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2017.02.28

東京マラソン観戦2017

コースが新しくなって初めての開催となった東京マラソンを観戦してきました。

私は、第一回大会で10㎞にエントリーしました。
(若かりし頃には青梅マラソン30㎞など、ほかの大会にも参加してきました)
第一回大会当日は朝方小雨模様で、残念でしたが、街頭の応援もあって楽しく走った記憶が残っています。

東京マラソンでは、10㎞だと、ゴールした後に物足りなさが残り・・・フルマラソンにエントリーしてみたいと、応募し続けたのですが籤運皆無の私は外れ続け、最近は応募すらしない状況に・・・

ここ1、2年は、怪我(骨折)腰痛があり、習慣にしていたジョギングもさぼりがちに。
これではいけない!
刺激をもらいに、観戦に向かいました。

前回大会までのゴール地点の東京ビックサイトは(10㎞コースは別です)走り終わった後、ここから家までの帰路はきついな~と思っていましたが、丸の内がゴールは朗報、魅力ですね。

過去には、浅草で応援観戦することが多かったのですが、今回は銀座四丁目から京橋、日本橋辺りまで、そしてゴールの丸の内周辺を歩きました。

「次回2018大会は平成30年2月25日(日)を予定しています。」
だそうです・・・応募しようかな~

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車いすランナー、かっこいいい!


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トップを争う?(銀座で)


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エリートランナーが走る。


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警察官も、監視をしながら走ってます。


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応援、がんばれ~


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左折して、日本橋、京橋、銀座に向かう選手の大群。


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トラブル? ちょっと心配!


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日本橋で・・・


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銀座でも、丸の内でも見かけた警察犬。お利口だな~


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応援する大勢の人々と選手。


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有楽町のスクランブル交差点近く(宝くじチャンスセンター前の道路)で収容車を乗り換える選手たち。
今回の完走率は96%だったそうです。残念だろうな~


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丸の内で・・・


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完走してメダルをかけてもらう選手たち。


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ゴールして着替え場所に向かう選手の大行列。この辺が運営上の問題かな~



銀座4丁目から京橋、日本橋そして丸の内に移動して撮りました。
編集したことで時系列に前後があります。スナップの集合としてご覧ください。

東京マラソン財団のHPから

東京マラソン2017 無事終了いたしました

2017年2月26日

コースが新しくなって初めての開催となった東京マラソン2017も皆様のご理解・ご協力のおかげで無事に終了することができました。

高速コースとなりエリートレースも白熱した戦いとなりました。車いすマラソンの男子は渡辺 勝選手、女子はアマンダ・マグロリー選手、そしてマラソンの男子はウィルソン・キプサング選手、女子はサラ・チェプチルチル選手が新コースとなって初のチャンピオンとなりました。

また新しくなったコースにともない、新たなフィニッシュエリアやランナーサービスなどの変更もございましたが、安全・安心な大会を今年も支えて下さった皆様、ありがとうございました。

コースは新しくなりましたが、「東京がひとつになる日。」というコンセプトは変わりません。

ご参加いただいたランナー、ボランティアの皆様
沿道や、テレビの前で応援してくださった皆様
また、長時間の交通規制にご理解・ご協力いただいた皆様
「東京がひとつになる日。」にご協力いただいた全ての皆様。

本当にありがとうございました。

次回2018大会は平成30年2月25日(日)を予定しています。

今後とも東京マラソンをよろしくお願いいたします。


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2017.02.23

オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき

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オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめきは、

三菱一号館美術館で開催されています。

会期 2017年2月4日(土)~5月21日(日)

「待ちに待った企画!」と思われる方々も多いのではないでしょうか・・私もその一人です。
浮世絵にみられる、色面で構成された装飾性。
ポスト印象派からの流れ・・・
「親密派(アンティミスト)」と呼ばれた作家が描く、身近な風景に潜む物語。
「日本人は、ナビ派の作品にシンパシーを感じるのではないか?」という解説をされる方も多いようですね。

以下、展覧会の構成に従って・・・・
(会場内の写真は、内覧会参加時に許可を得て撮影しました)
へたくそ写真に反省!!


