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2017.07.29

アルチンボルド展

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アルチンボルド展は、
国立西洋美術館で開催されています。

会期 2017年6月20日(火)~2017年9月24日(日)

一見すると「グロテスク」
近づいてみたり、遠目で見たりするうちに違和感が消えていきます。
見れば見るほど魅力が増してきます。

解剖学的知見、実際に対象物を観て素描を繰り返したであろう描写力。
アルチンボルドが仕えたハプスブルク家が世界中から集めた収集品をヴンダーカンマー(驚異の部屋)(博物館の始まりとされる)に収め・・・。
動物園、植物園も所有していた。
アルチンボルドの緻密な描写力はここに由来する。

アルチンボルドの代表作「四季」と「四大元素」の展示コーナーでは《水》と《冬》、《春》と《大気》、《火》と《夏》、《秋》と《大地》がそれぞれ向合う形で展示されています。

「四季」は、年若い春から老人の冬までを、「四大元素」世界の構成要素に対応しています。
世界を支配せんとする皇帝の権力の象徴として描かれたと・・・・。


水は冷たく湿っぽい冬に関連付けられる。

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ジュゼッペ・アルチンボルド
《冬》(部分)1563年 油彩/板
ウィーン美術史美術館蔵 

60種以上の魚類や海獣で構成。
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ジュゼッペ・アルチンボルド
《水》(部分) 1566年 油彩/板
ウィーン美術史美術館

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大気は暖かく湿った風によって春に関連付けられる。

80種以上の草花を精緻な描写で組み合わせて・・・。
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ジュゼッペ・アルチンボルド
《春》(部分) 1563年 油彩/板
マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー美術館

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ジュゼッペ・アルチンボルド(?)
《大気》(部分)》1566年頃 油彩/カンヴァス
スイス 個人蔵

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火の乾いた熱気は夏に関連付けられる。

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ジュゼッペ・アルチンボルド
《夏》(部分)1572年 油彩/カンヴァス
デンバー美術館蔵

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ジュゼッペ・アルチンボルド(?)
《火 》(部分) 油彩/カンヴァス
スイス 個人蔵

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大地はからりとした秋に関連付けられる。

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ジュゼッペ・アルチンボルド
《秋》(部分)1572年 油彩/カンヴァス
デンバー美術館

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ジュゼッペ・アルチンボルド
《大地》(部分) 1566年(?) 油彩/板
リヒテンシュタイン侯爵家コレクション

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故郷に戻って描かれた作品。
器に盛った野菜を180°回転・・さかさまに見ると庭師に・・・。
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ジュゼッペ・アルチンボルド
《庭師/野菜》1590年頃 油彩/板
クレモナ市立美術館

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作品「四季」と「四大元素」を中心にして、
アルチンボルドの画家としての生涯とハプスブルグ宮廷での役割、周辺の画家たちの作品を通して、その時代の空気感じさせてくれるとても楽しい企画展です。
ダビンチの習作、宮廷の工芸品も展示されています。


展覧会の構成は次の通りです。
Ⅰアルチンボルドとミラノ
Ⅱハプスブルグ宮廷
Ⅲ自然描写
Ⅳ自然の奇跡
Ⅴ寄せ絵
Ⅵ職業絵とカルカチュアの誕生
Ⅶ上下絵から動物画へ

(HPの紹介文)
ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家でした。そんな「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く記憶されています。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘い、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。

本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点や素描を中心に、およそ100点の出品作品により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、同時代の文脈の中に彼の芸術を位置づけ直す試みです。日本で初めて、アルチンボルドのユーモアある知略の芸術を本格的にご紹介するこの機会を、どうかご期待ください。


会場エントランスで「アルチンボルドの絵になったあなた自身と一緒に記念撮影ができます」というイベントが行われていて人気です。
皆さん長蛇の列で順番待ち。
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国立西洋美術館 アルチンボルド展
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国立西洋美術館 アルチンボルド展
InternetMuseum

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2017.07.24

【祝 世界遺産登録】沖ノ島 神宿る海の正倉院 撮影 藤原 新也

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【祝 世界遺産登録】沖ノ島 神宿る海の正倉院 ―撮影 藤原 新也―は、
日本橋高島屋8階 ホールで開催されています。

会期 2017年7月19日(水)~8月1日(火)

一般の人の入島は厳しく制限され、入島の際には海水で禊をしなければならない。一木一草一石たりとて島外にもちだしてはならないという掟は今も守り続けられています。

この島は、古代4世紀後半から9世紀にかけて大和朝廷による国家祭祀が執り行われる重要な場所でした。

今も宗像大社の神職が、一人で毎日祈りを捧げる神聖な場所でもあります。古代の祈りの場は、今なお神々しく幻想的です。

この島に藤原 新也は特別の許可を得て撮影に入りました。
「写真家としての個性をころして撮ることを心がけた」と新聞(だったかな~)で読んだ記憶があります。

2014年に出光美術館で「神の島・沖ノ島と大社の神宝」と題した展覧会が開かれ見てきましたが・・この写真展では神の島の神秘の空間、空気をじっくり疑似体験してきました。

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福岡県・玄界灘にある「沖ノ島」。かつて国家祭祀が執り行われ、奉納された御神宝のうち8万点が国宝に指定されました。本展では、写真家・藤原新也氏が幻想的な島内を撮影した約70点の写真を一堂に展示いたします。
(本展のHPから)

沖津宮がおまつりされている沖ノ島は、九州と朝鮮半島とを結ぶ玄界灘のほぼ中央にあります。また、女性はこの島には渡れず、今でも古代からの風習をそのまま守り続けている神の島でもあります。この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されました。これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈るために、神様にお供えされたものです。その内容や遺跡の規模の大きさなどからも、沖ノ島は「海の正倉院」ともいわれています。この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、展示されております。(宗像・沖ノ島と関連遺産群のHPから)


