« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011.04.28

森と芸術展

東京庭園美術館で7月3日まで開催されています。

新緑のこの季節、庭園は新緑で囲まれ、可憐な花が盛んに咲いています。
暖かい日差しと、そよ風に吹かれて、美術館と読書で一日中過ごしたいと、いつも思うのですが?
せっかちな私、駄目なんですね~
森と芸術展を観終わって、公園を横切って、六本木に急ぎました。

この季節になると山に、森に行きたいな~と毎年思います。
山あるいは森に入ると妖気、霊気、を感じ、なにか不思議な力に、心を見透かされているような錯覚を覚える事があります。
そんな気持ちを、呼び起こしてくれるような展覧会です。

創世記、アダムとイブが誘惑に負け追放された森。
神話の森。
コロー達が集ったバルビゾンの森。
アールヌーボーの器に装飾された植物文様。
岡本太郎が、引付けられた沖縄の、東北の森と神。
シュルレアリすムの森。
素朴派画家の描いた森、楽園。
造園、童話の森。

森にまつわる油彩、立体作品、版画、写真、工芸、挿絵、童話を巌谷國士氏の監修のもとに180点展示しています。
庭園美術館部に上手くマッチングした展覧会ですよね。

以下のパートの分けての展示です。
・森とは何か-楽園としての森
・神話と伝説の森
・風景画のなかの森
・アール・ヌーボーと象徴の森
・森のさまざまなイメージ-庭園と「聖なるの森」、メルヘン絵本の森
・シュルレアリスムの森
・東京の森-白金の森

以下の画像はチラシから
Teiennmori0001koro
カミーユ・コロー《サン・ニコラ・レ・ザレスの川辺》

Teiennmori0001dore
ギュスターヴ・ドレ《赤ずきんちゃん『ペローのおとぎ話より』》

Teiennmori0001ruso
アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》

Teiennmori0001magu
ルネ・マグリッド《再会》

Teiennmori0001kawata
川田喜久治《地獄の入口ボルマツォ ヴィテルポ 、イタリア(聖なる森より)

Teiennmoritirasi
チラシ表

おまけ(パンダ)
Dsc00284panda
庭園門前道路を隔てて.....

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.27

サントリー美術館開館50周年記念「美を結ぶ、美をひらく。」夢に挑むコレクションの軌跡

サントリー美術館の、開館50周年記念「美を結ぶ、美をひらく。」シリーズ第一弾です。
以降、年内12月4日まで三つの展覧会が開催されます。

開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 II
不滅のシンボル 鳳凰と獅子

開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 III
コーニング・ガラス美術館特別出品 あこがれのヴェネチアン・グラス―時を超え、海を越えて

開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 IV
南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎に迫る

丸の内、赤坂見附、六本木と移ってきたわけですが、基本理念は変わらず「生活のなかの美」です。
今回の展覧会を観ても分かる通り、多岐にわたる収蔵品、そしてその秀品は一見の価値ありです。
まずは桃山時代の織部、そして徳川家の鎧兜がお出迎えです、そして蒔絵の数々、和ガラス、屏風、巻物、土器、打掛け、陶磁器、沖縄染物布、階下にガレの秀品、 茶道具、新蔵品というわけです。

今回の展示会場、よくこの美術館を訪れる方には、お馴染みの作品も散見されると思いますが、良いものは何度見ても飽きませんよね。

展示構成は以下の通りです。
・コレクション誕生 《ゼロからのスタート》
・漆工 《暮らしに寄り添う器たち》
・屏風と御伽草子 《暮らしを彩った絵画》
・陶磁器の世界 《彩り豊かな皿や器たち》
・染織とファッション 《小袖、能装束と沖縄の紅型》
・ガレと世紀末のガラス 《光と色のジャポニスム》
・琳派と茶道具 《取り合わせの美》
・新収蔵品初公開 《雪舟から若冲まで》

この美術館はガラス作品も良いですね、私は和ガラスが好きです。
ガレも今回多数出品されています、比較的小さい作品も良いのですけどね~
ガレは人気で、他の美術館もけこう収蔵してますよね。


以下に、チラシから一部紹介。
Sanntorikoreku0001oribe
織部四方蓋物

Sanntorikoreku0001make
小倉山蒔絵硯箱

Sanntorikoreku0001kiri
薩摩切子 藍色被船形鉢

Sanntorikoreku0001eitoku
春夏花鳥図屏風右隻 狩野永納筆 六曲一双

Sanntorikoreku0001gara
ランプ「ひよ茸」 エミール・ガレ

新収蔵品から
Sanntorikoreku0001saiko
西湖図屏風(右隻)狩野山楽筆 六曲一双

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.26

田中好子さんのメッセージ全文

 こんにちは。田中好子です。  今日は3月29日。東日本大震災から2週間経ちました。被災された皆様のことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。  私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時は、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。  今日お集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。 心の底から感謝しています。  特にランさん、ミキさん、ありがとう。2人が大好きでした。  映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。  お礼の言葉を、いつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。  いつの日か、妹夏目雅子のように、支えてくださった皆様に、社会に、少しでも恩返しが出来るように復活したいと思ってます。カズさんよろしくね。その日まで、さようなら。

若くしてお亡くなりになり、さぞ無念と思います。
でも、これだけのメッセージを残せる心境を持続できた最期は立派だし、羨ましい人生という気もします。

こんな季節になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.25

江戸の人物画 姿の美、力、奇

府中市美術館だけは、毎回、車で行きます。
一度も駐車待ちはありません、とても助かります。
桜の時期に行ってたら良かったのにな~なんて思いましたが。


江戸時代に描かれた人の絵の展覧会です。
前期 3月19日(土)-4月17日(日)
後期 4月19日(火)-5月8日(日)
に分けての開催です。
決して美しい絵ばかりではありません。
展示されている絵は時代の社会、風俗、文化、憧憬、宗教が反映されています。
当時を偲ぶという意味でも価値ある展覧会になっています。

以下はチラシの解説です。

狩野派、やまと絵、浮世絵、文人画、円山四条派(まるやましじょうは)、洋風画、そして、今人気の伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪(いとうじゃくちゅう、そがしょうはく、ながさわろせつ)ら「奇想の画家」や、仙がい、白隠(はくいん)らの禅画まで、重要文化財3点を含む総数99点(前期56点、後期52点)の作品によって、江戸絵画の幅広い魅力をお楽しみいただきます。