第1章 ゴーガンの革命
ゴーガンの教えに従ってセリュジエが描いた実験的な作品《タリスマン(護符)》は、アカデミー・ジュリアンの学生であったボナール、ドニ、ランソンらがナビ派を結成する引き金となりました。(HPから)

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ゴーガン 《黄色いキリストのある》自画像  ゴーガン 扇のある静物  ベルナール 器瓶と林檎

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ポール・セリュジェ《タリスマン(護符)、愛の森を流れるアヴェン川》
1888年 油彩/板 27×21.5cm

さて、ナビ派の作品をどの様な構成、括りで展示するのか?
ゴーガンからの繋がりに続いて、

第2章 庭の女たち
「庭の女性」を描いた装飾性に富んだやボナールや、ドニ、ルーセル、ボナール、マイヨール、ヴュイヤールらの作品が展示されています。

もともと屏風として制作された作品です。
デフォルメされたフォルムと装飾性に富んだ色調が魅力的ですね!
ナビ派の作品には、ワンちゃん、ニャンコが登場しますね。
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ピエール・ボナール《 庭の女性たち 》 1890-91年
デトランプ/カンヴァスに貼付けた紙、装飾パネル

マイヨールの平面作品が見られたのは意外でした。
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アリスティード・マイヨール《女性の横顔》
1896年頃 油彩/カンヴァス 73.5×103cm


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ケル=グザヴィエ・ルーセル
テラス
1892年頃、油彩/カンヴァス、37×75.5cm

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第3章 親密さの詩情
慣れ親しんだ空間に身近な人々を描いた>「親密派(アンティミスト)」とも呼ばれたボナール、ヴュイヤール、ヴァロットンの作品が展示されています。

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エドゥアール・ヴュイヤール
エッセル家旧蔵の昼食
1899 年、油彩/板に貼り付けた厚紙、58.2×91.8cm

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第4章 心のうちの言葉
ナビ派の芸術家同士の密接な交流や友情を物語る、肖像画や自画像が展示されています。
(ドニ、ヴュイヤール、ヴァロットン、ボナール、ローナイ)

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ヨージェフ・リップル=ローナイ《花を持つ女性》
1891年 パステル/ベージュ紙、木枠に張ったカンヴァス 46×38cm

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ピエール・ボナール
猫と女性
1912年、油彩/カンヴァス、78×77.5cm

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第5章 子供時代
可愛い子供たちと、幼少期特有の危うさや不安といった暗い側面も表現した作品・・・そんな作品が展示されています。(ドニ、ボナール、ヴァロットン、ヴュイヤール)

この美術館で開催されたヴァロットン展も評判よかったですね!
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フェリックス・ヴァロットン
ボール
1899年、油彩/板に貼り付けた厚紙、49.2×62cm

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モーリス・ドニ《青いズボンの子ども》    ピエール・ボナール《ランプの下の昼食》

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第6章 裏側の世界
精神性、秘教主義、宗教、そして夢や非現実――印象派絵画が失った「目に見えない世界」を描くことも、ナビ派の大きな関心事でした(HPから)
(ドニ、ヴュイヤール、ランソン、セリュジェ、ラコンプ)

私が象徴主義・ナビ派を象徴する作品と思い込んできた大好きな作品。
同系の淡い色彩の背景の中でベッド眠る安らかな表情、どんな夢を見ているのでしょうか?
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エドゥアール・ヴュイヤール《ベッドにて》
1891年 油彩/カンヴァス 74×92cm


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モーリス・ドニ《ミューズたち》
1893年 油彩/カンヴァス 171×137.5cm


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HPの解説。

19世紀末のパリで、前衛的な活動を行った若き芸術家のグループ「ナビ派」。ボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンらを中心とするナビ派の画家たちは、ゴーガンから影響を受け、自らを「ナビ(預言者)」と呼んで、新たな芸術表現を模索しました。近代都市生活の諸相を平坦フラットな色の面で表す装飾性と、目に見えないものを描く内面性――日常と神秘をあわせ持つナビ派の芸術は、一見控えめで洗練された画面のうちに、20世紀美術を予兆する静かな革新性を秘めています。本展は、近年国際的に評価が高まるナビ派の芸術を、日本で初めて本格的に紹介する展覧会です。オルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから、油彩約70点、素描約10点など合わせておよそ80点が一堂に会します。