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平地にある第1の鳥居をくぐると
島の外周には400段の急な坂道が待っている。
かつては土だったが、崩壊を防ぐため
今はコンクリートのノロをかぶせ段状になっている。1段1段が人の歩幅より狭い段もあり足元を見ながら用心深く登らねばならない。

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金銅製心葉形杏葉

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金銅製龍頭
幡などを吊り下げる竿に付けられたと考えられている。


この展覧会は写真撮影可です。(スマホで撮りました)
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千の不変
今まさに誰かがそこで指にさしていたかのごとく真新しい金の指輪。
1954年の学術調査で
岩陰の木の葉や砂利を手で掻き分けていたとき、
土器類にまじって燦然と輝く純金の指輪が発見された。
直径わずか18ミリの子供の指にさすかのような指輪である。

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宗像・沖ノ島と関連遺産群のHPはこちら



宗像・沖ノ島と関連遺産群 神宿る島沖ノ島HPの動画です。 (要約版)

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2017.07.22

国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展

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ジャコメッティ展は、
国立新美術館で開催されています。。

会期  2017年6月14日(水)~9月4日(月)

「見えるままに」表現することを追求したジャコメッティ。
では何故、棒のような細い人物像なのか?
初期・キュビズム・シュルレアリスムから、晩年までの数多くの素描を含む132点の作品から、「見えるままに表現する」というジャコメッティ表現指向、理念を探ります。

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《大きな頭部》を制作するアルベルト 撮影:矢内原伊作 協力:みすず書房
Photograph by Ernst Scheidegger © 2017 Foundation Ernst Scheidegger Archiv, Zurich

ジャコメッティーが語った言葉の中ににヒントがあるかもしれません?

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私とモデルの間にある距離はたえず増大する。「もの」に近づけば近づくほど「もの」が遠ざかる。

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モデルを前にして、ジャコメッティが最も執着したのは、生者を死者から隔てる眼差しを捉えること。

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ジャコメッティーは、弟のディエゴ、妻の妻アネットをモデルに繰り返しデッサンを描き制作の基本にしていました。
そして哲学者の矢内原伊作も長期にわたりモデルを務めました。

ジャコメッティとともに過ごす時間が重なるにつれて僕は、真の芸術家の仕事がどういうものであるかを知ったばかりではない。
人間の真の自由がどういうものであるかも知ったのだ。
(矢内原伊作)

ちょっと僕が身動きすると、一心に僕を注視して仕事をつづけていたジャコメッティは大事故に遭遇したかのようにアッと絶望的な大声を出すのである。
ほとんどそれは真剣勝負といってもいいものだった。
僕は勝ちもしなかったが負けもしなかった。
あるいはふたりとも勝ったのである。
(矢内原伊作)

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ひとつの顔を見える通りに彫刻し、描き、あるいはデッサンすることが私には到底不可能だと言う事を私は知っています。にもかかわらず、これこそ私が試みている唯一のことなのです。

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世界は日毎ますます私を驚かせる。
世界は一層拡大、すばらしく、一層把握しがたく一層美しくなった。

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ひとつの彫刻はひとつのオブジェではない。それはひとつの問いかけであり、質問であり答えである。
それは完成することもあり得ず、完全でもありえない。

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そんなものはみな大したことではない。絵画も彫刻もデッサンも文章、はたまた文学も、そんなものはみなそれぞれ意味があってもそれ以上のものではない。
試みること、それがすべてだ。おお、何たる不思議なわざか。

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展覧会の構成は以下の通りです。
1、初期・キュビズム・シュルレアリスム

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ディエゴの胸像 1954年ブロンズ 豊田市美術館

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女=スプーン
1926 / 27年 ブロンズ  145 × 51 × 21 cm
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、 サン=ポール・ド・ヴァンス

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1947年 ブロンズ、針金、ロープ、鉄 81.3 × 71.1 × 36.8 cm
大阪新美術館建設準備室

2、小像
3、女性立像

5
大きな像(女:レオーニ)
1947年 ブロンズ 167 × 19.5 × 41 cm
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、 サン=ポール・ド・ヴァンス

4、群像

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林間の空地、広場、9人の人物
1950年 ブロンズ 65 × 52 × 60 cm
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、 サン=ポール・ド・ヴァンス

5、書物の為の下絵
6、モデルを前にした制作
7、マーグ家との交流
8、矢内原伊作
9、パリの街とアトリエ

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犬、猫、絵画
1954年 リトグラフ、ヴェランアルシュ紙 50.5 × 65.5 cm
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、 サン=ポール・ド・ヴァン

10、犬と猫

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犬 1951年 ブロンズ 47×100×15 cm
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、 サン=ポール・ド・ヴァンス

11、スタンパ
12、静物
13、ヴェネツイアの女
14、チェース・マンjハッタンンのプロジェクト

この3点は撮影可です。(スマホで撮影しました)
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歩く男 女性立像 頭部
1959年 ブロンズ マーグ・コレクション、パリ

15、ジャコメッティーと同時代の詩人たち
16、終わりなきパリ

HPの解説
スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイルの創出へと歩み出しました。それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたことは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918-1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。
本展覧会には、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションのご協力も仰ぎつつ、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、132点が出品される予定です。


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国立新美術館 国立新美術館10周年 ジャコメッティ展
1章「初期・キュビスム・シュルレアリスム
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国立新美術館10周年 ジャコメッティ展
2章~12章
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2017.07.20

変えられた運命 世界報道写真展2017

2017

世界報道写真展2017は、
東京写真美術館で開催されています。

会期 2017年6月10日(土)~8月6日(日)

「写真は世界を変えられるか?」
少なくとも、「その現場をとらえた優秀な報道写真」は見る者の感情を揺さぶります。
怒り、恐れ、無残、歓喜、諦念、悲嘆・・・・人間のあらゆる感情が直感的に伝わってきます。
未知の世界も知ることができますね!

