« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

2018.09.29

安部龍太郎著 「信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変」を読んでみました

Photo

信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変
著者 安部龍太郎
2018年7月30日 第一刷発行

イエズス会との断絶はスペインとの断交を意味している。
五か月にも及ぶ交渉でも合意できなかったのは、スペインが明国征服のための兵を出すように求めたからだと思われる、日本にはそれを示す資料は残っていないが、ヴァリニャーノがマニラ在住のスペイン総督にあてた手紙を読めば、そうとしか考えられない。
イエズス会とスペインを敵に回したために、信長政権はとたんに不安定化した。キリシタン大名や南蛮貿易で巨万の富を得ていた豪商たちが、信長を見限りはじめたからである。

信長政権が弱体化したのを見た義昭は、朝廷や幕府ゆかりの大名たちに檄を飛ばし、幕府再興のために兵を挙げるように求めた。これに応じたのが義昭の従兄弟で義兄弟にあたる近衛前久であり、前久の工作によって明智光秀が本能寺の変を起こしたのである。
(中略)
この当時、日本には三十万人のキリシタンがいたといわれている。その五分の一が成人男子だとしても、六万人の軍勢を集めることができる、こうした力を持つ日本のゴットファーザーは、高山右近、中川清秀、黒田官兵衛らであった。
そして彼らはいイエズス会と協力し、信長が光秀に討たれた直後に決起し、光秀を討つことで羽柴秀吉に天下を取らせる計略を立てた。秀吉の中国大返しは、こうして実現したのである。
(本書「はじめに」から抜粋)

浅学の私にとっては、「なるほど〜」と感じ入るしかないようなエピソード満載の楽しい読み物です。
安部龍太郎さんの小説は「等伯」を読んだことがあって・・ストーリー展開も絶妙で読みごたえがありました。
ということもあって、新聞広告でこの本を知り読んでみました。
他の作品も読んでみようかな~

以下に長々と目次を記しますので、その中身を想像してみてください。
この本は、雑誌に掲載した短文をまとめたものなので、この様な目次になっています。


信長はなぜ葬られたのか/目次
はじめに
本能寺の変、二つの真相
信長とポルトガル、そしてスペイン
イエズス会との断絶
中国大返しと日本のゴットファーザー
戦国時代は大航海時代だった 
火薬や鉛玉の調達が生命線

第一章 消えた信長の骨
秀吉は信長を見殺しにしたのか
殺気はらむ信長像
なぜ阿弥陀寺に墓があるのか
飴と鞭で旧勢力を組み入れる
本能寺から運び出された遺骨
近衛前久と朝廷黒幕説
清玉上人が秀吉の申し出を断った理由
遺された信長愛用の手槍

富士山麓に埋められた信長の首
一本の電話と西山本門寺
過去帳にある奇妙な記述
信長殺しの罪を光秀ひとりになすりつけた
馬揃えからわかる強い朝庭との緊張関係
不幸の原因は信長のたたりなのか
生前に位牌を納めた後水尾法皇

織田信長は、桶狭間の前年に上洛していた
朝廷と室町幕府の復権をめざす
朝廷を尊崇していた信長の父
最初の上洛は桶狭間の前年
幕府の令を逆手にとった信長
信長と前久の奇しき因縁
不発に終わった三好包囲網
景虎の関東管領職就任

第二章 信長の真の敵は誰か?
正親町天皇の勅命が、織田信長を滅亡の危機から救った
安土城跡で「清涼殿」が発見された
尊皇の仮面に託した意図
幕末と似た尊皇運動の盛り上がり
関白職を罷免、石山本願寺に潜伏
キリシタン禁制を「気にするには及ばぬ」
信長をおびき出した前久の計略

織田信長の覇業を陰から支えた」元関白
水面下で進められた信長包囲網の再構築
窮地を救った二度目の勅命和議
前久と信長、明智光秀の仲介で和解
乗馬や鷹狩りの腕も一流
にわかに中止された石山本願寺との和議
滅亡に瀕した本願寺を救う
加速する天下統一と公武の軋轢

織田信長を葬り去った闇の人脈
公武の両権を把握する
天下布武への周到なシナリオ
前久も同行した武田討伐
決裂の原因となっ恵林寺焼き討ち
室町幕府再興の謀計
前久と秀吉が手を結ぶ
改竄、抹殺された変の詳細

第三章 大航海時代から本能寺の変を考える
隠された信長
信長のことがわかれば日本がわかる
江戸史観四つの誤り
信仰が人種の壁を飛び越える
ミサと茶席の不思議な共通点
イタリアに学んだ今治城の築城技術
日本人の限界を打ち破った信長
ヴァリニャーノの青春
スペインによるポルトガル併合の影響

キリスト教禁教、イエズス会との断交
明国出兵の要求
スペインと決別した信長
明国出兵の本当の目的
ヴァリニャーノが送った天正遣欧使節
天下をとった秀吉は親スペイン派