【オルセーのナビ派展:美の預言者たち―ささやきとざわめき】―三菱一号館美術館
三菱一号館美術館公式チャンネル



オルセーのナビ派展:美の預言者たち―ささやきとざわめき|migle
migle 日常xアート

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2017.02.18

伊豆大島日帰りツアーに参加してきました。

東海汽船(株)企画実施の大島日帰りツアーに参加してきました。

ツアー参加日は強風・高波が予報されていて、高速ジェット船は欠航かな~と、不安に思って、前日に情報収集。
すると、こんなサイト(伊豆大島 気象と交通)があり、そのサイト予想は欠航。

ただ、当日午前の港区の風速は、それほど強くないという予報だったので、とりあえず行くしかないと・・・・
ちなみに、当日の午前6時から高速ジェット船就航可否は電話で確認できるそうですが、このような日は繋がりにくいようですよ。

7時半までに竹芝桟橋集合ということなので・・・・浜松町駅に7時着、竹芝桟橋に向かいました。(徒歩7分)


竹芝桟橋に到着すると、
受付窓口にはすでに行列ができていて・・・・
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ツアー企画担当者が繰り返し説明をしていました。
「岡田港発午後の高速ジェット船は全便欠航になりました。お帰りは、14時30分発の大型客船に変更します。竹芝桟橋着19時の予定になります」
「また、出港しても天候状態の変化によっては引き返すこともあります」
「キャンセルされれる場合ツアー料金全額を返金いたします」

まあ~離島の旅は、色々ある、過去に経験済み。
「高速ジェット船と大型客船の船旅を一日で楽しむことができる」というのも、いいのでは・・・と。

船内滞在6時間半、大島観光4時間(バス移動、昼食込み)という旅に!


竹芝桟橋を高速ジェット船で出発→(久里浜経由)→大島着(岡田港)

観光バス乗車→大島公園(国際優秀椿園)→(バス移動)
三原山頂口→(バス移動)→温泉ホテルで昼食→(バス移動)
椿花ガーデン(国際優秀椿園)→(バス移動)

岡田港→大型客船サルビア号で出港竹芝桟橋着
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竹芝桟橋から見る朝のレインボーブリッジ。

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8:10 乗船・・・久里浜経由、大島岡田港に向けて出港。


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朝の湾内は穏やか・・・・やがて風が強くなり、波も高くなって、揺れを感じるようになります。

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10:10 大島岡田港到着。
キャンセルされた方もいたようで、予約の状況満席のはずの船内には、空席もありました。

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乗客の下船を終えて・・・・

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10:30 観光ツアー出発 本日のツアー仲間です。


10:50 大島公園(国際優秀つばき園)着
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椿の開花状況は、これからという感じで蕾が多かった。
11:35発

11:50 三原山頂口駐車場着
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展望台に向かう人々が霧の中に消えていく・・・・!

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展望台から望むも、残念。


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駐車場に戻ると霧が晴れていて、波浮港が遠望できました。
12:10発

12:20 温泉ホテル着(昼食)
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美味しかったですよ。
13:00発

13:15 椿花ガーデン(国際優秀つばき園)着
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大島公園に比べて、開花が進んでいました。
品種の違いでしょうか?

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花が落ちて・・・
13:50発

14:00 岡田港着(島内観光終了)
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お土産店 ここでスタンプラリー抽選会実施。
私が、くじ引き箱に手を入れた時点で、係の女性の右手がすでに残念賞のポストカードに触れている素早さ!

14:30 岡田湾出港
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大型客船さるびあ丸

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人数少な目?


19:05頃 竹芝桟橋着
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戻ってきた~

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竹芝桟橋着岸。


心配した帰りの4時間半(航行時間)も、お酒ちびちび、写真撮ったりで飽きませんでした。

友人に誘われて参加した、
このツアーのコスパの高さにびっくり!
帰りにパンフレットを見て納得。

「伊豆大島船舶旅客運賃補助金対象パンフレット」と書いてありました。

伊豆大島へ遊びに行こう!
HPから

東京都では、災害からの本格的な復興に向け、多くの方に伊豆大島を訪れていただくことを目的として、通常料金よりも割安な「伊豆大島・復興応援ツアー」を民間旅行事業者と連携して提供しております。ご旅行の際に、ぜひご活用ください。

基本一人旅の私ですが、気の置けない友人、仲間と行くツアーも楽しいなと、実感した一日でした。


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2017.02.13

青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To You

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青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To Youは、

ポーラ・ミュージアムアネックスで開催されています。

会期 2017年1月20日(金)~2月26日(日)


個々の作品も良いのですが・・・ガラスを素材にしたインスタレーション空間として素晴らしい!
粘菌、バクテリア、ウイルス、細胞といった目に見えない「生命の有りよう」をテーマに作品を作っているそうですが、透明ガラスと光の造形は新鮮な発見に満ちています!