今年は「変えられた運命」というサブタイトルが付けられています。

以下の各部で受賞した作品が展示されています。
「スポットニュース」の部
「一般ニュース」の部
「人々」の部
「現代社会の問題」の部
「日常生活」の部
「自然」の部
「スポーツ」の部
「長期取材」の部


スポットニュースの部 組写真1位 「世界報道写真大賞」

20176

トルコの首都・アンカラにある文化センターにおける写真展の開会式、22歳の非番警官メブリュト・メルト・アルトゥンタシュがアンドレイ・カルロフ駐トルコ・ロシア大使を射殺した。犯人は警察との銃撃戦で射殺されたが、大使の他にも3人を負傷させていた。
ブルハン・オズビリジ(トルコ・AP通信)
2016年12月19日 アンカラ(トルコ)

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人々の部 単写真1位

20174

イスラム国(IS)の恐怖と食糧難によってやむなく郷里を去ることになった5歳の子供。「私には夢がないもう何も怖いものはない」と静かに言う。
マグナス・ウエンマン(スウェーデン・アフトンブラデッド紙)
2016年9月18日 デバガ(イラク)

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現代社会の問題の部 単写真1位

20175

たった1人で抗議の態度を示すイエシ・アエバンス。武装警官によって捕らえられる祭、手を差し出しながらも背筋を伸ばした姿勢を変えることはなかった。
黒人男性に対する警察の残虐行為に対する抗議デモの一幕。

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日常生活の部 組み写真1位

20173

キューバの前国家評議会議長(国家元首)で共産主義革命の指導者でもあったフィデル・カストロの葬列。国中が大いなる悲しみに包まれ、葬列をひと目見ようと多くの人々が集まった。
トマス・ムニタ(チリ、ニューヨークタイムスに提供)
2016年12月1日 サンタクララ(チリ)

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自然の部 単写真1位

20171

網にかかったアカウミガメ 2016年6月8日、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島沿岸で、漁網に絡まり泳げずにいるウミガメ。アカウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧Ⅱ類とされたいる。放置された漁具がウミガメの死を頻発させている。
フランシス・ペレス 2016年6月8日 スペイン領カナリア諸島

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スポーツの部 単写真3位

20172

ブラジル・リオデジャネイロ夏季オリンピックで100メートル準決勝に勝利し、後ろを振り向きながら笑顔を見せるジャマイカのウサイン・ボルト。
カイ・オリバー・プファッェンバハ(ドイツ、ロター)
2016年8月14日 リオデジャネイロ(ブラジル)

HPの解説。
毎年、世界中の約100会場で開催される世界最大規模の写真展「世界報道写真展」は60回目を迎えます。 今年は125の国と地域から5,034人のフォトグラファーが参加し、80,408点の応募がありました。大賞などを含め、 受賞作品を紹介する「世界報道写真展2017」を6月10日より東京都写真美術館で開催します。
今年は、8つの部門25カ国から45人が受賞しました。大賞は、トルコのブルハン・オズビリジ氏の作品です。 トルコの首都・アンカラで開かれた写真展で、現地の警察官が駐トルコ・ロシア大使を射殺した事件を捉えています。
マグナス・ウェンマンはイスラム国(IS)の恐怖と食糧難によってやむなく郷里を去り、避難民キャンプで過ごさざる を得ないこどもの姿を撮影しています。こどもが夢や希望をなくす姿を静かに伝え、人々の部で単写真1位を受賞して います。このほか、リオデジャネイロ・オリンピックの決定的瞬間をとらえた作品や漁具により生命が脅かされるウミガメ の姿など、世界の現状を伝える写真が並びます。紛争、環境問題、スポーツの決定的瞬間から日常的な場面に至るまで、 普段目にすることがない、世界の「いま」を見ることができる貴重な機会です。

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2017.07.18

戦争・版に刻む記憶

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戦争・版に刻む記憶は、
町田市立国際版画美術館で開催されています。

会期 2017年6月24日(土)~ 7月23日(日)

戦争の形態は時代とともに変わってきましたが、その非道、悲惨さに違いはありません。
3つの戦争の、その本質を版に刻んだ3人の画家の作品で構成した企画展です。
あらためて、繰り返される戦争への無力、むなしさを感じてしまいます。
この美術館は戦争と人間、戦争と画家に纏わる作品を取り上げる機会が多いように思いますが・・・

ジャック・カロ(1592-1635)『戦争の惨禍』 1633年
金で雇われた傭兵たちの非道ぶりとその末路・・

17世紀、ヨーロッパ諸国を巻き込んだ三十年戦争。主力となった傭兵は忠誠心でも祖国愛でもなく、金銭のために戦った。彼らによる略奪行為はとどまるところを知らず、放火、陵辱、殺人、非道の限りがつくされた。その報いは悲惨な末路。傭兵たちの運命をカロは舞台のような画面に淡々と描いていく。(チラシから)

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ジャック・カロ 『戦争の惨禍』より

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ジャック・カロ 『戦争の惨禍』より

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フランシスコ・ゴヤ(1746-1828)『戦争の惨禍』より 1810-20年制作
フランス兵はゲリラと化した民衆を恐れた。

19世紀の半島戦争。スペイン民衆のナポレオンへの怒りは、血みどろのゲリラ戦に展開した。大規模な戦闘は起こらなくても、日常的に繰り返される虐殺や略奪。見えない敵に怯え暴力の応酬は止まるところを知らない。スペイン民衆とフランス軍、ゴヤはどちらの行為にも客観的な目を向け、執拗に描きとめていく。(チラシから)

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フランシスコ・ゴヤ 『戦争の惨禍』より

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フランシスコ・ゴヤ 『戦争の惨禍』より

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フランシスコ・ゴヤ 『戦争の惨禍』より

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オットー・ディックス(1891-1969)『戦争』 1924年刊
志願兵となった若者は塹壕の泥の中に朽ちる。

