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2013.09.07

フランシス・アリス展

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Photo

この展覧会は、2期に分けて東京都現代美術館で開催されています。
第1期 メキシコ編 4月6日~6月9日(既に終了しています
第2期 ジブラルタル海峡編 6月29日~9月8日(明日で終了です

第1期のメキシコ編は作品分量的にも多く、内容が多岐にわたっていました、2期の展示は点数的には少な目で1期を見た方には物足りなさをチョット感じるかもしれません。
1期の作品には、本人が頻繁に登場しますが、2期では、あまり登場しません。
作品に取り込む姿勢の変化なのかもしれません。

アートは社会においてどのような役割を担う事が出来るのか?
寓意に満ちた、あるいは、意表を突く表現で、我々にも社会に、政治に目を向けさせ、考えさせてくれます。


HPの紹介記事です。

砂塵を巻き上げる竜巻の中へカメラ片手に突入する。朝から晩まで、メキシコシティの街なかで巨大な氷を溶けるまで押し続ける。こうしたフランシス・アリスの行為は、一見すると無謀で滑稽なものに映るかもしれません。しかし、その一つ一つの行為は私たちが生きる社会の寓意として、決して見過ごすことのできない現実を浮かび上がらせます。
 メキシコ在住のアーティスト、フランシス・アリス(1959-)は、都市の中を歩きまわり、そこから見えてくる日常に潜む問題をとらえて、作家が街なかで行うアクションから数百人の参加者をともなった大規模なものまで、さまざまなプロジェクトを世界各地で行ってきました。そうした行為は、記録映像や写真、物語性をもった魅力的な絵画、ドローイング、ときにはポストカードまで、多様な形で展開していきます。
 アリス作品の多くは、作家が生活するメキシコの社会的、政治的問題を扱っていますが、詩的でウィットに富んだ表現によって、特定地域の問題さえも誰もが共有できるものにしてしまうその卓越した表現力は、国際的に高く評価されています。

本展は二期にわたって、初期作品から新作までアリス作品の全貌を明らかにするものです。第1期では、メキシコで行った約15のプロジェクトを、映像を中心に写真や絵画、彫刻を通して紹介し、作家のこれまでの表現活動を概観します。一方、第2期では、ジブラルタル海峡で行った大規模な新作プロジェクト《川に着く前に橋を渡るな》 に焦点をあてて、その記録映像、絵画、ドローイング、インスタレーション、彫刻、写真など約100点を発表します。

社会が大きな変化を迎えている今、アートは社会においてどのような役割を担うことができるか問われています。そうした中、寓意に満ちた物語の力によって現実と向き合うアリスの姿勢は、現実社会に対するアートの可能性をあらためて提示することになるでしょう。

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実践のパラドクス1 ときには、何にもならないことをする 1997年 メキシコシティ アクションの記録映像
メキシコシティの街中で巨大な氷を溶けてなくなるまで押し続けます。


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観光客 1994年 メキシコシティ アクションの記録写真

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愛国者たちの物語 1997年 ラファエル・オルティガとのコラボレーション アクションの記録映像

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眠る者たち 1999年現在 メキシコシティ スライド・プロジェクションン 

アフリカとヨーロッパを隔てるジブラルタル海峡、両岸から草履で作った船を持った子供達が、海に出て行きます。
相対するスクリーンにその様子が映されますが、結末はありません、思考に余白が残されます。
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川に着く前に橋を渡るな 2000年 ジブラルタル海峡

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無題 「川に着く前に橋を渡るな」の為の習作 

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無題 「川に着く前に橋を渡るな」の為の習作

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