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HPの解説。

青木美歌は、粘菌、バクテリア、ウイルス、細胞といった目に見えない「生命の有りよう」をテーマに、ガラスを素材にした作品を発表してきました。バーナーワークという技法により、1つ1つ緻密に作られた透明なガラスからは、あたかも生命が宿っているかのようなパワーを感じることができます。そして光が当たることでより輝きを増し、儚さと神々しさが表裏一体となったその圧倒的な存在感は、彼女の作品の特徴として多くの人々を魅了してきました。

本展『あなたに続く森』では、植物のライフサイクルをモチーフに、目に見えない生命の「繋がり」をガラスのオブジェと光を組み合わせたダイナミックなインスタレーションとして展開します。地球上の生命体は、生と死のサイクルを繰り返し、何億年という時を経て、今の私たちへと繋がっています。その神秘的な生命の生成プロセスとカタチを植物の細胞というミクロの世界で表現します。人々はガラスの森という瞑想の世界に入ることで、そこにひっそりと佇む、目に見えないものの息吹を感じとることができます。

まるで異次元に迷い込んだかのような幻想的な世界をお楽しみください。

こちらもいかがですか?
吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線
於;資生堂ギャラリー
~3/26

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2017.02.11

マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―

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マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―は、
パナソニック汐留ミュージアム
で開催されています。

会期 2017年1月14日(土)~3月26日(日)

汐留ミュージアムでは2013年に、
「モローとルオー -聖なるものの継承と変容-」展
が行われました。

「我が子ルオー」「偉大なる父」と彼らの往復書簡の中で呼び合う二人の間には、師弟を超えた 特別な絆がありました。モローは遺言によりルオーをモロー美術館初代館長に任命し、自分 亡き後も愛弟子を導き続けます。(HPから引用)

そしてこの展覧会では、
国立美術学校のギュスターヴ・モロー教室で共に学んだ、マティスとルオーの生涯にわたる友情の秘密に迫ります。

モロー教室で共に学んだ二人は、サロン・ドートンヌへの出品などを通して、フォーヴィスムなどの新しい芸術活動に進みます。

2つ世界大戦が起こる激動の時代、パリのルオーと、南仏ニースに拠点を移したマティス、そこに ニューヨークで画商をしていたマティスの子息ピエールが加わり活動範囲が拡がります。

ナチスによるパリ占領期に出版人テリアードが発行した芸術誌『ヴェルヴ』をはじめとする本作りの仕事にマティスとルオーは参加します。(沢山の雑誌が展示されています)

最終コーナーで、マティスの作品集『ジャズ』、ルオーの《聖顔》など宗教的な画題の作品を展示して、この展覧会を締めくくっています。

随所に、マティスとルオーの往復書簡の展示。
内容(要点)を掲示して、その深い交友関係を偲ばせます。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 国立美術学校(エコール・デ・ボザール)からサロン・ドートンヌへ 1892年~1913年

第2章 パリ・ニース・ニューヨーク 1914年~1944年

第3章 出版人テリアードと占領期

第4章 『ジャズ』と《聖顔》1945年~1956年

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マティス《スヒーダムの瓶のある静物》1896年 マティス美術館、ル・カトー=カンブレジ

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マティス《モデル》 1901年 パリ市美術館


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マティス《室内;二人の音楽家》 1923年 ポーラ美術館

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マティス《窓辺の女》1920年 みぞえ画廊

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ルオー《窓辺の静物》 1930年個人蔵(ジョルジュ・ルオー財団協力)パリ

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ルオー《曲馬団の娘たち》 1924-25年 泉屋博古館分館

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マティス《ラ・フランス》 1939年 公益財団法人ひろしま美術館

全編にフランス美術の精華を散りばめることでナチスによる抑圧への抵抗を表明した『ヴェルヴ』8号(1940年)に掲載された作品。
(キャプションから)


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ルオー《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」1951年 個人蔵(ジョルジュ・ルオー財団協力)、パリ