第四章 戦国大名とキリシタン
黒田官兵衛の実力とは
戦国時代はキリシタンの時代だった
キリシタン十万の兵の根拠
関ヶ原合戦の全容

加藤清正の経済力
熊本城の築城資金
秀吉も唸った「地震加藤」
現代の商社マンのような才覚

北野大茶会の謎
白湯ばかり出す寺
戦国時代のスペースシャトル
北野大茶会は踏み絵だった
茶室は商談、ビジネスの場
利休の弟子にはキリシタンが多い

毛利家とキリスト教
我らの仲が変わることはない
下関に教会を作る
物言わぬ証人
二千人を超える秋月のキリシタン

ポルトガル船デウス号事件
島原藩主有馬晴信の実像とは
斬首はイエズス会を救うため
キリシタン勢力の一掃

室町幕府終焉はいつか
鞆の浦と足利義昭
高台にあった鞆幕府
キリスト教信仰に理解を示した福島正則
徹底した正則潰し

根強く広まるキリシタン信仰
種子島に眠るカタリナ永俊尼
江戸初期の厳しいキリシタン弾圧
景教は日本に伝わったか?
聖徳太子はキリスト教を学んだ!?

秋田のキリシタン弾圧
佐竹氏とキリシタン
大弾圧と火あぶりの刑
石田三成への内通の疑い
天空から一条の光

徳川幕府とキリスト教
千姫はキリシタンだったのか
石物や灯籠に刻まれた印
イエズス会に騙された秀吉
キリシタンに好意的な秀頼
もし七十万人の信者が蜂起したら
忠輝、長安、政宗を結ぶ線

おわりに「リスボンへの旅」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018.09.27

特別展「キリシタン―日本とキリスト教の469年―」

469

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録記念
特別展「キリシタン―日本とキリスト教の469年―」は、
國學院大學博物館 企画展示室で開催されています。
入場無料

会期  平成30(2018)年9月15日(土)~10月28日(日)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

世界文化遺産に登録されたことで、長崎・天草地方には観光客が押し寄せているようです。
私も、いつの日か訪れてみたいと・・・


隠れキリシタン関連企画展は、度々開催されてきましたし、関連本も多く出版されています。

最近出版された、安部龍太郎著「信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変」を丁度読んでいるところで・・・・
本書は、世界史の中で捉えた、戦国時代のイエズス会とキリシタン、幕府、朝廷、諸大名それぞれの関係を本能寺の変とその前後の動静を検証しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この展覧会は、構成を見てもわかる通り「キリシタン―日本とキリスト教の469年」をトピックスを交えてコンパクトにまとめた、分かり易く、とてもよい展覧会です。

図録の発売は10月ということで、観に行った当日は手に入らず残念でしたが・・・・
ということで、去に東博で開催された展覧会の内容を交えて記してみたいと思います。

マリア観音に象徴されるように、隠れキリシタンが大事に伝えてきた信仰は、キリスト教とは異質なものに変わってしまいました。
そして、明治時代、キリスト教解禁後も、カトリックに復帰せず、オラショを大事に守る人々は今も居ます。
その模様を伝える映像資料「隠れキリシタン 長崎・平戸/生月」が館内で放映されています。


―HPの解説― 
 豊臣秀吉が最初の伴天連追放令を布いた1587(天正15)年以降、徐々にキリスト教の布教に制限が加えられていきました。
そして、キリシタンたちは、江戸幕府の禁教令や、島原・天草一揆などが進展する中で、潜伏して信仰を守るか、棄教するかを選択せざるを得なくなっていきます。
 本展では、海外から流入する諸文化を換骨奪胎してきた日本に、如何にしてキリスト教が根を下ろそうとしてきたのか、その歩みを辿っていきます。
そこでは、受け入れる立場にあった日本側の試行錯誤も見出すことができるでしょう。


展覧会の構成は次の通りです。
序章 日本宗教の重層性
日本書紀(仮名日本紀)など展示
第一章 キリスト教の伝来と普及
(1)フランシスコ・ザビエル来航―イエズス会の適応主義―
426
聖フランシスコ・ザビエル像 ゴア(ポルトガル領インド)18-19世紀 西南学院大学博物館蔵
(この展示品のみ撮影可でした。)
Topix1;南蛮文化―欧風文物の造形―
蒔絵南蛮人図印籠など展示
(2)キリスト教の定着―キリシタン版と聖品―
おらしょ断簡、メダイなどの展示。
Topix2:キリシタンによる廃仏毀釈―禁教の一因―
(キリシタン大名による廃仏は禁教の一因にもなった。)
Topix3::地下に眠るキリシタン
(3)海を渡った日本人キリシタン―天生遣欧使節団の足跡―
Topix4:千々石ミゲル夫妻の墓が語るもの
千々石ミゲルは棄教していなかった?
(千々石ミゲル夫妻伊木力墓出土品展示(木棺残片、ガラス製品、ガラス玉))

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天生遣欧少年使節団について・・・拙ブログ投稿記事から再掲載。

使節団は、天正10年(1582)に長崎を出港し、天正18年(1590)に帰国しています。
秀吉のバテレン追放令が1587年、
江戸幕府による禁教令の発令は、1612年及び1613年です。