第一次世界大戦で戦ったのは、徴兵された国民だった。祖国愛と高揚する気分につき動かされ、多くの若者は自ら望んで戦場に行った。機関銃や毒ガス、新たな兵器が登場した戦場で、砲撃に打ち砕かれて、彼らは塹壕の泥の中で死んでいった。戦場の忌まわしい記憶は一兵士として戦ったディックスを苦しめ続ける。(チラシから)

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オットー・ディックス 『戦争』より 

(HPの解説)
戦争の悲惨な光景を、画家はくりかえし版に刻んできました。その中でも代表的な作品とされる、ジャック・カロ、フランシスコ・ゴヤ、オットー・ディックス、3人の画家による銅版画集をご紹介します。

戦争は人間の歴史とともに繰り返されてきました。Wikipediaで「戦争一覧」を検索してみると、紀元前から21世紀まで主要な国際紛争だけで350もの戦争がリストアップされています。その中でも、カロが描いた30年戦争、ゴヤが描いたナポレオン戦争、ディックスが描いた第一次世界大戦は、広範な地域を巻き込み、人々を無差別に襲い、社会や思想を根底から変えてしまったとりわけ巨大な―そして酸鼻を極めた戦争として記憶されてきました。

戦争は「複数の集団の間で行われる紛争の武力解決」と定義でき、その本質は何千年も前から変わっていないといえるでしょう。しかし、3人の画家の作品をていねいに見ていくと、時代によって戦争のあり方が違っていることが分かります。さらに時代ごとの美術の表現方法の違いがかさなり、作品に反映されています。

その一方で、彼らは共に「戦争」という主題にひきつけられ、悲惨な様相を執拗なまでに版に刻んでいます。それははたして、戦争の悲惨さを後世に伝え、人間の愚かさを訴えかけるためだけだったのでしょうか―なぜ画家は「戦争」をくりかえし版に刻むのか、120点の作品に探ります。


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2017.07.16

親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験

「親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験」は、
東京国立博物館で開催されています。
(会 場 東京国立博物館 本館特別4室・5室)

会期 2017年7月4日(火) ~9月3日(日)

高精細複製画と作品のイメージを膨らませた映像を組み合わせたインスタレーションが素晴らしかったです。
(撮影可です。スマホで撮りました)


「松林図屏風」の世界を体感!
本館特別5室 「松林であそぶ」

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原本:国宝 長谷川等伯(1539~1610)筆 安土桃山時代・16世紀
紙本墨画 6曲1双 東京国立博物館蔵 
複製品:2008年製作 和紙に印刷 6曲1双
各156.8×356.0 cm 東京国立博物館蔵

松林図屏風は毎年?年初に国宝展示室で展示されて、大変な賑わいです。日本絵画史上もっとも有名な絵ともいわれます。

等伯が、妻と嫡男久蔵を亡くした後に追想して描いたものとされる作品。
絵師としてこれからという久蔵を亡くした等伯は、数年大きな仕事をすることができなかった。(久蔵は御用絵師集団狩野永徳派に暗殺されたという説もあるようで・・)
そして、描いたのが松林図。
この風景は、妻子を連れれて上洛した等伯が最後に見た北陸の海岸の原風景と言われます。
この松林図は菩提を弔うために描いたのだろうと。

映像のラストで、等伯の思いがダブります。


畳に座って鑑賞できるのがうれしい!


東博提供の動画

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「群鶴図屏風」の世界でたわむれる
本館特別4室 「つるとあそぶ」

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原本:尾形光琳筆 江戸時代・17~18世紀
紙本金地着色 6曲1双 アメリカ・フリーア美術館蔵 
複製品:2012年製作 和紙に印刷・金箔貼付 6曲1双
各166.0×371.0cm 東京都美術館蔵

金箔の空間に鶴をリズミカルに配置して、いまにも動きだしそうな楽しい、美しい作品。

HPの解説。
夏休みは、日本美術を代表する名作で遊んでみませんか。
トーハク所蔵の名品「松林図屏風」およびフリーア美術館所蔵(アメリカ)の「群鶴図屏風」の複製と映像のインスタレーションにより、屏風絵の世界を体感できる新しい展示を行います。
屏風は古くから、装飾用や間仕切りとして使われてきましたが、現代の生活ではあまり目にすることはありません。今回は、複製画を利用して、映像空間とともにケースなしで作品世界に向き合っていただけます。絵師が屏風に描いた世界を、より能動的に五感で楽しむことができます。名画の世界に入り込む、あたらしいアート体験をお楽しみください。

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2017.07.13

ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館

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総合開館20周年記念
ダヤニータ・シン
インドの大きな家の美術館は、
東京写真美術館で開催されています。

会期  2017年5月20日(土)~7月17日(月・祝)


「ダヤニータ・シンの作品は視覚的な小説とも呼べるような、ドキュメンタリーとフィクション、夢と現実、不在と実在が綯い交ぜになったユニークな世界を展開しています」(HPから)

本展では入場時に渡される出品リストの、キャプションを読みながら(あらすじを意識しながら)鑑賞する作品があります。

以下、展示構成に沿って・・・

マイセルフ・モナ・アハメド
1989-200
21点組、ゼラチンシルバープリント
東京写真美術館

ダヤニータは「第3の性」と呼ばれ社会の周辺に追いやらたユーナック(去勢された男性(当時100万人にものぼるとされた))のコミュニティの取材を依頼される。

紹介されたのがユーナックのモナ・アハメド。
階級社会のインドでは、全く接点のなかったダヤニータとモナは、後に親友となり、発表することは考えず13年にわたりモナを撮り続けました。

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(21点の作品それぞれにキャプションが付けられています)