一人の絵師に注目して観るのも楽しいかもしれません。
この人、こんな絵も描いていたんだ.....なんて。
夫々の思いで、いろいろな視点から楽しめる展覧会です。

展示は以下の構成になっています。
美の百様
「迫真」のゆくえ
聖の絵姿
ポーズ考
海の向こうの不思議とロマン
人という営み
かわいい

布袋さんもいろいろ。
Futyuuhito0002hotei
春叢紹珠 皿回し布袋図

Futyuuhito0004jyaku
伊藤若冲 伏見人形七布袋図

その他こんな作品も
Futyuuhito0001souhakubijin
蘇我蕭白 美人図

Futyuuhito0002butou
舞踊図

Futyuuhito0002kazan
渡辺崋山 ヒポクラテス像

Futyuuhito0003gai
円山応挙 波上白骨座禅図
何故、波の上に座禅する白骨を描いたのか、あるいは依頼されて描いたのか?
作品を眺めながら思い巡らせるのも良いかもしれません。

この美術館は、展覧会毎にイベントを準備していて感心させられます。
スタンプと用紙が用意されていてミニチュア屏風作成です。
Imgp5740


Futyuuhitotira
チラシ表


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.24

ヴィヨンの妻(小説、映画(DVD))

私が盛んに太宰治の作品 を読んだのは高校生の時、大昔です。
沢山の小説の内容が交錯していて、ヴィヨンの妻の内容が詳らかに思い出せない。
まだ整理していない、地震で崩れた本棚の本から探すのも億劫、電子ブックで(青空文庫)再読しました、30分もあれば読めます。

映画のタイトルは「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」です。
1400170545

監督 根岸吉太郎
脚本 田中陽造
製作年: 2009年
製作国: 日本
日本公開: 2009年10月10日
上映時間: 1時間54分
配給: 東宝


キャスト(役名)
松たか子 (佐知)
浅野忠信 (大谷穣治)
室井滋 (巳代)
伊武雅刀 (吉蔵)
光石研
山本未來
鈴木卓爾
小林麻子
信太昌之
新井浩文
広末涼子 (秋子)
妻夫木聡 (岡田)
堤真一 (辻)


時代背景は戦後の混乱期。
東京小金井の小説家大谷の家に夜、飲み屋から五千円を盗んで逃げ出した大谷を追いかけて、飲み屋夫婦の吉蔵と巳代がやってきた。大谷は飲み屋夫婦と口論、大谷の妻佐知が、とりなす間に、大谷は夫婦をナイフで脅かして家を出てしまう。
妻佐知が家に夫婦を上げ、事情を聴いて、思わず笑ってしまう。
過去数年にわたって無銭飲食していたのだ。
大谷30歳、佐知26歳。
翌日、佐知はなんとか警察沙汰だけは許してもらおうと、吉蔵と巳代が経営する飲み屋・椿屋へ出向く。
本当は何のあてもないのに、「今日中に5000円返せることになっている」と言ってしまう。
苦労を重ねてきた佐知は、どんな窮地に陥っても、明るく耐えられる女性になっていた。
夫が踏み倒した過去の酒代の肩代わりに、その日から椿屋で働らかせてもらうことにする。
直ぐに、佐知の美しさと明るさに客の評判を得ることに....客からはチップをもらうようになる。
大谷は盗んだ5000円をバーに仲間を連れて行き飲んでしまう、そんな事情を察したママが肩代わりして椿屋に大谷と表れて吉蔵に手渡す。
その後佐知人気で椿屋は大繁盛。
大谷は、家に殆んど戻らない、酒を飲んでは借金を作り、浮気を繰り返すという生活。
たまに家に帰ってくると、女々しく、佐知に救いを求めてくる。
「女には幸福も不幸もないのです。男には不幸だけがあるんです」なんて呟やいたりする。
「タンポポ一輪の誠実」この言葉が終盤の伏線にもなっている。

そうかと思うと、さちが貰ったチップを、全て奪って家を出てしまう。
佐知は、椿屋で大谷に会えるだけでもうれしいと思うようになる。
そんな中、佐知に好意を持つ工員・岡田(大谷のファンでもある)、かつて佐知が思いを寄せていた弁護士・辻が現れる、辻は今でも佐知を思っている。
やがて、大谷は以前飲み倒した、そして大谷から離れられないバーの女・秋子と心中事件を起こしてしまう……。


小説と全く同じ内容で映画は進行するのですが、後半で、小説に無い場面が挿入されています。
太宰の小説の内容だけでは、エンターテイメントとしては物足りないと考えたのかもしれません。
佐知と岡田との関係もチョット違いますし、弁護士・辻との関係、秋子との心中未遂も、小説にはありません追加部分ですよね。
~桜桃とタンポポ~の部分ですよね。
監督は、松たか子のイメージからこの物語を作ったそうです。
大谷役の浅野忠信がチョット.....私には。

拙ブログで過去に紹介したと思いますがこんな本もあります。
Tamagawajyusuuiblog
梶原悌子著
2002年第一刷
作品社

Dazaren
野原一夫著
1989発行
新潮社

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.23

アーティスト・ファイル 20001-現代の作家たち

国立新美術館開催、数えて四回目です。
現代の作家の作品を見るというのも楽しいですよね。
なるべく沢山の作家の作品を観たいのですが、時間の制限がありますからね....
今回は、松江泰治の作品が良いですよ。
フリーズした地球、大地を思わせる光景に、僅かに垣間見る動体、荒涼?とした、でも美しい光景に止まった時間と、 ゆっくり動く、かすかな動体。
このようは表現は他に無いわけではありませんが、とても好きです。

松江泰治
MATSUE Taiji(b.1963-)
Arttist20010001matue
松江泰治《ALTIPLANO 100676》
2010年 ビデオ


参加作家は8組です。
画像はチラシからですです。
素材と作品の関係にも注目です。
空いていて、寂しい使展覧会場ですけど、意外と面白いですよ。


クリスティン・ベイカー
Kristin BAKER(b.1975-)
Arttist20010001kurisu
《ワン・ピラミッド・ナイン・フェイス》2010年