九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年の当時の年齢は13〜14歳

帰国後の消息は・・・・
伊東マンショ(主席正使)
さらに神学を学ぶためマカオに向かう(1601年)
マカオから帰国後追放され、最後は長崎で病死(1612年)
Photo
伊東マンショの肖像 1585年
ドメニコ・ティントレット筆  カンヴァス・油彩 イタリア、ミラノ、トリヴルツィオ財団蔵
(本展には展示されていません)

千々石ミゲル(正使)
後に棄教(1601年)

原マルティノ(副使)
1629年、追放先のマカオで死去。

中浦ジュリアン(副使)
潜伏して追放を逃れたものの、捕縛され、長崎で穴づりの拷問によって殉教(1633年)
中浦ジュリアンとともに、穴つりの拷問をうけたクリストヴァン・フェレイラは棄教。

遠藤周作の小説「沈黙」は、この時代から取材していて、クリストヴァン・フェレイラも登場します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第二章 禁教政策の展開
(1)受難の始まり―バテレン追放からキリシタン禁制へ―
キリシタン禁制定書複製(豊臣秀吉)、日本切支丹殉教報告書(フェレイラなど著か)など展示
(2)天草・島原一揆―悪政に抗して―
十字架、メダイ、ロザリオ、屏風、天草四郎肖像など展示
(3)江戸幕府の禁教政策―民衆統制と「崩れ」―
宗門御影踏帳、踏絵など展示
Topix5キリシタン屋敷とシドッチ
聖母像(親指のマリア)、シドッチ遺骨複製など展示

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

拙ブログ関連投稿記事です。
東博特別展示「親指のマリアとキリシタン遺品 」からです。
キリシタン屋敷とシドッチにも触れています。(詳細は下記をクリック)
トーハクの一品(その2) 
聖母像(親指のマリア)

Photo_3
重要文化財 聖母像(親指のマリア)
17世紀後期 銅板油彩
長崎奉行所旧蔵品
本展でも東博から出展展示されています(本展では撮影不可)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第三章 キリスト教解禁への道程―開国と明治―
(1)「信徒発見」と再布教
安政五か国条約、聖教初学要理など展示
(2)浦上四番崩れ―キリシタン最後の旅―
マリア観音堂、聖母像など展示
(3)明治の宗教政策とキリスト教解禁
新約聖書麻袋馬太傳、日本帝国憲法草案など展示
第四章 「隠れキリシタン」の伝統
お水瓶、お掛け絵(キリスト教の聖なる人を描いた画像)などを展示
終章


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

仙台藩の慶長遣欧使節について・・・・・
今年収蔵品を観に仙台市博物館に行ってきました。
未だ整理できていませんが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.24

リキちゃん(上野動物園ニシゴリラ)2018年9月

上野動物園のリキちゃんが生まれたのは2017年10月9日ですから、もうすぐ一歳の誕生日です。
リキちゃんは、昨年ニシゴリラのモモコ(34歳)、父親のハオコ(24歳)の間に生まれた男の子です。
01



上野に行って、時間の余裕ができると行きたくなるのがこの動物園です。
シャンシャンは2017年6月12日生まれ、成長した?シャンシャンも見たいのですが・・いつ行っても長蛇の列。
60分以上並ぶのはチョットきついな~

外国人観光客?も含めて、上野動物園は人気で、人気動物の前には人だかりができます。

パンダの次に人が集まるのがゴリラ舎です。
食餌時間帯が見学のお勧めです・・・ゴリちゃんの食餌時間は午後2時頃かな~
動物によって時間帯が違いますよ。

ということで、スマホで撮ってきました。
人混みの後方からですので、上手く撮れていませんが。
綺麗な動画を見たい方は、上野動物園の公式サイトで公開されていますのでご覧ください。シャンシャンの近況も見られますよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018.09.21

「世界を変えた書物」展

01

「世界を変えた書物」展は、
上野の森美術館で開催されています。
(入場無料)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

会期 2018年9月8日(土)~9月24日(月・祝)


理学、工学、建築などの初版本をこれだけ大量に展示している展覧会は初めて見ました。
素晴らしい経験ができました。

ユークリッド、アリストテレス、コペルニクス、ケプラー、、ガリレオ、ニュートン、デカルト、ライプニッツ、オイラー、ホイヘンス、、フランクリン、ボルタ、アンペール、オーム、ファラデー、エディソン、ベル、ヘルツ、サイフォン、ベルヌーイ、マクスウェル、ローレンツ、レントゲン、キューリー、湯川秀樹、アインシュタイン、ダーウィン、フレミングなど・・・・・

どうでしょう・・・何をした人だったかな~
心配いりません、ミニ解説付きです。
この様な展示が、いつでも見ることができる環境があると素晴らしいな、と思いながら観てきました。

