、知性でもある野生は、創造力に大きな刺激を与えるきっかけになります。たとえば、明治時代の日本が生んだ大博物学者、南方熊楠(みなかたくまぐす)は、偶然の域を超えた発見や発明、的中(てきちゅう)を「やりあて」と呼び、それを繰り返すことで、粘菌学の領域をはじめ神話学や民俗学にも優れた足跡を残しています。熊楠のような思考の跳躍は、ものづくりや表現の歴史においても、度々その例を見いだすことができます。

理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。

現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。本展では、現代の表現者たちのもつ野生の魅力に着目し、さまざまな作品や資料を通して、その力を発動させるための「野生の発見方法」を紐解いていきます。

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2018.01.18

生誕100年 ユージン・スミス写真展

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生誕100年 ユージン・スミス写真展は、
東京都写真美術館で開催されています。

会期 2017年11月25日(土)~2018年1月28日(日)


「写真は、せいぜい小さな声に過ぎないが、ときたま ― ほんの時たま ― 1枚の写真あるいは1組の写真が我々の意識を呼び覚ますことができる。
私は写真を信じている。
もし十分に熟成されていれば、写真は、ときにはものを言う。
それが私 ― そしてアイリーン ― が水俣で写真を撮る理由である」
09
水俣問題の中央公害審査委員会 東京1973年頃
© Aileen M. Smith
ユージン・スミスというと、やはり水俣に取材した写真でしょうか、日本人にとっては・・・
ユージン・スミスは、日本に特別な思い入れがあるようです。
若き日の日本人写真家との出会い、第二次世界大戦の沖縄、そして水俣・・・・・
ライフ誌で手掛けた、多くのフォトエッセイから続くユージン・スミスの仕事を150点の作品で概観しています。

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「私がねらっていたのは、それを見た人々には”これが戦争なのだ”と言ってもらえる。
戦争に行ったことのある人には”私が正しく彼らの体験を捉えている”と思ってもらえるひと組の写真だった。
私は、戦争は悲惨だと言う捉え方で仕事をしてきた。
これらの写真で試みてきた事を私はこれからも続けていきたい。
戦争は、この世の縮図であり、様々な事柄が、ごまかしようもなく鮮明に現れる。
人種的偏見・貧困・憎悪・偏狭は平時の生活のうちにも蔓延するが、戦争の中でほど否応なくはっきりとは捉えられない。
02
発煙手榴弾で追い立てられる民間日本人 サイパン 1944年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

「私は今なお真実を必死に追い求めている。
いかにしてピクチャーストーリーを仕上げるかと言う答えを見出そうと努めている。
ほとんどの作品は、写真に絵画的、編集的一貫性を持たせるため、ある程度の演出・再構成・ト書きを必要とする。
とは言え写真をよりドラマチックにし商業的価値を高めると言うだけの理由でこうした細工を施すのは現実の歪曲につながる。
私は私自身のやり方に固執する。それが正当性を持つ限りにおいてではあるが」


展覧会の構成は以下の通りです。
1. 初期作品
2. 太平洋戦争
3. カントリー・ドクター
4. イギリス
5. スペインの村
6. 助産師モード
7. 化学の君臨
8. 季節農場労働
9. 慈悲の人
10. ピッツバーグ
11. ロフトの暮らし
12. 日立
13. 水俣

01
ウォーターライドのカップル ニューヨーク郊外 1941年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

03
馬に蹴られて負傷した少女緊急処置をほどこす デンヴァー郊外 1948年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

04
三世代の炭鉱労働者 ウェールズ 1950年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

05
ゴーグルをはめた鉄鋼労働者 ピッツバーグ 1955年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

