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2012.07.13

スイスの絵本画家 クライドルフの世界

Photo

この展覧会はBunkamuraザ・ミュジアムで6月19日~7月29日まで開催されています。

絵本の展覧会が(絵本の展覧会も)大好きで良く見に行きます、拙ブログで何度か紹介していますが実はもっと見ています。
オジサンの行くところではないなんて思っていると損ですよ。
擬人化した草花、虫たち等々が、作家の想いを、様々な世界観を伝えてくれます。
愉しいですよね。
あまり時間がとれなくて、駆け足で観てきました、もう一度ゆっくり見たいとは思うのですが、行けそうもありません。
来年横浜そごうに巡回するようです、この時にもう一度行くのも良いかと。
私が観に行った2週間前、平日の17時前頃は空いてましたよ。
これからは分かりませんが。

スイス・ベルンの農村で生まれ育ち、裕福でなかったクライドルフは石版製作所で修行をします。その後、美術大学で絵を学びますが学費を稼ぐために働きずめの無理がたたって体調を崩し、バイエルンの山中で長い療養生活を送ることになります。そのときの豊かな自然に触れた体験がが、処女作「花のメルヘン」(1898)を生みます。生涯で25冊の絵本を制作し、そのほとんどは文章も自分で書いています。多色刷りの質の良い絵本がヨーロッパで花開いた19世紀後半から20世紀にかけて、クライドルフはその黄金時代の先駆けを作った画家といえます。クライドルフの世界を、絵本原画を中心に約220点の作品でたどる日本初めての本格的な展覧会です。

クライドルフはヘルマン・ヘッセとも親交があり、ヘッセがクライドルフについて語った言葉が紹介されていました、メモしてくればよかったのですが何せ時間が無かったので・・・・。
展覧会を観ながらヘルマン・ヘッセ 庭仕事の愉しみ という本を思い出していました、こちらもお勧めですよ、ヘッセの絵が沢山載っています。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章: 初期の絵本
  
第2章:くさはらの中の生き物たち

第3章:アルプスの花の妖精たち

第4章:妖精と小人-メルヘンの世界の住人たち

第5章: 子供たちの教育

エピローグ: 夢と現実の間で 

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《自画像》 水彩、紙 1916年 ベルン美術館

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『花を棲みかに』より《音楽散歩》 水彩、グワッシュ、鉛筆、紙 1926年以前 ベルン美術館


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『くさはらのこびと』より 、《こびとの村のけんかするふたりのお父さんのこびと》 水彩、墨、グワッシュ、紙 1902年以前 ベルン美術館

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『バッタさんのきせつ』より 《おくさんたちのボーリング》  水彩、墨・紙  1931年  ベルン美術館

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『花のメルヘン』より 《輪舞》 墨、水彩・紙  1898年 ヴィンタートゥール美術館

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『ふゆのはなし』より《リスとのゲーム》 水彩、墨、紙 1924年以前 ベルン美術館

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『アルプスの花物語』より《アルペンローゼのところで》 水彩、紙 1928または19年 ベルン美術館


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コメント

美輪さん、コメントを頂き有難うございます。
私は、1時間程度しか時間がなくて、全部は見切れませんでした。横浜そごうの巡回展で、もういちどと考えて居ます。とてもいい展覧会ですよね。

投稿: 美輪さんへ | 2012.07.20 13:13

始まる前から絶対に行こうと思っていて、かなり前に行きました。とても可愛らしいそして楽しい展示でした。図録も凄く可愛くて購入せずにはいられませんでした。楽しい展覧会でした。

投稿: 美輪 | 2012.07.19 23:51

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