私、一様工学系の出身ですので、もうたまりません。

本展では、金沢工業大学 が所蔵するコレクション“工学の曙文庫”から
選りすぐられた稀覯書の数々を、展示公開しています。

―HPから―
“工学の曙文庫”というライブラリーがあります。金沢工業大学が“工学”の観点から、科学的発見、技術的発明の原典初版を収集した稀覯なライブラリーです。収蔵されているのは、グーテンベルクによって印刷技術が発明された15世紀以降の書物。古くはコペルニクスの『天球の回転について』からニュートンの『プリンキピア』、近年のものでは『スペースシャトル・チャレンジャー号の事故に関する調査委員会報告』までが収められています。このライブラリーはいわば、工学を志した全人類の叡智が静かに眠っている「知の森」なのです。
[世界を変えた書物]展、この展覧会は知の森で静かにその時を待っていた工学の叡智を、専門家のための資料という枠組みを超えて、広く一般に紹介することを目的に企画されました。専門家ではない一般の来場者が書物と出逢い、興味を抱きかつ理解しやすくするための展示の根幹を担ったのが金沢工業大学の大学院生・学部生たちです。膨大な蔵書の中から展示する書物を厳選、それらの書物同士の関係性がひと目でわかるような空間デザインを、担当教授とともに練り上げていきます。
この展覧会が、書物が湛える豊かな叡智への、出逢いと気づきのきっかけとなれば幸いです。
金沢工業大学

以下の展示構成です。
写真撮影可です(条件あり)。
会場風景などスマホで撮りました。

「知の壁」
001
「知の壁」展示会場風景

「書簡」
003
アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)
自筆研究ノート(年代不詳)

「建築書」
004
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(1720-1778)
「古代ローマの廃墟及び建築物景観」ローマ、1748年、初版

「知の森」
002
「知の森」展示会場風景、2階に続きます。

1「古代知の伝承」
2「ニュートン宇宙」
03
ニコラス・コペルニクス(1473-1543)
「天球の回転について」ニュールンベルク、1543年、初版

02
アイザック・ニュートン(1642-1727)
「自然哲学の数学的原理(プリンキビア)」ロンドン、1687年、初版

3「解析幾何」
4「力・重さ」
006
クリスティアン・ホイヘンス(1629-1695)
「振子時計」、パリ、1673年、社販

5「光」
6「物質・元素」
04
ヒエロニムス・プルンシュヴィッヒ(1450-1512頃)
「真正蒸留法」ストラスブール、1500年、初版

7「電気・磁気」
8「無線・電話」
9「飛行」
005
ウルバー・ライト(1867-1912)
「航空実験」、シカゴ、1901年、初版

10「電磁場」
11「原子・核」
06
ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン(1845-1923)
「新種の輻射線について」ヴュルツブルグ、1895-1896年、初版

12「非ユークリッド幾何学」
13「アインシュタイン宇宙」


「東京展特別出展」
05
チャ-ルズ・ダーウィン(1809-1882)
「種の起源」ロンドン、1859年、初版

07
ブレーズ・パスカル(1623-1662)
「液体の平衡及び空気の質量の測定についての論述」パリ、1663年、初版

09
グレゴール・ヨハン・メンデル(1822-1884)
「植物―雑種についての研究」ブリュン、1866年、初版


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2018.09.18

根津神社例大祭2018

01

02

根津神社
例大祭は、2018年9月15・16日に実施され、
今年は四年に一度の神幸祭が行われました。

山王祭、神田祭、根津権現祭を江戸三大祭といいます。(江戸三大祭には諸説ありですが・・)

3基の神社大神輿の中1基が4年ごとにお披露目されます。
12年に一度ですね。
04

山車は、猿田彦のからくり人形が神幸祭の行列に加わりました。
03

宮出しを見ようと思っていたのですが、のんびり家を出たら間に合いませんでした。
ということで・・最も盛り上がる宮入を見て撮ってきました。


神幸祭巡行です。
おっちょこちょいの私には、よくあることですが、撮ったつもりが映っていない。
ということで、2ヶ所で撮った動画を繋げています。
何れも千駄木周辺で撮ったものです。(映っていない場面もあるようです)

お祭りの様子を撮りました・・・スナップです。(神楽、露店、町内神輿など)
今年は23町会連合渡御は行われませんでした)

根津神社には何度も行きましたが・・・・ついでに?境内の建築等を撮ってきました。
表参道口→神橋→楼門→舞舞台→唐門→社殿→乙女稲荷→千本鳥居→戻り路

ご由緒、御祭神、御社殿、例祭の詳細は、根津神社公式HPのこちらをご覧ください。

動画、静止画共にミラーレス一眼で撮りました、一部分スマホ動画が混じっています。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018.09.14

ゴードン・マッタ=クラーク展

Photo_2

ゴードン・マッタ=クラーク展は、
東京国立近代美術館で開催されています。


会期 2018年6月19日(火)~ 9月17日(月・祝)


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

35歳で夭折した ゴードン・マッタ=クラーク(1943-78)、1970年代のニューヨークを中心にした10年足らずの活躍でした。
この展覧会、1970年代というのが一つのキーワードかも知れないですね。

彫刻・映像・写真・ドローイング・関連資料など約200点が展示されていて、しっかり見るとなると時間を要します。
この展覧会は、撮影可(条件あり)ですので・・・私もスマホで撮ってきました。


代表作、建物の一部を切り取る「ビルディング・カット」シリーズのなかのいくつかは他の美術館の大型ビジョンで既に見ていますが・・・・今回の回顧展で、さらに全体像への理解が進みました。