06
通夜 スペイン 1950年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

07
建設現場のシュヴァイツァー ガボン 1954年
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

08
巨大な鉄製暗渠の検査 日立 1961年頃
© 2017 The Heirs of W. Eugene Smith

HPの解説。
W.ユージン・スミス(1918-1978)は、写真史上、もっとも偉大なドキュメンタリー写真家のひとりです。グラフ雑誌『ライフ』を中心に「カントリー・ドクター」、「スペインの村」、「助産師モード」、「慈悲の人」など数多くの優れたフォト・エッセイを発表し、フォト・ジャーナリズムの歴史に多大な功績を残しました。
とりわけ日本とのかかわりが深く、17歳のときニューヨークで偶然であった日系写真家の作品につよい感銘をうけ写真の道を志すきっかけになったこと、太平洋戦争に従軍して、戦争の悲惨で冷酷な現実をカメラで世に伝えんとして自らも沖縄戦で重傷を負ったこと、戦後の日本経済復興の象徴ともいえる巨大企業を取材した「日立」、その経済復興の過程で生じた公害汚染に苦しむ「水俣」の漁民たちによりそった取材などがあります。
本展覧会は、生誕100年を回顧するもので、スミス自身が生前にネガ、作品保管を寄託したアリゾナ大学クリエイティヴ写真センターによる協力のもと、同館所蔵の貴重なヴィンテージ・プリント作品を150点展示します。情報あふれる現代社会に生きる私たちにとって、ジャーナリズムの原点をいま一度見つめ直すきっかけになることでしょう。

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2018.01.16

色絵 Japan CUTE !

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「色絵 Japan CUTE !」展は、
出光美術館で開催されています。


会期 2018年1月12日(金)~3月25日(日)

展示会場の冒頭で、色絵の器を、寿ぎのモチーフ・季節のモチーフ(春・夏・秋)に分けて紹介し
次のコーナーでは小袖の摸様、文学の景色を反映した器
さらに、西欧を魅了した柿右衛門・古伊万里と、模倣(応用)して作られたウースター窯、チェルシー窯などの作品を並置して分かり訳す解説しています。

後半では、丸文・多角形・などの器形・摸様に分類して
また、青と緑・赤の色彩の組み合わせと、花模様の数々を表した器

最終章では、茶会に用いられる多様な器が展示されています。(輸出用のものも含めて)

江戸時代前期から、明治、昭和(展示数は少ないですが)までの色絵を施した器を分かり易く解説した展覧会になっています。

柿右衛門、鍋島、乾山、仁清の作品が、やはり印象に残りました。
色絵の器の中で、これらの作品の位置づけを再確認するのにも役立つ展覧会だと思いました。

展覧会に構成は以下の通りです。
第1章 季節を祝う、慶びを贈る
第2章 ファッションと文学
第3章 Japan CUTE、世界を駆ける
第4章 かたち・色 百花繚乱
第5章 色彩茶会(カラフル・ティーパーティ)

01
色絵七福神文酒器 古伊万里 江戸時代中期
欧州へ輸出された古伊万里の酒器。
七福神や美しい飾りがついていて、欧州に美しい色絵への憧憬を掻き立てた。

02
色絵花鳥文大皿 古伊万里 江戸時代中期 出光美術館蔵

03
色絵紅葉文壺 尾形乾山 江戸時代中期 出光美術館蔵
小さな壺をあざやかな緑色で塗りこめ、その上に星のような形に抽象化した紅葉文を、型紙摺であらわしています。紅葉文の中央は赤・青・黄・黒といったさまざまな色彩で飾られ、素朴な筆づかい
とあいまって、にぎやかな可愛らしい器になっています。(キャプションを引用しました)

04
色絵梅菊文水注・ティーカップ ドイツ・マイセン窯 18世紀 出光美術館蔵

05
色絵菊花文鉢 江戸時代前期 出光美術館蔵

06
色絵花鳥流水紋蓋者 柿右衛門 江戸時代前期 出光美術館蔵
白くなめらかな白磁に流水文が彫られ、その波間に浮かぶように藍・赤・緑の菊花が漂っています。流水文は流麗な線をみせ、白い陰影の効果は、浮世絵の「空摺を連想させます。清明な色彩にもまして、柿右衛門色絵の見どころといえるのが、乳白色の白磁の美しさです。(キャプションを引用しました)