バードヘッド
BIRDHEAD (鸟头)
ソン・タオ
SONG Tao (宋涛)(b.1979-)
ジ・ウェイユィ 
JI Weiyu (季炜煜)(b.1980-)

Arttist20010001bado
バードヘッド《無題》2010年
ゼラチン・シルバー・プリント
実際の展示は生活者を撮った多数の写真展示です。

タラ・ドノヴァン
Tara DONOVAN(b.1969-)
Arttist20010001tara
タラ・ドノヴァン《無題(マイラー・テープ)》
2008年 金属化ポリエステルフィルム

岩熊力也 
IWAKUMA Rikiya (b.1969-)
Arttist20010001iwakuma
《reverb(無頭のスフィンクス、逃げるウサギ、偽ウサギ)》
2007年 アクリル/ポリエステル、木枠

鬼頭健吾
KITO Kengo(b.1977-)
Arttist20010001kitou
《無題》2010年
今回は床に据え付けて壁の奥端から送風している。


ビョルン・メルフス
Bjørn MELHUS(b.1966-)
Arttist2001bard
《夜番 | ナイトウォッチ》
2010年 ビデオ・インスタレーション


Arttist20010001nakaigawa
中井川由季《受け止めるために沈み込む》
2009年 陶

Arttist2001tirasi
チラシ表
国立新美術館で6月6日まで開催。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.22

駒井哲郎1920-1976  心の造形物語

町田市立国際版画美術館で6月12日まで開催されています。

第Ⅰ部(5月8日迄)第Ⅱ部(5月11日から6月12日)に分けて500点余り展示されます。
資生堂名誉会長福原義春氏が収集した秀品の展示です。
巡りめぐって、来年世田谷美術館にも巡回するようです。

レンブラント展と違って、こちらは空いてますからね、創作イメージに、どの様な技法を駆使して作品を作っているのか、検証しながらじっくり鑑賞できます。
疲れたら展示会場のベンチ、または、休憩室の開放感ある窓から豊かな緑を眺めて眼を休めながら。


展覧会の構成は以下の通りです。

4月9日(土)~5月8日(日)
第Ⅰ部 若き日のエッチャ-の夢1935-1960
第1章 銅版画への道(1935-1948頃)
第2章 夢の開花(1948-1953)
第3章 夢の瓦解そして再生
第4章 充実する創作:詩画集「からんどりえ」迄(1959-1960)
第5章 新たな表現を求めて(1961-1966)
第6章 充実の刻(1967-1970)
第7章 未だ見果てぬ夢、色彩の開花(1971-1973)
第8章 白と黒の心象風景乱舞する色彩(1974-1976)

5月11日(水)~6月12日(日)
第Ⅱ部 夢をいざなう版の迷宮
章建ては前期と同じですが、作品が全て入れ替わるようです。

展示構成から分かるように、駒井哲郎15歳のエッチィングによる作品からほぼ時系列で紹介されています。
若き日に、銅版画に魅せられて西田武雄の画塾に休日の度に通って制作に励んだ作品。
東京美術学校での卒業作品、そして本格的な創作活動、絶賛されての画壇へのデビュー。
フランスへの留学、直に接した西洋版画から味わった挫折感、そして、尊敬する長谷川潔に進められて入学したパリの国立美術学校でエンビレーイング技法の習得、帰国後の自己再発見と再生。
文学者、詩人との交流、挿画、詩画集の共同制作等々仕事範囲の広がりと交友。
あらゆる版画技法の試行、1版多色刷り、モノタイプ、エンボス、グアッシュ、素描も...
銅版画のパイオニアと称される、版画家人生の挿話も含め、その時々の作品が光彩を放っています。

私は、夢シリーズや束の間の幻影、あたりの作品が好きです。
それと、詩人とのコラボ作品がすばらしいと思いました。
もう、すばらしいの一言です。

~夢と現実、すべてが私にとっては夢でもあり現実でもあるのだ~

5月11日からの第Ⅱ部にも行って約500点全て観ようと....

Komai0001funatuki
船着き場のある風景(エッチィング)15歳の頃の作品

Komai0001tukanoma
束の間の幻影(サンドペーパーによるエッチィング)

Komai0001syounen
garcon少年(アクアチントほか)

Komai0001r
R婦人の肖像(アクアチントほか)

Komai0001karandorie
『からんどりえ』より《Juin「球根たち」》(サンドペーパーによるエッチィングほか)

Komai0001mono
題名不詳 モノタイプ

Komaitirasi
チラシ表


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.21

映画(DVD)レンブラントの夜警 

51qmru1ybfl__sl500_aa300_

製作年 2007年
製作国 カナダ=フランス=ドイツ=ポーランド
配給 東京テアトル、ムービーアイ・エンタテインメント
上映時間 139分

監督 ピーター・グリーナウェイ

出演
マーティン・フリーマン (Rembrandt van Rijn)
エミリー・ホームズ (Hendrickje)
エヴァ・バーシッスル (Saskia)
ジョディ・メイ (Geertje)
トビー・ジョーンズ (Gerard Dou)

まぁ、筋書きの複雑な映画で......
レンブラントの夜警を独特の解釈で、作り上げた物語。
面白い映画ですが、意識を集中しないと筋書きが頭に入らない。(私だけ?)