オフィス・バロック 1977年 
エルネスト・ヴァンン・ダイク埠頭1番地(アントワープ、ベルギー)で行われた「ビルディング・カット」作品。
03
オフィス・バロック 1977年
ゴードン・マッタ=クラーク財団、デイヴィド・ツヴィルナー ニュ-ヨーク/ロンドン/香港

02
オフィス・バロック模型(縮尺1:8)(部分)
2018 段ボール 早稲田大学建築家小林恵吾研究室
写真と模型を比較しながら鑑賞すると、よりリアルに感じることができるかも・・・・


01
《スプリッティング》1974年 ゴードン・マッタ=クラーク財団&デイヴィッド・ツヴィルナー(ニューヨーク)蔵

04
電動のこぎりなどを使って取り壊し予定の家を真っ二つに切進んでで行きます。
その過程を記録した映像が流れいます。
また、鑑賞ツアーの様子も他のビデオで放映。


ビルをカットする過程(事前計画も含めて)のビデオ、カット後に撮った写真の構成展示も含めた作品で、発想そのものと作品のスケールに・・・・・何を感じ取るか?ですね。


-------------ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

会場構成のコンセプトは「プレイグラウンド(公園)」。
70年代ニューヨークの雰囲気を意識した構成になっています。

展示空間も良くできていて楽しめました。

展覧会の構成は次の通りです。(このタイトルで展示作品を想像するのは無理ですね)
・ミュージアム マッタ=クラークを展示する
・住まい 流転する空間と経験
・ストリート エネルギーの循環と変容
・港 水と陸の際
・市場 自然と都市の間

05
前庭に展示された《ごみの壁》
1970年にゴードン・マッタ=クラークによってオリジナルが作成され、その後、それぞれの土地で集められたごみを使って再制作が行われている作品《ごみの壁》。本展では、東京の街で集められたごみを使って、サイズ約180×180×60cmほどの作品を早稲田大学建築学科の学生と共同で制作しました。(HPから引用)


06
「ビルディング・カット」シリーズの段ボール模型も展示しています。

07


08
ツリーダンス(動画展示です)
木の上で何日か過ごす予定でしたが、許可されず・・・

09


10


11


12


13

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.12

中国書画精華-名品の魅力-

中国書画精華-名品の魅力-は、
東京国立博物館 東洋館8室で開催されています。


会期 2018年8月28日(火) ~ 2018年10月21日(日)
展示替えがあります。
以下に紹介する作品は9月24日までの展示です。


東洋館の8室は 、トーハクに行く度に訪れます。

「今年も、秋の中国美術の名品展として「中国書画精華」を開催します。」(HPから)
ということで、観てきました。

「書」の展示は時間切れで、次回行ったときに鑑賞します。

中国文化への憧憬、模倣、そして日本の絵画としての変遷。
その原点である宋・元時代の書画を鑑賞することができる展覧会です。


―HPの解説―
日本人は古くから中国の書画を愛し、大切に鑑賞し、後世に伝えてきました。例えば、中国の宋・元時代の書画は、鎌倉時代以降、禅宗とともに数多く日本に伝えられ、書院や茶室において、日本人の好みにもとづく新たな鑑賞法のもとに珍重されてきました。室町将軍家のコレクションである「東山御物」がその代表です。宋・元時代の書画の中には、中国では失われ、日本にしか現存していない貴重なものも少なくありません。

また、明治以降は、清朝の崩壊を受け、それまで中国で門外不出であった歴代書画の名品が、混乱を逃れて少なからず日本に流入してきました。この流れを主導したのは、中国本来の文人趣味を理想とし、東洋文化に深い造詣を持つ、見識ある日本の収集家たちでした。

「中国書画精華」では、日本伝来の中国書画の名品たるゆえん、その魅力をわかりやすく紹介します。


14
展示室風景

01
国宝 出山釈迦図軸 梁楷筆 中国 南宋時代・13世紀

02
梁楷は南宋の宮廷画家です。本図は長きにわたる修行でも悟りを得られず、深山を出る釈迦の姿を描きます。対角線上にせり出す崖で構成された大胆な構図や、土坡や枯れ木に見られる粗放な筆致に独創性が光ります。また痩せた釈迦の精緻で写実的な表現も見どころです。(会場キャプションより)

12
重文 十六羅漢図軸(第二尊者) 1幅 金大受筆 中国 南宋時代・12世紀
金大受は、日中交流の窓口であった寧波(浙江省)で、南宋時代に活躍した仏画師です。その羅漢図は自然で上品な表現が特徴で抑制された筆で的確に形態をとらえ、中間色を巧みに用いて諧調を整えています。逗葉は日本の羅漢図にも大きな影響を与えました。(会場キャプションより)

05
重文 十六羅漢図軸(第八尊者) 1幅 金大受筆 中国 南宋時代・12世紀

13
重文 洞山渡水図軸 1幅 伝馬遠筆 中国 南宋時代・13世紀
馬遠は南宋中期を代表する画院画家で山水人物画をよくしました。本図は曹洞宗の始祖洞山良价が行脚の途次、水を渡った際に自分の影を見て豁然と大悟した刹那を描いたもので、数少ない馬遠派の傑作の一つとされます。(会場キャプションより)