07
色絵熨斗文茶碗 野々村仁清 江戸時代前期 出光美術館蔵
ゆったりとした椀形の茶碗に金彩で縁取りをした赤・藍・水色の熨斗がめぐっています。熨斗文は祝儀に用いる吉祥意匠で、友禅染などにも使われました。椀をめぐる熨斗の動きはよどみなく明るく澄んだ色調、ほつれた根元おの部分を表あらわす表す繊細な金彩など茶席においてどの角度から見ても美しく人々を魅了したことでしょう。
(キャプションを引用しました)


HPの解説。
色絵は、古九谷・柿右衛門・鍋島といった磁器や、野々村仁清(ののむら にんせい)・尾形乾山(おがた けんざん)の京焼に代表される、江戸時代に花開いたカラフルなやきものです。
将軍家や御三家への贈物として、佐賀・鍋島藩で作られた特別なうつわ〈鍋島〉に宿るのは、こまやかな季節の移ろいに心を寄せ、上巳(じょうし 雛祭)や七夕(しちせき)といった「五節句」に季節を祝う、日本人の繊細な季節感です。小袖意匠をアレンジした〈古九谷〉には、流行に敏感で、時に大胆なデザインを生活に取り入れる、斬新なファッション性がみられます。
仁清や乾山の京焼を飾る和歌・能の意匠は、豊かな文学の伝統を、遊戯性あふれる宴のうつわに仕立てたもの。そして欧州の王侯貴族など、世界を魅了した〈柿右衛門〉〈古伊万里〉は、カラフルで楽しい日本デザインに、国境を越えて人々を幸せにする、普遍的な魅力があることを物語っています。
色絵は、狭義には釉薬(ゆうやく)をかけて焼いてから、色絵具で絵付けをしたやきものです。しかしこの展覧会では「色絵」をより広く、カラフルな色彩の美を楽しむやきものとしてご紹介いたします。日本文化の多彩な特性を映し出す、絢爛として愛らしい色絵の世界を、どうぞお楽しみください。

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2018.01.12

北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

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「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」展は、
国立西洋美術館で開催されています。

会期 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)


北斎が如何にして西欧に伝えられ、浸透していったかの検証をプロローグとして、人物、動物、植物、風景、富士の各モチーフに分けて「モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70点の計約110点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示します。(HPから)」・・・・展示しています。
単品だけでなく、富嶽三十六景などににみられる連作をセザンヌのサント=ビクトワール山の複数の作品に見たり。
さらに平面作品、彫刻、工芸等々の様々な作品に多大な影響を与えたことが分かります。

北斎が西欧に与えた衝撃と影響の拡がりにも驚き!
あらためて画狂北斎は凄いと・・・・

展覧会の構成は以下の通り。
第1章北斎の浸透
第2章北斎と人物
第3章北斎と動物
第4章北斎と植物
第5章北斎と風景
第6章北斎と富士


01
ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山》 1886-87年 油彩、カンヴァス
フィリップス・コレクション、ワシントンD.C. 

02
葛飾北斎 《冨嶽三十六景 駿州片倉茶園ノ不二》 天保元-4年(1830-33)頃 横大判錦絵 
オーストリア応用美術館、ウィーン 


03
エドガー・ドガ 《踊り子たち、ピンクと緑》 1894年 パステル、紙(ボード裏 打) 66 x 47cm 
吉野石膏株式会社(山形美術館寄託)