レンブラントが襲われて、暴行を受ける夢を見ているという象徴的な場面からこの映画が始まります。

肖像画家として成功したレンブラントは人生の絶頂期にある。妻のサスキアは叔父のと組んで画商を務め、富を築いていった。そんな時、アムステルダムの市警団から集団肖像画を依頼される。
妻のサスキア、は高額の収入を期待して勧めるが、レンブラントは気が進まない。
サスキアニアは子どもが生むが、産後の体調が優れない。
レンブラントはサスキアのためにいやいやながらも集団肖像画の制作を承知することにする。
やがて、注文主のアムステルダムの市警団との付き合いの中で、レンブラントは夫々の秘密を知ることになる。

軍曹のロンバウト・ケンプは、孤児院院長だが、裏では子供たちに売春させ、幼女にした姉妹を虐待していた。
ある日、市警団の隊長が訓練中に誤って撃たれて死んだという報せが入る。
何故か副隊長は逃亡、新たな次期隊長と副隊長が任命される。
まもなく英国王女の来訪することになている。
この護衛任務にあたれば、栄誉と利益を得ることが出来るのだ。
市警団はスキャンダルにまみれていた。レンブラントは、絵画で、いかようにも彼らの真実を表せると思っていた。そして絵によって、罪を暴こうと。
作品制作を進める中で、病を得ていた妻のサスキアが亡くなってしまう。
やがて、完成した肖像画を見た市警団員は皆がそれぞれの不満を爆発させる。
そして、レンブラントへの復讐を決意し陰謀を企てる。
妻を失い失意のレンブラントに家政婦ヘールチェを仕向ける......レンブラントは彼女の肉体に溺れていく。
しかし、最後はヘールチェの不実をなじり追い出してしまう。
そして、少女のときから側にいた家政婦のヘンドリッケに愛情は移っていく.....

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.20

レンブラント 光の探求 闇の誘惑

レンブラント 光の探求 闇の誘惑
光と、闇と、レンブラント

チョット長めのタイトルですよね。
この展覧会、混んでます。
版画作品は、基本的にサイズは小さいです。
技法まで確認しながら観ることになります、延々と繋がる行列に交じっての鑑賞ですから、体調のいい時に行きましょう。
油彩画の展示もありますが、多くはありません。
おおよそ100展の版画作品との対面です。
エッチング、エングレ―ビング、ドライポイント単独か、それらの技法の組み合わせによる作品がほとんどです。
予め技法の予習をして出かけるとさらに楽しまます。(HPに技法の解説があります、会場にも)

そして今回、和紙に刷られた作品が30点展示されています。
従来の紙と和紙で刷った作品の比較が出来るような展示ないなっていて、陰影の諧調の違いを確認できます。
Renburantyanwasi
ヤン・シックス(和紙)

Renburantyan0003
ヤン・シックス


光の表現は、カラバッチョ等により、既に一つの潮流としてありました。

多くの画家による明暗表現(キアロスクーロ)のさまざまな革新を統合し、さらに大きな表現の可能性に挑戦すべく歴史の表舞台に登場した画家がレンブラントであった

図録からの引用です。

「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と言われた17世紀を代表するオランダの画家レンブラント・ファン・レイン
の多彩な表現をじっくり鑑賞できる展覧会です。

以下、展覧会の構成です。
第1セクション「黒い版画:レンブラントと黒の諧調表現」

第2セクション「淡い色の紙:レンブラントの和紙刷り版画」

第3セクション「とても変わった技法:レンブラントのキアロスクーロ」

Renburant0003jigazou
石の手摺にもたれる自画像

Renburant0003kirisuto
病人たちを癒すキリスト(百グルテン版画)


Renburant0003sannbon
三本の十字架

Renburant0003sannbonnoki
三本の木

Renburant0004atorie
アトリエの画家

Renburant0004inu
東洋風の衣装をまとう自画像


Renburant0001tirasi
チラシ(表紙)

国立西洋美術館で6月12日まで開催。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.19

日野原重明さんの言葉

朝日新聞4月11日夕刊記事からです。
「死別の悲しみ 寄り添う本 日野原さん3冊を推薦」
という記事から引用します。

『愛する人を亡くした時』
日野原さん監訳(E・A・グロルマン編著、松田敬一訳)
(春秋社)
本書は死別の喪失感をこのように表現しています。
愛児を失うと、親は人生の希望を奪われる
配偶者が亡くなると、ともに生きていくべき現在を失う
親が無くなると、人は過去を失う
友人が亡くなると、人は自分の一部を失う

日野原さんは言います。
「これほどの悲しみは言葉では癒せない。当人が独りで耐えるしかありません。でも周囲はその人がもたれる柱にはなれる。同情ではなく共感を持って、一緒に悲しむことです。言葉ではなく手のひらで触れ、そばにいる事を伝える、手のタッチは心へのタッチになる」

以下、2冊の紹介記事もあります。
東京大学医学部解剖学教授 細川宏さんの遺稿集
『詩集 病者・花』(現代社)

『すばらしい悲しみ』
(G・E・ウエストバーグ著、水澤都加佐、水澤寧共訳)
(地引網出版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.18

良寛の見舞い状

文政11年(1828年)におこった大地震の時、良寛が山田杜皐という人に宛てて書かれた見舞い状です。

「地震は信に大変に候。野僧草庵は何事もなく、親類中、死人もなく、めで度存候。
  うちつけにしなばしなずてながらえてかかる憂めを見るがわびしき
 しかし、災難に逢う時節には、災難にあうがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。
 これは災難をのがるる妙法にて候。かしこ。」

誤解を受けそうな文面ですが。
良寛の生き方そのものを端的に表現しているように私には思えます。
人知の及ばない大きな何かに包まれて我々は生きています。
どんなに慎重に準備していたとしても、自然災害か、事故か、病か....我々は常に、ある日突然死と直面しなければなりません。
このことに関しては老若男女、古今東西を問わず残念ながら平等です。
現実を、真摯にうけとめて、そして、この今日をこの今を、どう生きるか。
この時期、この見舞い状を読みなおして少し考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.17

リーリー(力力)、シンシン(真真)見学顛末記

この日、国立西洋美術館で開催されているレンブラント展を観に行くことにしていました。
余り混んでいなければついでにパンダに会ってこようと....

昼前に上野動物園に着くと、園外にある行列整理用のしきりに行列はありませんでした。
早速チケットを購入して園内へ.....
ちょっと受付で「どのくらい混んでますか」と訊けばよかったのに、そこが私の迂闊なところ。

園内に入ると、すぐ気がつきました行列に....後悔。



文字通りの蛇行行列です。
待ちました45分、そしてパンダ舎の前に到着、ここで、二列に分けられます。
中学生以上の大人と、それ以下の子供とその親とにです。

いよいよパンダと対面。
ですが、留まる事は許されません、ガードマンが歩けと促します。
更に、後ろ(一段高くなっている)子供用観覧場所からは、お母さんが、写真撮影の邪魔とばかりに、屈めと、屈めと....
ガードマンもつられて、屈め、歩けと....もう大変です。
子連れの方は結構ゆっくり見ているのに、我々は精々1分程度で追い出されてしまいました。

45分まって1分.....最初からわかっていたら行かなかったのになー
まあ、しかたない、しかたない。
行かれる方、事前に動物園に電話して、混雑状況を必ず確認してくださいね。
私はその後、当初の目的のレンブラント展も見てきました。


動画撮ってきましたけど、以上の状態ですので、何を撮ってきたのか....?