03
国宝 夏景山水図軸 伝胡直夫筆 中国 南宋時代・12~13世紀 山梨・久遠寺蔵

04
重文 竹虫図軸 1幅 伝趙昌筆 中国 南宋時代・13世紀

06
重文 猿図軸 1幅 伝毛松筆 中国 南宋時代・13世紀

07
重文 寒江独釣図軸 1幅 伝馬遠筆 中国 南宋時代・13世紀

08

09
国宝 紅白芙蓉図軸 2幅 李迪筆 中国 南宋時代・慶元3年(1197)
李迪は南宋前期(12世紀後半)に活躍した宮廷画家で花鳥画をよくしました。本図は1日の間に白から赤の色に変わる酔芙蓉を写したものと思われます。各幅に「慶元丁巳歳李迪画」の落款があります。 (会場キャプションより)

10
重文 茉莉花図軸 1幅 伝趙昌筆 中国 南宋時代・12~13世紀 東京・公益財団法人常盤山文庫蔵

11
重文 梅花双雀図軸 1幅 伝馬麟筆 中国 南宋時代・13世紀 山本達郎氏寄贈

写真はスマホで撮りました。
一部の作品は撮影不可です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.10

トーハクの一品(その7) 書状 徳川家康筆

トーハクには歴史的重要文献、書などの展示室(コーナー)があり、興味深く鑑賞するのですが・・
何せ読めない!

これは、巻物などの古典、古書類の展覧会でも同様のくやしさを感じてしまいます。

ということで、かつて図書館で「古文書入門」を借りてきて勉強し始めたりしたのですが・・・
なかなかね~

でも頑張って続けます。

歴史を勉強するうえで、古文書を直に読むって本当に大事なことなんですよね。

トーハクの一品、今回は徳川家康の書です。

今回、隣には豊臣秀吉の書状が展示されていました。

以下、トーハクの解説をそのまま引用しています。


7
書状 徳川家康(1542~1616)筆
紙本墨書 江戸時代・17世紀
(重要美術品)

宛所のちょぼは千姫の侍女。実質は千姫に宛てた書状。
その内容は、大坂夏の陣後の孫娘の傷心を気遣うもの。
行末にむかうほどに行間は狭く詰まりそこに千姫の心身を案じる
文言が切々と連なる。家康は大坂夏の陣の翌年に没するため、
その最晩年の筆跡である。

71

返々御わつらひ

あんしんまいらせ候、

めてたく

御わつらひ御心もと

なくおもひ候て、藤九郎

まいらせ候、何と御いり

候や、くわしく承

候へく候、くわしく

藤九郎申しまいらせ候、

          まいらせ候

(切封墨引)

ち□ほ申給へ   大 ふ
(よ) (徳川家康)

大 ふ→(徳川家康)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.08

没後50年 藤田嗣治展

01_2

「没後50年 藤田嗣治展」は、
東京都美術館で開催されています。


会期 2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)

藤田嗣治は「とにかくまめな人」5人の女性と結婚?編み物して、ミシンで衣服を作りプレゼント、おもちゃも作るし、まめに送った絵手紙も沢山残っています。

本業も絵画、版画、立体作品、本の装丁、挿絵、などなど、最晩年には礼拝堂を造り、その内部にフレスコ画を描き残しています。

裕福な家庭に育ち渡仏後間もなく第一次世界大戦、第二次世界大戦をはさんでパリ、日本、中南米、北米を行き来し、「戦争と日本と藤田」で語られることも多いですね。

藤田の戦争画は本展でも展示されていますが、東京国立近代美術館の常設展示室でも見ることができます。

戦後追われるように日本を去った藤田は二度と日本に戻ることはありませんでした。
藤田が日本を去るときに残した言葉です。

「絵描きは絵だけ描いてください。仲間げんかをしないで下さい。日本画壇は早く世界水準になって
下さい」

そんな藤田嗣治を様々な角度から考察した展覧会は過去頻繁に開催され、回顧展も行われてきました。

この展覧会は回顧展として節目になるかもしれません。
上手く纏めた構成、作品選択になっていて藤田の全貌を理解するには最適だと思いました。

そしてこれからも、研究対象になる画家であり続けるような気もしました。


展覧会の構成は以下の通りです。

Ⅰ 原風景―家族と風景

Ⅱ はじまりのパリ―第一次世界大戦をはさんで

Ⅲ 1920年代の自画像と肖像―「時代」をまとうひとの姿 

Ⅳ 「乳白色の裸婦」の時代

Ⅴ 1930年代・旅する画家―北米・中南米・アジア 

Ⅵ-1 「歴史」に直面する―二度目の「大戦」との遭遇

Ⅵ-2 「歴史」に直面する―作戦記録画へ

Ⅶ 戦後の20年―東京・ニューヨーク・パリ 

Ⅷ カトリックへの道行


藤田が初めてパリを訪れたときはキュビズム全盛時代。
新鮮な環境での自作への模索が始まります。
ほぼ散逸した作品を、藤田が買い戻したキュビズム作品。
Photo
キュビズム風静物 1914年 油彩・カンヴァス ポーラ美術館蔵