フランスそのものを象徴する女性像である聖ジャンヌダルク。
マティスと同様に女性を描きながらカトリック教会の聖人でもあるジャンヌダルクを選ぶあたりがルオーらしい。
(キャプションから)

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記念撮影コーナー
椅子に座って、撮ることができます。(撮ってもらうことができます)

HPの解説。

1906年8月30日、アフリカ旅行から戻った36歳のマティスは、「中でも砂漠はすごかった」と、その強い印象を友人のルオーに書き送ります。国立美術学校で共に学んで以来、この二人の偉大なフランス人画家が交わした膨大な手紙のやりとりは、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続きました。
全く異なる画風を確立したマティスとルオーは、一方でフランス絵画の輝かしい伝統の継承者としての誇りと責任感を共有していました。それは、外国人を受け入れて輝きを増すフランス、あるいは第二次世界大戦に苦悩するフランス、そのいずれにあっても揺らぐことなく、自らの絵画で回答し続けた姿勢にも表れています。例えば、戦争を機に描かれたマティスによる《ラ・フランス》とルオーによる《聖ジャンヌ・ダルク》は、自由なフランスを象徴する堂々とした女性を描いてその白眉といえるでしょう。
本展では、二人や家族の手紙を紹介しながらその時期の絵画作品を展覧します。マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズの全点出品など、フランスからの初来日作品を含む合計約140点を通して、マティスとルオーの友情の秘密に立体的に迫ります。

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2017.02.09

クインテットⅢ 五つ星の作家たち

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クインテットⅢ 五つ星の作家たちは、

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

開催されています。

会期 2017年1月14日(土)~2月19日(日)

HPの解説。

本展は、「クインテット」(五重奏)と題し、約20年間の継続的な作品発表実績があり、将来有望な5人の作家たちを紹介するシリーズ企画 第3弾で、川城夏未、木村佳代子、橋本トモコ、堀由樹子、横溝美由紀の近作・新作約70点を展示します。
第1回、第2回のテーマは「風景」、第3回の本展テーマは「自然」です。5人の作家たちは、都会に生まれ育ち暮らしながら憧憬の念と共に「自然」を見つめ、取り囲む環境を手掛かりに制作しています。それらは写実的に描写する作品というよりも、日常接する「自然」に自らの記憶や思考を重ね、豊かな感性と個性で形象化する作品と言えます。
私たちと同時代に制作された5人の絵画の前に佇むことで、私たちの心に奏でられる各々の五重奏は、爽やかな
「残響」としてしばらく留まることでしょう。


「自然」をテーマにして5人の作家が描いた個性あふれる作品が展示されています。
画材、描法も、それぞれ個性的で、楽しめる展覧会です。

川城夏未氏の作品展示風景。
ロスコルームじゃないですが・・・この空間は良かった。
ただ、只管眺めるか?見る角度を変えて、光の反射で現れる 図像の変化を楽しむか?
面白い作品です。

キャプションから

蜜蝋を絵具に混ぜて使っています。
その絵具の層は、光の加減で発光するように見えたり、吸収するように見えたりします。

観る角度や光の当たり方によっても違いがあり、見えてくるものや見えなくなってゆく現れ方をします。

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橋本トモコ氏の作品展示風景
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木村佳代子氏の作品展示風景。
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横溝美由紀氏の作品展示風景。
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堀由樹子氏の作品展示風景。
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2017.02.05

曽我梅林に行ってきました。(2017年)

第47回小田原梅まつり開催初日の曽我梅林に行ってきました。

会期 2017年2月4日(土)~3月5日(日)

今年は、開花が早いようですね!
2月いっぱいまでは、もたないかもしれませんよ。

新松田の駅を出ると、車道を挟んで真向かいにJR御殿場線の松田駅があります。
御殿場線は、ほぼ1時間に一本のダイヤですから、時刻表で、予め調べておく必要がありますよ。
(下曽我駅に行くバスの便もありますが・・・)

40分程度時間の余裕(次の国府津行電車の発車時刻まで)ができたので、「まつだ桜まつり」会場にとんぼ返りで行きました。(さくら祭り開催期間2/11~3/12)
祭り開催前ですが、見ごろになっていましたよ!

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富士山は午前中に撮った方がいいですね。
ポスター写真みたいで味気ない気もしますが?
この写真はスマホで撮りました。

昨年の「まつだ桜まつり」の様子はこちらで。
拙ブログ記事の度々の紹介で恐縮です。

頭の中に入れておいた、御殿場線国府津行きの発車時刻5分前にJR松田駅に戻って、下曽我駅に向かいました。

下曽我駅に着いて、まずは、梅の里センターに行って、「曽我の里散策マップ」を頂きました。
(過去に何度も訪れている曽我梅林ですが、このところご無沙汰だったので )

この日は「曽我の里散策マップ」の逆の道順を辿りました。
梅の里センター→曽我梅林原会場→曽我梅林別所会場→法蓮寺(曽我兄弟の母、満江御前の墓)→見晴台→一本松→六本松跡→城前寺→雄山荘跡→宗我神社→瑞雲寺→下曽我駅

写真を撮りながら、ゆっくり歩いて3時間程度の行程でした。

満開の梅の木の下で「のんびり酒を飲みながら」・・この光景は羨ましかった。
「ハイキングか?酒か?」どちらを選びますか?です。

梅の花と、歴史、文学散歩という楽しみ方もありですね。


以下の動画と画像は、ミラーレス一眼で撮りました。

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曽我梅林別所会場の撮影ポイントで・・・

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売店の人だかり。(土曜日だから?)
食べ物、飲み物を買う人々の行列ができます。
予め持って行った方がいいかも、ですよ。


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枝垂桜は、2~3分咲きでした。


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曽我兄弟の母 満江御前の墓。


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ハイキングコースからの眺望。


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ハイキングコースで・・・


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城前寺境内の曽我兄弟記念碑。


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雄山荘跡地(建物は2009年焼失)
雄山荘は昭和初期に会社社長の別荘として建てられました。
太宰治の愛人であった太田静子が戦時中にこの別荘に疎開し、静子がこの別荘で過ごした日々の日記が斜陽の元になった。太宰は1947年2月に雄山荘に来訪し滞在したそうです。

斜陽を読み返したくなりますよね、静子を訪ねる場面が、確か描かれたいたような?
高校生の時に読んだ本なので・・・・


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宗我神社


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瑞雲寺
境内の桜は4~5分咲きでした。

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2017.02.03

第19回 DOMANI・明日展

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未来を担う美術家たち
19th DOMANI・明日展
文化庁新進芸術家海外研修制度の成果
は、

国立新美術館
で開催されています。

会 期 2016年12月10日(土)~2017年2月5日(日)

HPの解説。

文化庁は、将来の日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の大学や関係機関等で行う研修を支援する「新進芸術家海外研修制度」を1967年度から実施しており、まもなく半世紀を迎えようとしています。また、そうした研修の成果発表の機会として1998年から「ドマーニ・明日展」を開始し、今年度で第19回目を迎えます。国立新美術館を会場に、天井高に恵まれた空間での大規模なグループ展に加えて、より小さな規模でキュレイションの度合いを高めた企画「ドマーニ・プラス展」を2015年より別途立ち上げました。ふたつの企画は、文化庁の新進作家育成のプログラムの第二弾階――第一段階として海外研修制度で送り出した人材を、日本のアートシーンにプレゼンする機会になることを目指しています。
第19回のドマーニ展は、国立新美術館の豊かな空間を生かし、研修を終えて比較的時間の浅いフレッシュな作家たちのショウケースになるよう、作家のラインナップを組んでいます。絵画、写真、映像、アニメーション、インスタレーション、陶芸、メディア・アートなど多様な素材と表現、そして滞在先もヨーロッパや北米に限らず、アジアや南半球へと広がっています。「re_consider Japan」をゆるやかなテーマに、「2020」にむけあらためて日本を考える機会とします。
2020年代の日本のアートシーンを支える人材との出会いの場になることを願っております。

出展作家は次の通りです。

池内晶子、岡田葉、南隆雄、秋吉風人、保科晶子、松井えり菜、曽谷朝絵、三原聡一郎、山内光枝、今井智己
、折笠良、金子富之、平川祐樹

それぞれの作家が個性的でよい作品を展示していましたが、
その中から、気になる作家を紹介してみます。
(展示会場風景に、作者のコメントの冒頭部分を添えました)

派遣国と作者の作風イメージが符合すようで・・・

松井えり菜 
派遣国 ドイツ

「私を描く」ということは客観的または主観的に自分を見つめ直しす行為です。私が一貫して自画像を制作し続けているのは、自分の顔がもっともリアリティーを感じるモチーフであり自分の中に気づき得なかった感情を教えてくれるGPSのような存在であるからです。

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曽谷朝絵
派遣国 アメリカ

私の絵画はいくつかの性質の違うパーツが集合してできている。 神経のパーツ、細胞のパーツ、鉱物の結晶のパーツ、暗闇のパーツ、空のグラデーションのパーツ。 「それらを絵画から解放し、空間に解き放つことで何が生まれるだろう」という興味から今回のインスタレーションが生まれた。

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保科晶子
派遣国 フランス

粘土、はやわらかく柔軟性があり、乾かし、水を加え練り直せば再生し、窯で焼けば固まり陶に変化します。時間、記憶や感情などの変わりやすく不確かでありながら、大切で愛おしい概念を、粘土の特徴や制作過程の中から見つけ出すことが私の仕事です。

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金子富之
派遣国 カンボジア

アンコール・ワットで知られるカンボジアのシェムリアップではヒンドュー教、上座部仏教や精霊信仰などの造形美術に触れ、その経験の中で様々なイメージが幻成いたしました。アジアの自然や生活環境の厳しさを知ると共に、様々な場所でドローリングやスケッチを行いました。 ~略~ これらと今まで手掛けてきた日本的なイメージを融合させ、新しい表現を試みました。
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続きを読む "第19回 DOMANI・明日展"

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2017.02.01

散策中に見かけた草花(2017年1月)

地元の梅の花も咲きはじめました。
春の予感ですね・・・
咲いているのに気が付いた花々をスマホで撮りました。

近場では、熱海の梅園が満開に近づいているようですし、
松田町の桜もそろそろ咲き始めたようです。

熱海の梅園に前回行ったときは、花の満開時期を逃して残念な思いをしました。

「風のない快晴、ぽかぽか陽気、満開」
こんな環境に巡り合うことは、まず無いように思っているのですが・・・・

かつて毎年行っていた、曽我別所の梅も気がかりです。

いっそのこと、全箇所行ってこようかと・・・無理かな~

伊豆の河津桜も・・・・・


Photo
ロウバイ

Photo_2
紅梅(八重寒梅)

Photo_3
白梅

Photo_4
福寿草
福と長寿をもたらすことが名の由来です。

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観てきた展覧会備忘録 2017年1月

画と機 山本耀司・朝倉優佳
会期 2016年12月10日(土)〜 2017年3月12日(日)
東京オペラシティ アートギャラリー

サントリー美術館新収蔵品
コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス
会期 2017年1月25日(水)~3月12日(日)
サントリー美術館

代々木感謝祭 -刀剣博物館開館50年にわたる寄贈名品展
会期 2017年1月5日(木)~3月31日(金)
刀剣博物館

第75回展 「寿ぎの品々を読み解く」
会期 2017年1月7日(土)~3月12日(日)
前期:1月7日(土)~2月5日(日)
後期:2月11日(土)~3月12日(日)
三の丸尚三館

開館50周年記念
岩佐又兵衛と源氏絵― 〈古典〉への挑戦

会期 2017年1月8日(日)~2月5日(日)
出光美術館

「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」
会期 2016年11月1日(火)~2017年2月19日(日)
国立科学博物館

「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」
会期 2017年1月13日(金)~3月26日(日)
資生堂ギャラリー

総合開館20周年記念 
TOPコレクション 東京・TOKYO (会期終了)
会期 2016年11月22日(火)〜2017年1月29日(日)
東京都写真美術館
総合開館20周年記念 
東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13 (会期終了)
会期 2016年11月22日(火)〜2017年1月29日(日)
東京都写真美術館
アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち (会期終了)
会期 2016年12月13日(火)〜2017年1月29日(日)
東京都写真美術館

美術館の初もうで (2017年) (会期終了)
会期 2017年1月2日(月) ~ 2017年1月29日(日)
東京国立博物館

興福寺の寺宝と畠中光亨展(興福寺中金堂再建法相柱柱絵完成記念) (会期終了)
会期 2017年1月11日(水)~1月23日(月)
日本橋髙島屋8階ホール

特別展 国立劇場開場50周年記念  (会期終了)
日本の伝統芸能展
会期 2016年11月26日(土)~2017年1月28日(土)
三井記念美術館

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