1、母親になりたいと言う夢を、アーイシャが叶えてくれた。だから私はインドとパキスタン、バングラデシュから2,000人以上のユーナックを招待して、アーイシャ1歳の誕生日を3日3晩祝った。

2、アーイシャのおかげで、私の人生に初めて幸せな日々が訪れた。今までこんな幸せを感じた事はなかった。

3、私の左にいるのがグルのチャマン。右はチャマンの兄弟分にあたるデゥギ。

4、アーイシャは自分のお腹を痛めて産んだ子供では無いけど、私たち2人の仕草は同じ

5、3歳の誕生日、ライブ・バンドを呼んでアーイシャを英国の少女のように着飾らせた

6、どこにでもいる普通の母と子のように一緒に横になっている

8~11(キャプション概要)
グルのチャマンと喧嘩してしまう。
悲しみのあまりアーイシャを連れて墓地に向かう。
墓地で暮らし始めたとき、家族はモナ・アハメドは気が狂ったと思い込み精神病院に収容してしまう.

ユーナックのコミュニティーからも阻害されてしまうモナ・・・・


12、アーイシャに会いに行ったとき、私はユーナックたちが呼んできた警察に暴力を振るわれた、あまりの痛さにダヤニータの家に行き、その痛みを写真に記録してもらった。
1

13、アーイシャをチャマンに奪い取られたとき、私はその精神的苦痛に耐えられなかった。そして死んでしまった人にたちや、唯一の友人であるダヤニータにその苦しみを伝えるために墓地にやってきた。ダヤニタは私が歌うヒンディー語の古い映画の挿入歌を気にいってくれた。

キャプション13~19略

20、ファリダバードに新築したチャマンの家にダヤニータと二人で招かれた。チャマンはダヤニータに良い印象を与えようとして、私たちを招待したのだ。

21、突然、気分が良くなった。年老いた女性の魔法がうまくいったのかもしれないし、もしかしたら神様が私に手を差し伸べてくれたのかもしれない。


ユーナックの存在も含め様々なことを教えてもらったような気がします。

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第3の性(ポートフォリオ)
1991-1993
8点組、ゼラチンシルバープリント

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《私としての私》
1999
12点組
京都国立近代美術館
ヒンドゥー教の修業のための僧院で暮らす少女たちの生活を撮っている。
2
《私としての私》 1999年、12点組より 京都国立近代美術館

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セント・ア・レター
2007
手製ボックスに入った7冊の蛇腹折りソフトカバーの本
チョーク材で額装

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ミュージアム・オブ・チャンス
2013
2つのチョーク材の構造物、アーカイバル・ピグメント・プリント
104点の額装された正方形のプリント
59点の額装された長方形のプリント
4台のテーブル、4台のスツール

ダヤニータが名付けた《インドの大きな美術館》の最初のポータブル美術館のひとつ。
8
ミュージアム・オブ・チャンス展示風景 2013年 2つのチーク材構造物、アーカイバル・ピグメント・プリント
3
《ミュージアム・オブ・チャンス》 2013年

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ファイル・ミュージアム
2012
チョーク材の構造物、アーカイバル・ピグメント・プリント
142点の額装されたプリント

《インドの大きな美術館》の中の最初のポータブル美術館
(写真組み合わせは、展示期間でも、キュレーターとしてのダヤニータにより随時入れられる)
美術館として完結する機能を備える。
4
《ファイル・ミュージアム》 2012年より

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リトル・レディース・ミュージアム 1961年から現在まで
2013
チョーク材の構造物、アーカイバル・ピグメント・プリント
75点の額装された正方形のプリント
19点の額装された長方形のプリント
5
ノニー・シン《リトル・レディース・ミュージアム  1961年から現在まで》 2013より

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ミュージアム・オブ・ジュディング 
2016年
チョーク材の構造物、アーカイバル・ピグメント・プリント
73点の額装された正方形のプリント
ベッド、机、ベンチ、テーブル、3台のスツール
2台のストレージキャビン
6
《ミュージアム・オブ・ジュディング》 2016年より

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タイム・メジャーズ
2016
最新作です。
色褪せた赤い風呂敷でくるまれた同じくらいの大きさの包みを上からクローズアップで撮影している35点組の作品

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モナ・アンド・マイセルフ
2013
写真のデジタル・プロダクション
(ミュージアムショップフロアの壁面スクリーンに放映)

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スーツケース・ミュージアム
2015
2個の革製スーツケース、44個の作品集《ミュージアム・オブ・チャンス》

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ノニー・シン《リトル・レディース・ミュージアム  1961年から現在まで》より 2016年 アーカイバル・ピグメント・プリント 作家蔵
モナ・アハメド(上)「 ダヤニータ・シン(下)


(以下、HPから)
 今、世界で最も活躍の著しい写真家のひとり、ダヤニータ・シン。東京都写真美術館は総合開館20周年記念展として彼女の展覧会を開催いたします。 欧米雑誌のカメラマンとしてキャリアを開始したダヤニータ・シンですが、徐々に外国人が望むエキゾチックで混沌とした貧しいインドのステレオタイプなイメージに疑問を持ち、1990年代後半にフォトジャーナリストとしての仕事を完全に辞め、アーティストとしての活動を開始します。
ダヤニータ・シンの作品は視覚的な小説とも呼べるような、ドキュメンタリーとフィクション、夢と現実、不在と実在が綯い交ぜになったユニークな世界を展開しています。近年は移動式の「美術館」を考案し、全体を〈インドの大きな家の美術館(Museum Bhavan)〉と名付けました。詩的で美しい世界のなかに、現代写真・美術が抱える美術館システムやマーケット等の問題、現代社会におけるセクシュアリティや、格差、階級、ジェンダー、アーカイブ、情報等の様々な問題が示唆されています。また、従来の写真や写真集という概念を軽々と超えて、写真というメディアの新たな可能性を切り開いています。彼女の作品は今後の写真のあり方を考える上でも示唆に富むものです。