04
葛飾北斎 『北斎漫画』十一編(部分) 刊年不詳 浦上蒼穹堂

05
メアリー・カサット 《青い肘掛け椅子に座る少女》 1878年 油彩、カンヴァス 
ワシントン・ナショナル・ギャラリー 

06
葛飾北斎 『北斎漫画』初編(部分) 文化11(1814)年 浦上蒼穹堂

07
ポール・ゴーガン 《三匹の子犬のいる静物》 1888年 油彩、板 
ニューヨーク近代美術館 

08
葛飾北斎 『三体画譜』(部分) 文化13(1816)年 
浦上蒼穹堂

09
フィンセント・ファン・ゴッホ 《ばら》 1889年 油彩、カンヴァス 
国立西洋美術館(松方コレクション)

10
葛飾北斎 《牡丹に蝶》 天保2-4年(1831-33)頃 横大判錦絵 
ミネアポリス美術館 

11
クロード・モネ  《陽を浴びるポプラ並木》 1891年 油彩、カンヴァス 
国立西洋美術館(松方コレクション)

12
葛飾北斎  《冨嶽三十六景 東海道程ヶ谷》 天保元-4年(1830-33)頃 横大判錦絵 
ミネアポリス美術館 

12_2
カミーユ・クローデル《波》 1897-1903年 オニキス、ブロンズ
ロダン美術館、パリ

13
葛飾北斎  《冨嶽三十六景 神奈川県沖浪裏 天保元-4年(1830-33)頃 横大判錦絵
ミネアポリス美術館 


HPの解説。
19世紀後半、日本の美術が、西洋で新しい表現を求める芸術家たちを魅了し、“ジャポニスム”という現象が生まれました。なかでも最も注目されたのが、天才浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)。その影響は、モネやドガら印象派の画家をはじめとして欧米の全域にわたり、絵画、版画、彫刻、ポスター、装飾工芸などあらゆる分野に及びました。
本展は西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す、日本発・世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70点の計約110点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示します。北斎という異文化との出会いによって生み出された西洋美術の傑作の数々を堪能しながら、西洋の芸術家の眼を通して北斎の新たな魅力も感じていただけることでしょう。

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2018.01.09

レアンドロ・エルリッヒ展

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「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」は、
森美術館で開催されています。

会期 2017年11月18日(土)~ 2018年4月1日(日)

この展覧会は、二人以上で行くと、さらに楽しむことできますよ ・・・・と思いました。

老若男女、洋の東西を問わず誰でも楽しめます。
場所柄もあるのでしょう、友達同士、家族ずれ、外国の方が入り混じって作品を(作品に入り込んで)楽しんでいました。

この仕掛け、どうなってるんだろう・・・なんていう見方も楽しいです。


本展HPの解説です。
レアンドロ・エルリッヒは、国際的に活躍するアルゼンチン出身の現代アーティストで、日本では金沢21世紀美術館に恒久設置された《スイミング・プール》の作家としても知られています。
大型のインスタレーションから映像まで、エルリッヒの作品は視覚的な錯覚や音の効果を用いて、わたしたちの常識に揺さぶりをかけます。一見どこにでもある見慣れた風景ですが、よく見ると、水がないのに舟が浮かんでいたり、人々がさまざまなポーズで壁に張り付いていたりと、その異様な光景に観客は驚きと違和感を覚えることでしょう。自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、という事実に気付くのです。
本展は、エルリッヒの四半世紀にわたる活動の全容を紹介する、世界でも過去最大規模の個展です。新作を含む44点の作品を紹介し、その8割が日本初公開となります。作品を通してわたしたちは、見るという行為の曖昧さを自覚し、惰性や習慣、既成概念や常識などを取り払い、曇りのない目で物事を「見る」ことで、新しい世界が立ち現われてくることを、身をもって体験することになるでしょう。

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この展覧会は写真撮影可です。(条件あり)
動画も撮れますが1分以内で、ということです。
以下にスマホで撮った写真で作品の一部を紹介します。

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作家名:レアンドロ・エルリッヒ
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

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《反射する港》
水に浮かぶ船に見えますが、コンピューターで揺れを表現(コントロール)しています。

03
《雲》
国や島の形をした雲が白色セラミックインクで表現されています。(一定の間隔のガラスの層で表現)

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《教室》
手前の部屋に入った観客の姿はガラスに映り込み、奥の部屋の中で亡霊のように現れる。

04
《試着室》
鏡の迷路・・・・おっかなびっくり、出口に向かう!