モディリアーニ風?
06
二人の女 1918年 油彩・カンヴァス 北海道立近代美術館 


独特の白い下地に細い墨の線で描いて完成させた初めての静物画、日本での実質的なデビュー作。
04_2
私の部屋、目覚まし時計のある静物 1921年 油彩・カンヴァス ポンピドゥー・センター蔵


05_2
タピスリ-の裸婦 1923年 油彩・カンヴァス 京都国立近代美術館蔵


藤田作品には擬人化された?猫が頻繁に登場します。
02_2
私の夢 1947年 油彩・カンヴァス 新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵


銀箔の退色は仕方ないですが残念、想像するしかありませんね。
布の模様も丹念に描き込んでいます。
モデルは当時パリに住んでいた裕福なアメリカ人女性。
03_2
エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像 1922年 油彩・銀箔・金粉・カンヴァス シカゴ美術館蔵


ブラジルでも既に有名でカーニバルの審査員を務めています。
この旅行に伴った女性は、日本で不幸な死を遂げます。その時藤田の側には最後の妻となる君代さんがいました。
08
カーナバルの後 1932年 油彩・カンヴァス 公益財団法人平野政吉美術財団蔵


レオナール藤田と君代夫人、子供の顔も藤田独特の表現ですね。
晩年、子供を描いた作品を多く残しましたが、藤田に子供は居ません。
07
礼拝 1962-63年 油彩・カンヴァス パリ市立近代美術館蔵


―HPの解説―
明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる藤田が世を去って50年目にあたります。この節目に、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得て、画業の全貌を展覧する大回顧展を開催します。
本展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、最新の研究成果等も盛り込みながら、藤田芸術をとらえ直そうとする試みです。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されるなど、見どころが満載の展覧会です。



東京都美術館「没後50年 藤田嗣治展」
InternetMuseum


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この展覧会には出ていませんが・・・

秋田県立美術館の「秋田の行事」は大人の休日倶楽部のCMに使われていました。
何年か前に日帰りで行ってきました。
「行ってみる価値あり」でしたよ。

《秋田の行事》は縦3m65cm、横は20m50cm大作。

美術館の建築設計は安藤忠雄です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.05

「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ

01

[「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ]展は、
出光美術館で開催されています。

会期 2018年7月28日(土)~9月9日(日)

東京で日々暮らしてきた私にとってこの様な展覧会は興味津々、楽しいです。

あの地域、その場所の風景、人々の暮らしを遡って想像できるわけですから・・・・・

江戸城、日本橋、織物屋、神田、上野、花見、浅草、隅田川、舟遊び、吉原・・・歌舞伎、風呂,芝居小屋などなど。

先ずは「江戸名所図屏風」で江戸の街を俯瞰し、そして「江戸名所図」から派生した、
特定の限られた場所「悪所」と呼ばれた歓楽街(遊離と芝居町)を、さらに「都市の美人」を浮世絵師が絵画化します。(ズームアップのイメージですね)
洛中洛外図も展示していて、ふたつの都市図を見比べることもできます。


展覧会の構成は次の通りです。
第1章 江戸名所図の誕生 ─〈横から目線〉でとらえた都市の姿
第2章 都市景観図の先例 ─洛中洛外図と花洛(からく)の歳時
第3章 〈悪所〉への近接 ─遊興空間の演出
第4章 都市のなかの美人


02
重要文化財 江戸名所図屏風(右隻部分) 江戸時代 出光美術館蔵
一双屏風の右端から左端に向かって視線をめぐらせると湾岸沿いに北から南へと広がる江戸の様子をながめ渡すことができる。描かれた人物は2000以上。遊びや仕事に活発にとりくんでいる。

03
重要美術品 春秋遊楽図屏風(左隻) 菱川師平 江戸時代 出光美術館蔵
紅葉が色づく秋の吉原、張見世の先には茶屋がならび座敷での宴会はいたる。床の間の掛け軸には、師宣工房のひとり菱川師平の署名と印章が見える。

04
重要文化財 四季日待図巻(部分) 英一蝶 江戸時代 出光美術館蔵
描かれるのは正月、5月、9月の吉日に身を清めて夜を徹し、日の出を待つ祭事の様子。
英一蝶が三宅島に配流になった時期に手掛けられた作品。


05
江戸風俗図巻(上巻部分) 菱川師宣 江戸時代 出光美術館蔵
2巻仕立ての図巻で、江戸に暮らす人々の生活が隅田川の美しい情景を交えつつ描き出されています。


展示概要(HPから)
古来、交通の要所であったとはいえ地方都市のひとつにすぎなかった江戸は、徳川家康(1543 - 1616)の移封と開府をきっかけに、目まぐるしい発展をとげてゆきました。勢いを増す都市の景気は、絵画制作のかっこうの動機となったとみえ、その活況をとらえるいくつかの絵画が今日に伝わっています。
江戸の全容を眺めわたした絵画のうち、当館の「江戸名所図屏風」は、明暦3年(1657)の大火以前の城下をとらえた作例として、つとに知られます。画面のいたるところに描き込まれた人物たちは、さまざまな労働にいそしみ、あるいはにぎやかな歓楽街に集うなど、日々の生活を目いっぱいに謳歌しているかのようです。そのきわめて豊かで生き生きとした表現は、屏風の完成からおよそ350年を経たいまなお、鑑賞者の目を楽しませ、また人物とともに配された建造物や自然景観は、現代の東京に暮らす人たちにも身近な共感を呼び起こします。この屏風をめぐっては、近年、注文者や制作の契機について活発な議論が繰り広げられるようになり、平成27年(2015)に国の重要文化財の指定を受けました。
本展では、「江戸名所図屏風」のほか、江戸の町を題材にした絵画の数々をとおして、画面にみなぎる新興都市の活気をご覧いただくとともに、京都の姿をとらえた絵画(洛中洛外図)に替わる新たな都市景観図の成立と展開、絵画史的な意義や絵画そのものの魅力に迫ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.03