 本展覧会は、ダヤニータ・シンの初期の代表作〈マイセルフ・モナ・アハメド〉(1989-2000年)、〈第3の性(ポートフォリオ)〉(1991-93年)、〈私としての私〉(1999年)から、転機となった〈セント・ア・レター〉(2007年)を導入部に、最新作を含むダヤニータ・シンの「美術館」を日本初公開いたします。 日本の美術館では初の個展となるダヤニータ・シンの世界をご堪能ください。

ダヤニータ・シン
 ダヤニータ・シン  1961年、ニューデリー生まれ。1980年から86年までアーメダバードの国立デザイン大学に学び、1987年から88年までニューヨークの 国際写真センター(ICP)でドキュメンタリー写真を学んだ。その後8年間にわたり、ボンベイのセックスワーカーや児童労働、貧困など のインドの社会問題を追いかけ、欧米の雑誌に掲載された。『ロンドン・タイムズ』で13年にわたりオールド・デリーを撮り続け、 『マイセルフ・モナ・アハメド』(2001年) として出版。1990年代後半にフォトジャーナリストとしての仕事を完全に辞め、インドの 富裕層やミドル・クラスへとテーマを転じた。ヴェネチア・ビエンナーレ(2011年、2013年)やシドニー・ビエンナーレ(2016年)など の数々の国際展に招聘されている。京都国立近代美術館と東京国立近代美術館の「映画をめぐる美術-マルセル・ブロータースから 始まる」展(2013年~14年)に出品。


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2017.07.10

東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館

Photo

東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館は、
CHANEL NEXUS HALLで開催されています。

会期 2017年6月22日(木)~ 7月23日(日)
12:00 - 20:00 無休 入場無料

荒木経惟の私写真あるいは私写真的な作品が好きなのですが、あらゆる対象物を荒木流に撮りこなしてしまうのも魅力ですね!(「全部私写真だ」と言われれば、そうなんでしょうが・・)
作品から伝わってくる「哀愁と茶目っ気」が好きです。

本展には、ポートレート、風景、愛猫チロ、緊縛、造花とフィギア、浮世絵のモチーフを思わせる作品等々で荒木経惟の仕事をコンパクトに概観できる構成になっています。

荒木作品の間に、明治・大正期に日本で撮影されたギメ東洋美術館所蔵作品が挟み込むように展示されています。「荒木経惟×ギメ東洋美術館」ですからね。

(HPから)
INTRODUCTION

アタシはもう、棺桶に片足を突っ込んでるの。
あの世で自分が撮る写真はどのようなものになるのか、探ろうとしているわけなの。

シャネル・ネクサス・ホールは、2017年度の展覧会プログラム第三弾として「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」を開催いたします。

日本を代表する写真家として常に第一線で活躍してきた荒木経惟は、妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、そして苦楽をともにしてきた飼い猫チロ等々、さまざまな対象を被写体にしながら、独自の死生観で生を鮮烈に描き出し、唯一無二の写真世界を創出してきました。

また、海外でも熱狂的な支持を集める荒木は、昨年、東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇るフランス国立ギメ東洋美術館(パリ)において大規模個展「ARAKI」を開催し、大きな話題となりました。この展覧会で、50年間の作家活動を振り返るレトロスペクティブとともに発表したのが、撮り下ろしの新作「東京墓情」です。大病を経験して得た濃密な“死”への意識を抱きながら、自身の写真家人生を振り返った本作は、今の荒木経惟を知るうえで大変重要な作品であるといえるでしょう。

本展覧会では、同個展にて発表された「東京墓情」を日本初公開するとともに、ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションより、荒木自身がセレクトした幕末・明治期の写真作品を併せて出展いたします。加えて、本展のために撮り下ろした新作も発表される予定です。

70代後半を迎えてなお写真に殉じて生きる荒木経惟の、現在の境地が表されているともいえるこの最新作を、19世紀後半の日本文化を今に伝える貴重な古写真とともに、ぜひご高覧ください。

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©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery

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©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery

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©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery

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©MNAAG 

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©MNAAG

HPの動画です。

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荒木経惟の展覧会が続々開催されます。
荒木経惟の全体像を顧みるいい機会ですね!

開館20周年記念
荒木経惟センチメンタルな旅1971-2017-
会期 2017年7月25日(火)〜9月24日(日)
東京都写真美術館


荒木経惟 写狂老人A
会期 2017年7月8日(土)〜9月3日(日)
東京オペラシティ アートギャラリー

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花遊園 (会期終了)
会期 2017年6月10日(土)~6月29日(木)
エプソンイメージングギャラリー エプサイト

ファインダーの中は、いつでも楽園。 人形やさまざまなフィギュアが花と戯れる、魅惑的な世界。作家自身が心躍らせながら構築し撮影した「遊びの園」が和紙の豊穣なテクスチャーの醸し出すやわらかな空気を帯びてカラフルな色彩の艶やかさ、水墨画のような静寂、対極の中に浮かび上がります。(HPから)

撮影可でしたので、デジカメで撮りました。
和紙にプリントした作品です。
エプサイトらしい企画ですね。

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2017.07.08

「生誕140年 吉田博展」が新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で始まりました。

Yosshida

昨年(2016年)春 に千葉市美術館で開催されて好評だった、「生誕140年 吉田博展」を見逃がした方、もう一度見たいとお考えの方、各地を巡回してようやく新宿にやってきました。

「ダイアナ妃の執務室に吉田博の作品が飾られていた」ことも紹介されましたね。

「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」と題して、
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催が始まりました。

会期 2017年7月8日(土)~8月27日(日)
※会期中に一部展示替えあり
【前期】7月8日~7月30日【後期】8月1日~8月27日

展覧会の概要はこちらから

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図録の購入を考えている方(図録を買い忘れた方)に特典情報です。
「山と水の風景」とタイトルにある通り、
吉田博の代表的な作品として、海の絵と山の絵があり、この展覧会でも展示されています。

会期中に海の日(7月17日)と山の日(8月11日)もあることから、美術館では、
「海の日」と「山の日」に展覧会図録を店頭にてご購入のお客様先着100名様に記念品を
プレゼントすることにしました。

・【海の日】には、海の絵柄のブックカバーをプレゼント
・【山の日】には、山の絵柄のブックカバーをプレゼント

だそうです。

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美術館に行くと立て看板で告知していますが・・・・
2020年春に本格オープンする予定で、損保ジャパン日本興亜本社ビルの敷地内地上部に新美術館を建設する計画だそうです。
「地上6階地下1階」の建物になるそうで、現在の美術館名称も変更する予定だそうです。
こちらも楽しみですね!


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2017.07.07

北斎ゆかりの地「小布施」に行ってきました。 2017年7月

北斎縁の地「小布施」に行ってきました。
訪れた目的は、北斎作品の観賞と「北斎が滞在した小布施」の空気を感じることです。
小布施と「小林一茶」の縁も気になったので・・・・

北斎は、小布施出身の高井鴻山の招きで83歳から小布施に滞在し多くの肉筆画を残しています。
岩松院本堂の天井には「八方睨み鳳凰」を描きました。北斎が残したもっとも大きな作品とされています。
そして、北斎館には有名な祭屋台とその天井絵が展示されています。この日、企画展示室では「富士に挑んだ北斎展」が開催されていました。
また、常設展示室には所蔵作品の肉筆画などが展示されていました。

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新幹線で長野まで行き、長野電鉄に乗り換えて小布施駅に向かいました。

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「特急スノーモンキー号」って思い切った名前だな~と思いましたが。
行き先を見て「あっ、そうか~」
湯田中!
外国人観光客に人気の「雪景色の温泉に浸かる猿」
確認したわけではありませんが・・・たぶん、そこからですよね。

小布施駅に到着。
観光案内所で、観光行程を相談。
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主な目的地を決めて、あとは適当に・・・・いつもこんな感じです。

先ずは、おぶせロマン号(周遊バス)に乗って岩松院に向かいました。
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岩松院に到着。
山門を通過して、本堂に向かいます。
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そして、「八方睨み鳳凰」鑑賞。
かつては、床に寝ころんで天井画を鑑賞で来たそうですが、今はベンチに座って、繰り返し流れる解説を聞きながらの観賞です。
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本堂

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21畳敷きの大きさの鮮やかな画面は圧倒的。


岩松院を後にして、里山の道を浄光寺まで歩きました。
道すがら句碑が点在していました。
一茶ゆかりの地の所以なのでしょう。
新緑か紅葉の季節に歩くと気持ちいいだろうな~
この日は蒸し暑くて・・・
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北信最古の薬師堂のある浄光寺。
薬師堂は室町時代を代表する建築物として国の重要文化財に指定されています。
木立に佇む堂内では法要が行われていました。
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さらに、「フローラルガーデンおぶせ」へ歩いて行きました。
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ここにはバスの出発時間の関係で短時間の滞在でした。
「おぶせロマン号」に乗って最終目的地の「北斎館」へ・・・

小布施らしい風情の陣屋小路、栗の小径の一帯の中に北斎館があり、小布施観光のメインの場所です。
北斎館近くの大型駐車場には引っ切り無しに大型バスが出入りしていました。(日曜日だから?)
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北斎館

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祭屋台と天井絵は、専用の室でガラスケースに収められて厳重に管理されていました。

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波図は大英博物館に貸出中でレプリカの展示でした。


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高井鴻山記念館も北斎館近くにあります。
チョット?歩くと「おぶせミュージアム中島千波館」にも行けます。


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高井鴻山記念館
この館で旦那さん、先生と呼びあった、30代後半の鴻山と80歳を過ぎた北斎は、何を話したのでしょう・・


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おぶせミュージアム中島千波館

この日帰り旅、岩松院と北斎館を訪れることができただけで満足!
小布施の観光エリアは比較的小規模といえますが、あれこれ見て回ろうと欲張ると時間が足りないな!と思いながら帰路につきました。
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北斎の作品は何れも、撮影不可です。
作品の画像はチラシ等から引用しました。


小布施文化観光協会公式サイト

動画にまとめました。

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2017.07.05

散策中に見かけた草花(2017年6月)

6月は、花菖蒲と紫陽花の季節でしたね、品種も豊富で覚えられません。
咲き誇る公園に何度も通いました。
散策にはいい季節でした。

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今年の7月は猛暑のようで・・散策も朝と夕方に限られる?でしょうね!

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花の名は?調査中

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花の名は?調査中

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ナミキソウ(波来草) シソ科

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トモエソウ(巴草)
花びらがねじれて巴形に咲くことが名の由来。

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ホタルブクロ(蛍袋・火垂袋)
若芽と花は、湯通しして甘酢あん、おひたし、煮浸しなどで食することができる。
学名のカンパニュラは小さな鐘の意味。

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ユリ
ユリの種類は豊富です。
鉄砲百合そして白百合ですね。

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ナデシコ  ナデシコ科
名前の由来は、愛おしい子を表す撫し子から付けられた。
秋の七草。

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クチナシ(梔子) アカネ科

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ハルジオン(春紫苑) 菊科
と思いますが?

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ドクダミ草 別名/ジュウヤク(十薬)

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クサソテツ(草蘇鉄)
別名/コゴミ
山菜で若芽は食用。

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オグルマ(小車)
名前の由来は、放射状に並んだ黄色の花を金の小車(牛車)に見立てたことから付けられた。

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2017.07.03

観てきた展覧会備忘録 2017年6月

六本木開館10周年記念展
国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開
会期 2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝)
サントリー美術館


世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男
会期 2017年5月30日(火) ~9月10日(日)
江戸東京たてもの園


水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟
会期  2017年6月10日(土)〜 7月17日(月・祝)
出光美術館


戦争・版に刻む記憶
企画展
会期 2017年6月24日(土)~7月23日(日) 
町田市立国際版画美術館


「夏のかほり」展 ―にほんがをみる―
会期 2017年6月6日(火)~2017年8月27日(日)
郷さくら美術館 東京


国立新美術館開館10周年
ジャコメッティ展
会期 2017年6月14日(水)~9月4日(月)
国立新美術館


平成29年度 第1回企画展 「翔べ 日本の翼―航空発達史―」
会期 2017年5月27日(土)〜7月8日(土)
国立公文書館


アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国 (会期終了)
会期 2017年4月29日(土)~6月18日(日)
東京ステーションギャラリー


開館20周年記念 小杉放菴 コレクション名品撰 (会期終了)
会期 2017年4月8日[土]~6月25日[日]
小杉放菴記念日光美術館


茶の湯のうつわ ―和漢の世界 (会期終了)
会期 2017年4月15日(土)〜6月4日(日)
出光美術館


「第11回 shiseido art egg」展 吉田志穂展 <写真> (会期終了) 
会期 2017年6月2日(金)~6月25日(日
資生堂ギャラリー


【企画展】花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― (会期終了) 
会期 2017年4月22日(土)〜6月18日(日)
山種美術館


花遊園 荒木 経惟 (会期終了)
会期 2017年6月10日(土)~6月29日(木)
エプソンイメージングギャラリー エプサイト


FEEL THE Mucha HEART
~民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛~ (会期終了)
会期 2017年6月2日(金)~7月2日(日)
伊藤忠青山アートスクエア

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2017.07.01

水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟

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水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟展は、
出光美術館で開催されています。   

会期 2017年6月10日(土)〜 7月17日(月・祝)

展示会場では、先ず「山市晴嵐図」(玉澗)、「破墨山水図」(雪舟)、「布袋・山水図」(雪村)を展示して、玉澗様の継承を検証しています。

墨のグラデーションで即興的に、ダイナミックな景色に描いてしまう感性は、矢張り素晴らしい。

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山市晴嵐図 玉澗 南宋時代末期~元時代初期 紙本墨画 出光美術館蔵

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破墨山水図  画/雪舟 賛/景徐周麟 室町時代 紙本墨画 出光美術館蔵

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四季花鳥図屏風(右隻 )  伝 雪舟 室町時代 紙本着色 出光美術館蔵


そして、雪舟五代を名乗った長谷川等伯。
牧谿の絵画表現の影響が色濃く表れていると言われていますが、日本の風景へ見事にアレンジ、等伯の景色は素晴らしい。
湿潤な空気感と光の演出の見事さ!
「竹鶴図屏風」が展示されているケース前のベンチに座ってじっくり鑑賞してきました。
(6/25までの展示です)

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竹鶴図屏風 長谷川等伯 桃山時代 六曲一双 紙本墨画 出光美術館蔵(6/25までの展示です)
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竹鶴図屏風(部分)

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松に鴉・柳に白鷺図屏風 長谷川等伯 桃山時代 六曲一双 紙本墨画 出光美術館蔵


三章では、日本で水墨画が本格的に描かれ始めた室町時代のヴァリエーションに富んだ作品を展示。
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山水図 伝 周文 室町時代 紙本墨画淡彩 出光美術館蔵

四章で近世の水墨画として初期狩野派、そして江戸狩野派の作品、池大雅・浦上玉堂らによる文人画をとり取り上げています。

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日本における水墨の「風」を考える上で欠くことのできない雪舟と長谷川等伯。本展で、伝統、「画風」「遺風」を基盤としながらも新たなる風、「流儀」や「様式」を興したふたりの創作意欲の源に迫りつつ、さらに日本における水墨画がいかなる遺風にならい、いかなる新風を興したのかを、深く読み解いてゆきます。

展覧会の構成は以下の通りです。
第1章
雪舟を創りあげたもの ─「破墨山水図」への道
第2章
等伯誕生 ─水墨表現の展開
第3章
室町水墨の広がり
第4章
近世水墨 ─狩野派、そして文人画へ


開催概要(HPから)
会墨の濃淡によって生み出されるグラデーションが、画面に無限の奥行きと広がりをもたらす水墨画。中国を発祥とするこの斬新な絵画表現は日本にも伝播し、室町時代を経て独自の表現美を獲得することとなりました。本展では、この東洋独自の絵画表現である水墨画の魅力を、「風」をキーワードに迫ってゆきます。
「風」は、「かぜ」と読めるのと同時に、「画風」「遺風」といった言葉からもわかるとおり、「流儀」や「様式」といった意味も含んでいます。日本における水墨の「風」を考える上で欠くことのできないのが、雪舟と長谷川等伯というふたりの画家です。雪舟は、当時の日本で重んじられた画法を学びながらもそれに飽き足らず、中国に渡って日本とは全く異なる本場の絵画動向に触れ、強い表現性を持つ水墨画を生み出すに至りました。そして等伯は、雪舟以後に大きな飛躍をとげた水墨画をさらに変革し、日本人の心性にかなった、情緒あふれる絵画表現にまで高めたのです。
今回は、雪舟の「破墨山水図」、そして長谷川等伯の描いた「松に鴉・柳に白鷺図屏風」という、出光美術館を代表するふたつの作品を中心に、選りすぐりの中国・日本絵画の名品と、今回特別に出品される作品をまじえ、伝統を基盤としながらも新たなる風を興したふたりの創作意欲の源に迫りつつ、さらに日本における水墨画がいかなる遺風にならい、いかなる新風を興したのかを、深く読み解いてゆきます。


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