01
《建物》
一番人気の作品です。
順番待ちができます。

”まとめ”です。

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2018.01.04

博物館に初もうで 2018年

2018

「博物館に初もうで」は東京国立博物館で開催されています。

会期 2018年1月2日(火) ~ 2018年1月28日(日)

年々この企画への観覧客が増加傾向にあるようで、3日も混んでいました。
ゆっくり観ることができないな~なんて思いました。

今年は戌年です。
本館 特別1室・特別2室で「犬と迎える新年」が開催されていて、皆さん可愛いワンちゃんを写真に撮っていました。

一番人気は、円山応挙筆「朝顔狗子図杉戸」ですかね~
「かわいい~」と皆さん・・・・・
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朝顔狗子図杉戸 円山応挙筆 江戸時代・天明4年(1784)

隣のこちらの作品も・・・
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狗子図 1幅 円山応瑞筆 江戸時代・18世紀

毎年定番のイベント、獅子舞と和太鼓演奏が行われていました。(2日、3日開催)
獅子に頭を噛んでもらおうとする人々の行列。
そして、大黒様に小槌で頭をたたいてもらう人々。
大賑わいです。
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その他、コンサートなどのイベントが盛りだくさんでした。


生け花も毎年人気です。
正月ですね~
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今年(新春)の国宝展示室展示作品は「国宝 釈迦金棺出現図」です。
素晴らしい作品です。
(人垣が絶えなかった去年までの長谷川等伯「松林図屏風」ではありませんでした)、
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国宝 釈迦金棺出現図 平安時代・11世紀 京都国立博物館蔵

釈迦が、入滅後に駆けつけた母のため、神通力でお棺から起き上がって説法をしたという劇的な場面を描きます。

28日までですから、もう一度ゆっくり・・・と思っていますが・・・


HPの紹介文から・・・
新年の「ワンシーン」をトーハクで。

新年恒例となる「博物館に初もうで」も、今年で15年目を迎えます。
トーハクでは、干支の戌にちなんだ特集や国宝「古今和歌集(元永本) 下帖」や重要文化財「鳥獣戯画断簡」をはじめとする名品の新春特別公開、また吉祥をテーマにした作品など、お正月らしい作品の数々で皆さまをお迎えします。また、和太鼓や獅子舞などの伝統芸能もお楽しみいただけます。
一年のスタートにぜひトーハクへお越しください!

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2017.12.30

観てきた展覧会ベストテン 2017年

今年も"10件"の展覧会を選んでみました。(順位はつけていません)

関西の美術館、博物館で(巡回しない)評判になった展覧会が気になって仕方がなかったのですが・・行くことができなかったのが残念です。

思いつくままに選んでいますので、漏れている展覧会があると思いますが、選んだ展覧会はそれだけ”印象に強く残った企画であった”のも確かだと思います。

今年は、「初めて知る素晴らしい画家」を企画展から沢山教えてもらったな~という印象も・・・・

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国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業
ミュシャ展

会期 2017年3月8日(水)~6月5日(月)
国立新美術館
(圧倒的なスケールと物語性。スラブ叙事詩の全点を見ることが出来たのは幸せ。日本では、今回が最初で最後かもしれません。


2017
ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信
会期 2017年9月6日(水)~ 10月23日(月)
千葉市美術館
(清長の八等身美人も良いけれど、春信の初々しい男女の姿も大好きです。
春信の展覧会は見逃しません。)


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運慶 興福寺中金堂再建記念特別展
会期 2017年9月26日(火)~11月26日(日)
東京国立博物館 平成館
(仏像に感性を刻んだ革命仏師運慶作品の大量展示は圧巻の一言)


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怖い絵展
会期 2017年10月7日 (土) 〜 12月17日 (日)
上野の森美術館
(これ程キャプションを熱心に読んだ展覧会も珍しい。大人気の企画展。「レディ・ジェーン・グレイの処刑」一点だけでも大満足)


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特別展 「雪村-奇想の誕生-」
会期  2017年3月28日(火)~ 5月21日(日)
東京藝術大学美術館
(静と動の大胆な表現は、まさに奇想の画家。仏法の何たるか・・の方便でも有りました)


2017
「宮崎進-すべてが沁みる大地-」
会期 2017年7月15日(土)~10月9日(月)
多摩美術大学美術館
(時の権力、時勢の大きなうねりに翻弄された人(画家)の作品。このような展覧会はもっと企画されていい)


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「六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信」
会期 2017年9月16日(土)〜11月5日(日)
サントリー美術館
(「狩野派」って・・を狩野元信の作品を中心に分かりやすく解説した企画。サントリー美術館、こういうの得意ですね。


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オットー・ネーベル展
会期 2017年10月7日(土~12月17日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム
(色彩の研究を元に重層的なハッチング等も多用して独特の世界を作り上げた画家。カンデンスキーとクレーの間で埋もれていた感はありますが・・・。オットー・ネーベルという素晴らしい画家を教えてくれた企画展)


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シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才
会期 2017年2月28日(火)~2017年5月28日(日)
国立西洋美術館
(師アングルに「いずれ絵画のナポレオンになる」と言わしめた早熟の天才。37歳の若さで亡くなった画家。未知の画家を教えてくれました。)


1
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
会期 2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)
東京都美術館
(ゴッホと浮世絵に焦点を当てることで、逆にゴッホの全体像が明瞭に見えてきた。素人には嬉しい展覧会。
展覧会をきっかけに、映画を見直したり…本を読み返したりしました。)


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以下、”観てきた展覧会備忘録2017”まとめです。

観てきた展覧会備忘録 2017年12月


観てきた展覧会備忘録 2017年11月


観てきた展覧会備忘録 2017年10月


観てきた展覧会備忘録 2017年9月


観てきた展覧会備忘録 2017年8月


観てきた展覧会備忘録 2017年7月


観てきた展覧会備忘録 2017年6月


観てきた展覧会備忘録 2017年5月


観てきた展覧会備忘録 2017年4月


観てきた展覧会備忘録 2017年3月


観てきた展覧会備忘録 2017年2月


観てきた展覧会備忘録 2017年1月

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2017.12.29

観てきた展覧会備忘録 2017年12月

六本木開館10周年記念展
フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年
会期 2017年11月22日(水)~2018年1月28日(日
サントリー美術館


北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
会期 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
国立西洋美術館


オルビス30周年記念 「ケの美」展
会期 2017年11月17日(金)~12月24日(日) (会期終了)
ポーラ・ミュージアム・アネックス


上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」
会期 2017年11月17日(金)~2018年1月6日(土)
東京都美術館


東京都現代美術館所蔵 近代の写実展
会期 2017年11月17日(金)~2018年1月6日(土)
東京都美術館


南方熊楠生誕150周年記念企画展 南方熊楠 100年早かった智の人
会期 2017年12月19日(火)~2018年3月4日(日)
国立科学博物館日本館1階 企画展示室


レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
会期 2017年11月18日(土)~ 2018年4月1日(日)
森美術館


神の手●ニッポン展 III(会期終了)
会期 2017年12月1日(金)~12月24日(日)
目黒雅叙園 百段階段


特別展 「典雅と奇想―明末清初の中国名画展」(会期終了)
前期 2017年11月3日(金・祝)~11月19日(日)
後期 11月21日(火)~12月10日(日)
泉屋博古館(六本木)で開催されています。


書の流儀Ⅱ  ─美の継承と創意(会期終了)
会期 2017年11月11日(土)~12月17日(日)
出光美術館


「【特別展】没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―」(会期終了)
会期 2017年10月28日(土)~12月24日(日)
山種美術館


「THE EUGENE Studio 1/2 Century later.」 
会期 2017年11月21日(火)~12月24日(日)(会期終了)
資生堂ギャラリー

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2017.12.24

トーハクの一品(その4)ハート形土偶

トーハク(東京国立博物館)は頻繁に訪れるのですが、特別展、企画展を観終わると疲労感があって、何時も平常展はさらっと流して観賞ということになります。
記録に残すこともめったにないので・・・・
気になった一品を少しづつ投稿してみようと思います。
スマホで撮っています。定期的に展示替えが行われますので、必ず展示されているわけではありません。

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ハート形土偶(重要文化財)
群馬県東吾妻町郷原出土
土製
縄文時代(後期)・前2000~全1000年
個人蔵

ハート形の顔をもつことからハート形土偶と呼ばれる。土中の石囲いの中に横に寝かされた状態で発見されたという。本例はデフォルメされた顔や体の表現と渦巻文を中心とした文様の表現とが見事に組み合わされた優品として、ハート形土偶の中でも最も著名である。

土偶とは・・・・
土偶とは人形をした土製の焼き物で,女性を誇張,あるいはデフォルメした像が多い。縄文時代の早期に出現し,頭部の表現を欠き,かろうじて人形と判断できる板状の扁平なものから,中期頃に立像へと発展する。後・晩期に最も発達し,様式化した各種の土偶が登場するに及びその極致を迎える。


縄文時代とは・・・
トーハクの「日本の考古・特別展(平成館)」でも観ることができますが、
ここは科博(国立科学博物館)の展示から見てみます。
日本館の「歴史を旅する日本人」展示コーナーからです。

縄文時代には、採集狩猟と初歩的栽培に基づく豊かな生活が日本列島の多くの地域に定着した。
1_2
(縄文人)
若い父親が大きなスズキをモリで突いてきた。土器を作っていた妻、粘土で遊んでいた子供、そしてイヌも今夜のごちそうを期待して大喜び。縄文時代、森と海の幸に恵まれた日本列島では、各地で多様な食物資源を利用する定住性の生活が栄えていた。縄文犬は小型だが勇敢で、イノシシ猟には欠かせないパートナーだった。


そもそも土偶の意味するものとは・・・

子孫繁栄
宗教的象徴
精霊崇拝
五穀豊穣

などが考えられていますが、あくまでも想像でしかありません。
自分自身で想像を膨らませ、その造形を楽しむのも良いですね。

(画像の説明文は、各展示のキャプションの引用です)

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2017.12.22

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

1


ゴッホ展 巡りゆく日本の夢は、
東京都美術館で開催されています。

会期 2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)


フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、37年の短い生涯の中の9年間で900点以上の作品を制作、最後の3か月で200点を描き(多い時には日に3点も・・・)疲れ果て、麦畑で自らの腹を撃ちました。朝早くから夜遅くまで描き、そして最後はいつも独りぼっち・・・・

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ゴッホはミレーをとても尊敬していました。
そして、パリに移ってから浮世絵の構図と色面表現に刺激を受けました。
晩年には、うねるような筆触が表れます。
この作品は、ゴッホの全体像を象徴するような作品に思えました。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《種まく人》1888年 油彩・カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)

4
名所江戸百景 / 亀戸梅屋舗 歌川広重1857(安政4)年
木版、紙(縦大判錦絵)中右コレクション


ゴッホはパリ時代からアルル時代前半にかけて、浮世絵や日本に関する文献を集めるなど、日本に高い関心を寄せていました。
(本展にはゴッホの作品とともに、参考にしたと思われる浮世絵が沢山展示されています)

2_2
《花魁(溪斎英泉による)》フィンセント・ファン・ゴッホ1887年 油彩・綿布 
ファン・ゴッホ美術館 (フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵


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雲龍打掛の花魁溪斎英泉1820~30年代(文政後期~天保前期)
木版、紙(縦大判錦絵 縦2枚続)千葉市美術館


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《カフェ・ル・タンブランのアゴスティーナ・セガトーリ》フィンセント・ファン・ゴッホ1887年 油彩・カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館 (フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵

カフェ・ル・タンブランでは「浮世絵展」が開催されました。
女主人の右上の壁に浮世絵が飾られているのが分かります。


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パリでの生活に疲れたゴッホは新天地アルルに向かいます。
パリ滞在中の最後期に描かれた自画像(本展のチラシの表紙にも使われている)が展覧会の冒頭に展示されています。
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《 画家としての自画像 》フィンセント・ファン・ゴッホ 1887/88年 油彩、カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)

ゴッホは、南仏アルルの光と色彩を日本のイメージとダブらせていました。
「ここではもう僕に浮世絵は必要ない。なぜなら、僕はずっとここ日本にいると思っているのだから。したがって、目を開けて目の前にあるものを描きさえすればそれでいい」


ゴッホは、日本人の自然観、人生観を理想化し、芸術家たちがお互いに高め合う共同生活を計画します。
そしてその理想を実現すべく、ゴーガンと「黄色い家」での共同生活を始めますが、「耳切り事件」で崩壊してしまいます。

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《夾竹桃(きょうちくとう)と本のある静物》 フィンセント・ファン・ゴッホ1888年 油彩・カンヴァス
メトロポリタン美術館蔵(ジョン・L.・ローブ夫妻寄贈)


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《寝室》フィンセント・ファン・ゴッホ1888年 油彩・カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)

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《タラスコンの乗合馬車》フィンセント・ファン・ゴッホ1888年 油彩・カンヴァス
ヘンリー&ローズ・パールマン財団蔵 (プリンストン大学美術館 長期貸与)

黄色い家」の崩壊後は、「日本の夢」も遠ざかっていきますが、
サン・レミの精神病療養所に入ってからも、精力的に描き続け、独特のうねるような筆触で、オリーブの木を、空を、渓谷を描きます。そこには、まだ浮世絵のモチーフが見受けられます。

第1部の最最後に展示されている油彩画です。
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《ポプラ林の中の二人》フィンセント・ファン・ゴッホ1890年 油彩・カンヴァス
シンシナティ美術館蔵(メアリー・E.・ジョンストン遺贈)


この展覧会は、大枠で2部構成になっています。
第2部 は、日本人のファン・ゴッホ巡礼です。
ゴッホの死後、日本ではゴッホ憧憬が始まります。
1920年代に憧れの画家の終焉の地を多くの日本の画家や文学者た訪れました。
ゴッホが最晩年に交友を持ったオーヴェールの医師ガシェの一族のもとに残された3冊の芳名録には240名あまりの署名が記されています。
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(左)《芳名禄Ⅱ》1912~28 国立ギメ東洋美術館蔵
(右)ガシェ家を訪れた高田博厚と友人たち1939年4月24日 個人蔵


展覧会の構成は以下の通りです。
1 パリ 浮世絵との出逢い
2 アルル 日本の夢
3 深まるジャポニズム
4 自然の中へ 遠ざかる日本の夢
5 日本人のファン・ゴッホ巡礼


HPの解説。
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、パリ時代からアルル時代前半にかけて、浮世絵や日本に関する文献を集めるなど、日本に高い関心を寄せていました。一方で、ファン・ゴッホの死後、日本の芸術家や知識人が、この画家に憧れ、墓のあるオーヴェール=シュル=オワーズを巡礼していたことが明らかになりました。本展では、ファン・ゴッホの油彩画やデッサン約40点、同時代の画家の作品や浮世絵など約50点に加え、関連資料を通して、ファン・ゴッホと日本の相互関係を探り、その新たな魅力を紹介します。



東京都美術館「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」1~3章
InternetMuseum


東京都美術館「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」4章・5章
InternetMuseum

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