雨上がりの午後「東京JAZZ」に行ってみました。

201807
東京JAZZ入口(澁谷方面から)

第17回 東京JAZZは、
NHKホール、代々木公園ケヤキ並木を主会場に開催されました。

開催期間 2018年8月31日(金)・9月1日(土)・2日(日)


「東京JAZZ」って、東京国際フォーラムでやっているものと思っていたら、昨年から代々木公園ケヤキ並木で開催されているんですね・・・ということで雨も止んだ午後に出かけました。

東京JAZZはホール出演者が毎年豪華で以前から注目はしていました。

日曜日にしか行くことができなかったのですが、朝から雨。
昼頃止んだので、ぶらりと出かけてみました・・・・とても楽しいフェスでした。


無料公演の、学生、アマチュアから一流プロまで、個性豊かな演奏を楽しんできました。

公演の他にも、様々な出店もあって、こちらも楽しめますが・・・・

さらにNHKぶれあいホールの「8K スーパービジョン JAZZシアター」は素晴らしい体験でした。
最近オーディオ技術にはあまり注視していなかったのですが、8K映像と22.2chのサラウンドの臨場感は素晴らしかったです。
一様、我が家にも5.1chオーディオセットはありますが・・・最近は使っていません。
22.2chは無理ですよね~
201803
8K スーパービジョン JAZZシアター(ふれあいホール)

-------------------------------------------------------

201802
the PLAAZA(メインステージ)

201805
the PLAAZA(メインステージ)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
the PLAAZA(メインステージ)天球カメラ画像


201804
the PLAAZA(サブステージ)

201806
the PLAAZA(サブステージ)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
the PLAAZA(サブステージ)天球カメラ画像

201801
代々木公園パノラマ広場

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
代々木公園パノラマ広場天球カメラ画像


まとめ(動画も含みます)


天球画像の他はスマホで撮りました。

― HPから ―
国境を越えて、世代を超えて
ジャズ界のレジェンドから 世界で活躍する最先端アーティストまでトップミュージシャンたちが渋谷に集結。東京から世界へ! 究極のラインナップでお届けします。
今年は豪華プログラムを堪能いただくため、1公演2組のアーティストを厳選。アーティストごとの演奏時間を例年以上に確保して、たっぷりとお楽しみいただきます。また「プラチナ・パッケージ」を新設。アーティストの息づかいまでもが伝わってくるステージ間近のオーケストラボックス席に加え、様々なプラチナ限定特典もご用意しました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018.09.02

観てきた展覧会備忘録 2018年8月

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展
会期 2018年6月29日(金)~ 10月14日(日)
21_21 DESIGN SIGHT


「秘蔵の名品 アートコレクション展 動物たちの息吹」 (会期終了)
会期 2018年7月30日 (月) ~ 8月23日 (木)
ホテルオークラ東京 アスコットホール(地下2階)


没後50年 藤田嗣治展
会期 2018年7月31日(火)〜10月8日(月・祝)
東京都美術館


BENTO
おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン
会期 2018年7月21日(土)〜10月8日(月・祝)
東京都美術館


「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」
会期 2018年6月30日(土)〜 9月17日(月・祝)
東京都庭園美術館


野口哲哉 〜中世より愛をこめて〜 
会期 2018年7月13日(金)~9月2日(日)
ポーラ ミュージアム アネックス


宇多村英恵展
会期 2018年8月3日(金)~8月26日(日)  (会期終了)
資生堂ギャラリー


フィンランド陶芸 ―芸術家たちのユートピア
会期 2018年7月14日(土)~9月6日(木)
目黒区美術館


芳年 ―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
会期 2018年8月5日(日)~9月24日(月・休)
練馬区立美術館


琉球 美の宝庫
会期 2018年7月18日(水)~9月2日(日)
サントリー美術館


ルーヴル美術館展
肖像芸術——人は人をどう表現してきたか

会期 2018年5月30日(水)~2018年9月3日(月)
国立新美術館


没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今
会期 2018年7月7日(土)~9月16日(日)
汐留ミュージアム


古伊万里植物図鑑展
会期 2018年7月4日(水)~9月22日(土)
戸栗美術館


「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ
会期 2018年7月28日(土)~9月9日(日)
出光美術館


平成30年度 第2回企画展 平家物語―妖しくも美しき―  (会期終了)
会期 2018年7月21日(土)〜9月1日(土)
国立公文書館

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »