生誕100年 岡本太郎展
私が初めて、美術館で岡本太郎の作品を観たのは、高校生の時、確かこの場所、東京国立近代美術館でだったと記憶しています。その作品は、今回も展示されている代表作?の一つ「傷ましき腕」です。
近年、大作「明日の神話」復元もあり、再評価が進んでいますが、この展覧会をきっかけに、益々出版TV等々で大盛り上がりですよね。
私が行った日も混んでました。
親子ずれがいて、小さな子供が、立体作品を一点一点指さして「これなーに」「これなーに」とお母さんに訊いてました。岡本太郎、天国で喜んでいるのだろうなーと思いました。
偉そうに言ってしまえば、岡本太郎の評価って結構分かれるのでは.....晩年は、爆発してばっかりで。
作品にマンネリ感を持つ方もおられるでしょうね、今回の展示を観てもチョットそんな感じが......
でも、岡本太郎は、思考を含んだ存在そのものが芸術だととらえて鑑賞するのが正解かもしれませんね。
映像も会場で流れています。
岡本太郎と共に映る、小松左京、黒川記章、タモリの若かりし頃の.....
申し訳ないのですが、今回見逃したとしても、何時か岡本太郎の記念美術館(2か所)に行くことでもいいかも?
文献等の関連資料等が沢山あって、面白いかもしれませんよ。
いやいや、今回の展覧会も観に行くことに十分価値ありだとは思いますよ。
楽しめますよ。
展覧会構成は以下の通りです。
第1章:ピカソとの対決 パリ時代
第2章:「きれい」な芸術との対決 対極主義
第3章:「わび・さび」との対決 日本再発見
第4章:「人類の進歩と調和」との対決 大阪万博
第5章:戦争との対決 明日の神話
第6章:消費社会との対決 パブリックアート、デザイン、マスメディア
第7章:岡本太郎との対決
以下の画像はチラシの解説からの引用です。
午後の日
電撃
燃える人
子どもの樹
明日の神話(下絵)部分
森の掟
チラシ
東京近代美術館で5月8日まで開催されています。
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