シンシン動かないし

リーリーを撮ろうとしたらガードマンにせかされて、後ろから押されて....

東北の方々が大変な、日本全体が困難に陥っているこんな時期に「お前は何をしているんだ」と叱られそうです。
私も、大震災の影響を受けた一人です、日々憂鬱な気持ちを抱えつつ、元の生活を取り戻さなければ、そんな気持ちです、落ち込んでばかりでは居られません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.04.16

映画 カミーユ・クローデル

この映画は、数年前府中美術館で開催された、カミーユ・クローデル展の関連企画で上映されたのを見ました。

D113500334


スタッフ
製作:クリスティアン・フェシュネール、イザベル・アジャーニ
監督:ブリュノ・ニュイッテン
原作:レーヌ=マリー・パリス
脚本:ブリュノ・ニュイッテン、マリリン・ゴールディン
撮影:ピエール・ロム
音楽:ガブリエル・ヤレド
1989年10月
上映時間 175分
製作国 フランス

キャスト(役名)
イザベル・アジャーニ(カミーユ・クローデル)
ジェラール・ドパルデュー(オーギュスト・ロダン)
マドレーヌ・ロバンソン(ルイーズ=アタネーズ・クローデル)
ロラン・グレヴィル(ポール・クローデル)
アラン・キュニー(ルイ=プロスペール・クローデル)
カトリン・ブアマン(ジェシー・リップスコム)


子どものころから彫刻に勤しんでいた、カミーユは父親の援助のもと制作に励む。
母と姉はそんなカミーユを認めていなかった、弟はのちに詩人外交官となるポール。

1885年のパリ、師匠ブーシェがローマに学びに行くことになり、カミーユは後任のオーギュスト・ロダンのアトリエヘ赴いた。ブーシェとロダンの約束だった。既に名声を得ていたロダンは42歳カミーユは20歳。
ロダンは、カミーユの才能を認め、工房に弟子として採用する。
ある日、ロダンがモデルを誘惑している所に出会いカミーユは怒りを覚える。
2倍の年齢差にもかかわらず、そんな二人は、何時か愛しあうようになった。
ロダンはカミーユのためにパリ郊外にアトリエを準備する。そこが二人の愛の巣となる。
カミーユは、ロダンの作品の手伝いをするのが手いっぱいで、自分の作品は作れないでいた。
そんな日々の中、カミーユはロダンの子を身篭ってしまう。
中絶してしまったカミーユは、ロダンに、内縁の妻ローズと別れて、と迫るが、子供のいるローズとロダンは別れられず、煮え切らない態度を続ける。
カミーユは、ロダンとは二度と会わないことを誓う。
やがて画廊主ブロットと知りあうことで新たな仕事の方向を見出そうとするが、カミーユは、ロダンへの思をたちきる事が出来ない。
再会するも、お互いいがみ合ってしまう。
カミーユは、家に閉じこもるようになり、酒におぼれ、自分の作品を破壊するような精神状態に陥る。
個展を開くが、世間もそんな奇行をみてカミーユを疎ましく感じるようになる。
48歳になったカミーユは精神病院に収監、78歳で亡くなるまで、もう作品を作ることはなかった。


カミーユの彫刻家としての人生を認めようとしなかった、母と姉は一度も病院を訪れることはなかったという。
ただ一人、年一度訪問していた詩人で外交官の弟、ポールも海外赴任で訪れる事が出来なくなった。
一生、カミューはロダンの陰謀で、私はこうなってしまったと恨み言を言い続けたと......
カミーユ死後、ポールの手で遺された作品で個展が開催された。

Kamyu
カミーユ・クローデル


カミーユの作品
Camille102_jpg
<分別盛り(第2ヴァージョン)>
男性はロダン、背後にかぶさる老女は内縁の妻ローズ・ブーレ追いすがる若い女性はカミーユ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.15

ポロックの伝記映画そして....

来年の話で恐縮ですが、今から楽しみにしている展覧会があります。
アートを変えた男 生誕100年ジャクソン・ポロック展。
東京近代美術館で2012年2月10日からです。
待望の日本初回顧展!です。
Poroku


まあ、数点は繰り返しも含めて展覧会で、観ていますが纏めて見る機会はありませんでした。
絶好の機会だと思って期待しています。
どの程度の展覧会になるのでしょうか?

ということで、映画も大好きな私、画家の伝記物は探してでも見てきました。
そこで、過去に投稿した映画紹介の再掲載です。
私は良い映画だと思っているのですが、興味のある方は、観てみるのも良いかと....レンタルにあればの話ですが.....

映画 ポロック 2人だけのアトリエ

原題 : Pollock
製作年 : 2000年
製作国 : アメリカ
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

キャスト(役名)
Ed Harris エド・ハリス (Jackon Pollock)
Marcia Gay Harden マーシャ・ゲイ・ハーデン (Lee Krasner)
Amy Madigan エイミー・マディガン (Peggy Gussenheim)
Jennifer Connelly ジェニファー・コネリー (Ruth Kligman)
Val Kilmer ヴァル・キルマー (Willem DeKooning)

監督
Ed Harris エド・ハリス

エド・ハリス 、初監督こだわりの作品。

1941年から事故死の日まで、時系列で追っかけた文字通り伝記映画。

今、現在を表現する絵画とは何か、人間自己の内面を如何に表現するか、悩み続け
アルコール依存、経済的困難、そして社会的評価に揺れる気持ち。

やがて、評価を得て、マスコミに取り上げられる様になるポロックは、自分で無くなる自分を意識するようになる。
2年間抑えてきた、アルコールに手をつけてしまうポロック。
新しい恋人の出現。
妻との確執。
描くことへの、描けないことへの懊悩。

矢張り、彼を支え続けた妻リーの元に心は返っていくのだが......。

ポロック役のエド・ハリス、妻リー役の マーシャ・ゲイ・ハーデンの存在感が良い。

Pollock20070617

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.14

牛島憲之  至高なる静謐

澁谷区立松濤美術館開館30周年記念特別展です。
5月29日迄開催されています。

白井晟一の設計でも知られるこの美術館はとても落ち着いて鑑賞できる空間が大好きです。
さて牛島憲之の展覧会、府中美術館には牛島憲之記念館がありますよね。
府中美術館に行くたびにほぼす通りしてきましたが、今回の展覧会であらためて牛島憲之作品の良さを再認識。近いうちに行きますので今度はじっくり観てこようかなと。

今回の展覧会、学生時代の作品から晩年の作品までの66点で構成されています。
牛島様式が確立したのちの作品には、「大胆な構図、茫洋とした色彩、豊かな詩情、気品ある静謐感、ユーモア、人間的余裕」という表現が当てはめられているようですが、どれも当たっているように思います。

岡鹿之助の作品を想起することもありますが、共に岡田三郎助に学んだ仲なのですね、分かるような気もします。

私が好きな作品を以下に図録から。

Usijimaame
雨明る

Usijimahare
晴日

Usijimanamiki
並木

Usijimatoudai
灯台のある島

Usijimatirasi
チラシ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.13

~松岡コレクションの幻想世界~ファンタジー 

松岡美術館で4月17日迄開催されています。

世田谷美術館で白洲正子展を観てから、行きました。(白洲正子展は拙ブログで既投稿)
この日は、広尾にも用事があったので、用賀駅から徒歩で世田谷美術館→用賀駅に戻って→東急で目黒駅→徒歩で松岡美術館→徒歩で広尾という経路でした。
結果的には、松岡美術館滞在は、30分程度でした。

この美術館の創立者松岡清次郎は95年の生涯の中で、1800点に及ぶ美術品を収集したそうです。
私も何度か訪れていますが、その収集範囲は常設展示を観てわかるように、古代オリエント美術、ガンダーラ・インド彫刻、ヨーロッパ近代彫刻、更に日中陶芸、洋の東西を問わない絵画作品等々多岐にわたっています。
そして、今回の展示作品の様な、現代日本人作家のこのような作品にも目を留め収集していたのですね。

展覧会の構成は以下の通りです。
{中国の幻想動物たち}
{幻想絵画の世界 PART1・PART2}

時間があまりにも無かったせいか正直なところ、今回の展示絵画、私にはあまり...でしたが、このような作品、じっくり見続けることによって新しい発見があるかもしれないと思ったりもしました。

この美術館の常設展示は良いですよ。
立体作品(ヘンリー・ムーア、エミリオ・グレコ、ブールデル)が好き。
ガンダーラ・インド彫刻の展示室も見ごたえありです。

写真撮影可(条件付き)なので、撮ってきたのですが、ファイルが行方不明に......

以下チラシからです。

Matugen0001tyou
須藤初雄《蝶道》 

Matugen0001st
渡辺宏《Story-アニマルズ》

Matugen0001rori
松崎守《鳥》

Matugentira
チラシ表

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.12

大震災から一カ月

大震災から一カ月が経ちました。
あらためて、亡くなられた方々への哀悼と、困難に立ち向かっている被災地の方々の平穏な生活への復帰を衷心よりお祈り申し上げます。

まだまだ余震が続き、私自身もそのたびに不安な気持ちに振り戻されます。
両親を亡くされたお子さんも沢山おられるようです。
テレビ新聞で子どもの映像を見ると良寛さんのこんな詩を思い出します。

人の子のあそぶをみればにはたづみ  流るる涙とどめかねつも

健やかに成長することを祈るばかりです。
季節は春です、私の住んでいる街にも花が咲き誇っています、暖かい日差しが被災地の方々の、気持ちを少しでも温めてくれることお願いしたいと思います。

スイセン(白)の花ことばだそうです。
高貴な美人 飾らない心 素朴

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.09

岩合光昭写真展 いぬ

Iwagotirsi
日本橋三越本店 新館7階ギャラリーで4月18日迄の開催です。
短い開催期間です、お急ぎを.....

開催前から行きたくてワクワクしていた展覧会です。
昨年の、ねこ展に続いて今年は、いぬです。

展覧会の構成は以下の通りです。
第一章 日本犬
      柴犬
      紀州犬
      四国犬
      甲斐犬
      秋田犬
      北海道犬
      柴犬系雑種
第2章 ドッグ・オブザ・ワールド
第3章 ヒトと暮らす

説明なんていらないですよね、画像はチラシ及び図録からです。
Iwago0001goruden


Iwago0001siba

Iwago0001sibasiba


Iwagofuro


Iwagotibi

Iwagooyako0001oyako

Iwagonihonken

我が家のジローも負けてないぞ!
Jirojiro



      

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベッティナ ランス写真展 女神たちの楽園

何処でも節電、良いことですよね。
恵比寿ガーデンプレイスに向かう歩く歩道は停止、写美のトイレ、手の温風乾燥機、此れも電源切ってました。
この展覧会、地下一階の会場なのですが、多分、空調停めていたと思います。
流石にエレベーターは動いてました。お年寄りもいますからね....そんな中で見てきました。

女性ばかりのポートレイト58点の展示です。
大判作品ばかりで、見ごたえがあります。
とても、自然な表情で、個性的な女性たちが写し出されています。
内外を問わず、沢山の写真家のポートレイトを観てきたつもりですが、女性の撮るそれって特徴がありますよね。
当たり前のことですが、それぞれの写真家が、被写体に求める感性が違うのですよね。
あなたが求める女神はいるでしょうか?
展覧会場で、探してみてください。
私はもちろん見つけましたよ、その画像、今は手元に無いので紹介できませんが......

以下に、写美HPの解説の一部を引用させて頂きます。

女性たちが生まれながらにしてまとう華やかさと儚さ、内面から湧き出る美や苦悩、憂いを写し出してきました。その被写体にはマドンナ、シャロン・ストーン、ケイト・モス、ソフィー・マルソー、シンディ・クロフォードなど、映画や音楽、ファッション界で一時代を築いた魅惑的な女性たちが名前を連ね、レンズの前で飾り気のない心情や濃厚な人間性を惜しげもなくさらしています。日本からはベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ、ファッションモデルの道端ジェシカの2人がこれまでのイメージを覆すかのような一面を見せてくれます。

Betina0002namae


以下の画像はチラシから

Betina0002mitiba
道端ジェシカ

Betina0002naomi
ナオミ・キャンベル

Betina0003monika
モニカ・ベルッチ セクシーな七月の朝

Betinatirasi
チラシ

東京写真美術館で5月26日まで開催されています。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.08

悪人(小説、映画DVD)

だいぶ前に小説については投稿しました。
加筆訂正して再度...です。
この小説は、電子ブックで購入(ダウンロード)して読みました。


話は、九州の一地方の情景描写から始まる、そして、石橋佳男の理髪店の何処にもありそうな日常生活が描かれていく、そんな中、保険会社の外交員として働いている、娘の佳乃から電話がかかってくる、週一度は電話する約束になっているのだ。佳乃は友達と食事に出かけることになっていて、そそくさと電話を切ってしまう。

佳乃は、勤める保険会社借上げのアパートに住み込んでいる。
今晩は友達と食事に出かける事になっている。
焼き餃子の店で三人は男友達の話になる。
以前飲み屋で知り合った増尾の話になると、圭乃は「今晩会うことになっている」と告白する。
増尾は湯布院で旅館を経営する裕福な家庭に育った大学四年生。

本当は、佳乃は出会い系サイトで知り合った、清水祐一と会う約束をしていた。

約束の時間をかなり過ぎて、人通りのない街並みを歩いて約束の駐車場に向かった佳乃は偶然増尾に出くわす。
一日中むしゃくしゃした気分で過ごしていた増尾は、夜の街を車で飛ばしていた。
佳乃は、長い時間待たせた祐一に一言残して彼の車には乗らず、増尾の車に乗って走り去ってしまう。
祐一は、その車を追尾することになる。

車は夜の峠道を走る。
他に車は走っていない。
増尾の車の中で、はしゃいで話続ける圭乃に腹だった増尾は車を停めて、ここで降りろと......
びっくりして躊躇している圭乃を増尾は車の外に蹴り出してしまう。
追尾していた祐一は、車を止めて、そんな圭乃に「送るから車に乗れよ」と説得する。
錯乱状態の圭乃は、祐一を罵倒した揚句「私には弁護士の知り合いがいる、あんたなんか拉致され暴行されたと訴えてやる」
と.....
祐一は、あまりのことに思わず圭乃の首を絞めてしまう。

家に戻り何時もの生活を送っている祐一に、メールが届く。
以前、出会い系サイトで連絡しあった光代からだった。
祐一は佐賀駅で待ち合わせることにした。

落ち合った二人、「まず食事してそれからどうしよう」そんな光代に「ホテルに行こう」と祐一。
光代は驚き戸惑うが、従うことに。
光代は、殆んど町から出たことのない、紳士服店に勤める双子の未婚女性。
その晩、光代をアパートまで送って、家に帰る車の中で、祖母からの携帯に電話が、
「もしもし、今駐在さんが...」電話は突然切れる。
祐一は、Uターンして、光代のアパートに戻り、半ば強引に光代をのせて.....

二人は、約束していた灯台を目指す。
途中の海の見える食堂で、祐一は光代に告白する「人を殺してしまった」と

そして、自首すると。

警察署近くに車を止めて、一人自首に向かう祐一に、クラクションを何度も鳴らし、呼びとめた光代「私と一緒に逃げて」

無人灯台で二人は隠れ住むが、逃げ続けることなどできる訳もなかった。


以上は、小説の進行とは、少々異なります、悪しからず。

母に捨てられて、祖父母と暮らし叔父の会社で土木の仕事をする清水祐一。
湯布院で旅館を経営する裕福な家庭に育ち奔放な生活を送る大学四年生増尾。
さびれた地方で理髪店を経営する石橋佳男とその妻そして殺された娘佳乃。

何かに寄り添いたくて、出会い系サイトで前に会話したことのある祐一に連絡をとり、行動を共にすることになる紳士服店に勤める双子の未婚女性光代。
それぞれの人生が、出会い系サイトという今風の接点で偶然繋がり、そして変転していく、悪人とは、悪とは....

さて、映画DVD
脚本に、原作者の吉田修一 も加わっているせいか、小説にほぼ忠実に作られている、映像化しずらい場面は別として....それ故か、エピソードが細切れに所々挿入されていて、ストーリーの流れに影響が出てしまっているかもしれない?
でも、配役もとてもはまっているし、観て損のない映画であることに間違いなし。

315x210
制作年:2010年
配給:東宝
上映時間:139分

キャスト: 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明、宮崎美子、松尾スズキ、光石研
余貴美子、塩見三省、井川比佐志、永山絢斗、中村静香、韓英恵、山田キヌヲ
監督:李相日
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
撮影:笠松則道
美術:種田陽平
音楽:久石譲

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011.04.07

生誕100年 岡本太郎展

私が初めて、美術館で岡本太郎の作品を観たのは、高校生の時、確かこの場所、東京国立近代美術館でだったと記憶しています。その作品は、今回も展示されている代表作?の一つ「傷ましき腕」です。

Okamoto_0001itamasiki

近年、大作「明日の神話」復元もあり、再評価が進んでいますが、この展覧会をきっかけに、益々出版TV等々で大盛り上がりですよね。
私が行った日も混んでました。

親子ずれがいて、小さな子供が、立体作品を一点一点指さして「これなーに」「これなーに」とお母さんに訊いてました。岡本太郎、天国で喜んでいるのだろうなーと思いました。

偉そうに言ってしまえば、岡本太郎の評価って結構分かれるのでは.....晩年は、爆発してばっかりで。
作品にマンネリ感を持つ方もおられるでしょうね、今回の展示を観てもチョットそんな感じが......
でも、岡本太郎は、思考を含んだ存在そのものが芸術だととらえて鑑賞するのが正解かもしれませんね。

映像も会場で流れています。
岡本太郎と共に映る、小松左京、黒川記章、タモリの若かりし頃の.....

申し訳ないのですが、今回見逃したとしても、何時か岡本太郎の記念美術館(2か所)に行くことでもいいかも?
文献等の関連資料等が沢山あって、面白いかもしれませんよ。
いやいや、今回の展覧会も観に行くことに十分価値ありだとは思いますよ。
楽しめますよ。


展覧会構成は以下の通りです。

第1章:ピカソとの対決 パリ時代

第2章:「きれい」な芸術との対決 対極主義

第3章:「わび・さび」との対決 日本再発見

第4章:「人類の進歩と調和」との対決 大阪万博

第5章:戦争との対決 明日の神話

第6章:消費社会との対決 パブリックアート、デザイン、マスメディア

第7章:岡本太郎との対決

以下の画像はチラシの解説からの引用です。

Gogo
午後の日

Okamoto_0001denngeki
電撃

Okamoto_0001moeru
燃える人

Okamoto_0001kodomo
子どもの樹

Asu
明日の神話(下絵)部分

Mori
森の掟

Okamoto
チラシ


東京近代美術館で5月8日まで開催されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.06

手紙(小説、映画DVD)

両親のいない家庭で育った剛志は、弟の直貴が生きがいだ。
弟直貴を大学進学させるために、引越しの仕事をしていたが、体を壊して失職してしまう。
どうにかしなければと焦る剛志は、引っ越しで訪れたことがある資産家で優しそうな、おばあさんの家に盗みに入ってしまう。
そこに、おばあさんが突然現れる。剛志は、無我夢中で刺殺してしまう。

収監された、剛志は監獄から直貴に手紙を送り続ける。
直貴は生活費に困り、アパートも追い出されてしまう。
高校の先生の配慮で、食堂に勤めるが、兄剛志の事情が分かると、居られなくなってしまう。

やがて、直貴は派遣で仕事を得る。
そして、同じ工場に勤める由美子と知り合う。
直貴は、無視しようとすが、由美子は何故か、執拗にに接近してくる。

その工場でも兄のことで、寮生活の仲間と喧嘩して出ることになる。
そのけんか相手は大検を受けて、通信教育で大学入学をと計画していた。
そして、参考書を直貴に譲ってくれたのだ。

直貴は通信制の大学に入学する。
酒場で、アルバイトをしながら通信教育を受けていた直貴は、スクーリングで知り合った寺尾のバンドに参加することになる。
合コンで知り合った企業の重役の女性との恋、天涯孤独と偽ってしまうが、結局、兄の存在が発覚して、手切れ金....別れさせられる。

その間も由美子は、直貴を離れようとしない。
実は、由美子も不幸な家庭に育ち、一人ぼっちなのだ。

直貴のボーカルは人気を呼び、有力なディレクターによってデビューという算段になる。
ここでも、やはり兄のことで、直貴はメンバーから外れることになる。

直貴は、バンドを諦めて、電気量販店に勤める、兄は海外に住んでいると偽って。
ある盗難事件をきっかけに直貴の嘘がばれてしまう、そして配置転換。
こんな時でも、由美子は直貴が勤める会社の社長に直訴状をおくり、直貴を助ける。

直貴は、由美子の愛情を素直に受け止め結婚する。
子供が生まれ社宅に住んだ直貴家族に、またまた、兄の存在が影を落とす。
釈放されたら、殺人犯の兄が、身を寄せるという噂が.....
周りの人たちが、敬遠するようになる。
直貴の家族は孤立してしまう。
何よりも、娘の将来が不安に.....

勤める会社の社長の助言のあり、直貴は、兄との完全な別を決意し、最後の手紙を送る。
その後、果たせなかった、兄に殺された、おばあさんの家族を訪れる。
遺族には、兄からの手紙が送りつずけられたいた。
「もうこれで事件のことは終わりにしましょう」と言われる。
そして剛志から遺族に宛てた最後の手紙を渡される。
そこに書かれていたのは......

バンドを組んでいた寺尾から、突然連絡があり、刑務所で慰問活動をしているので手伝ってくれないかと.....
この物語の最後、感動的な結末が.....

Tegami0001
東野圭吾著  文春文庫


さて、映画DVD
小説全体のトーンとして、重たい空気が流れ続けるのですが、映画はその空気が薄まっている感じ。
一つに、直貴がミュジシャン(ボーカル)としての成功を一時考えていて、ラストの慰問の場面もミュジシャンとして参加。
ところが映画は、漫才師に設定していることが関係しているように思います。

ラストの家族三人で、幸せそうに歩く後ろ姿は、いらないかも?
ラストは、小説の方が良い。

沢尻エリカ さんって役者なんですね?
私の今の日本映画に関する知識はこの程度です、悪しからず。

Tegami
製作年 2006年
上映時間:121分
配給 ギャガ・コミュニケーションズ

監督 生野慈朗

出演 山田孝之 (武島直貴)
玉山鉄二 (武島剛志)
沢尻エリカ (白石由美子)
吹石一恵 (中条朝美)
尾上寛之 (寺尾祐輔)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.05

疾走(小説、映画DVD)

たまには日本映画も観てみようかと......
というより、この小説をどの様に映画化したのか?と思って.....


小説は、これでもか、これでもかと執拗に少年シュウジに過酷な運命を背負わせていきます。
自慢の息子シュウイチ、その弟シュウジ、家族はシュウイチを中心に動いていきます。気の優しいシュウジは兄が大好きです。
 しかし、進学校(高校)に入ったシュウイチは成績も目立たない存在に.....そして孤立。
やがて成績急上昇、家族は喜ぶが、不正行為がばれて....
結局、シュウイチは気に変調を、その後の連続放火犯として収監されてしまう。
シュウジ(中学生)の環境は一変してしまう。
学校での烈しいいじめ、父親の出奔、行方知れず、母の酒びたり、競輪、競艇狂いの果ての破産。
”つながり”に飢えたシュウジ、子供のころ知り合った、惨殺された、やくざ鬼ケンの愛人アカネとの再会、アカネの妊娠(シュウジの子)。

耐えられなくなったシュウジは故郷を逃げ出す、今は会社社長新田(やくざ)の妻に収まったアカネを頼って大阪へ、その晩の変態やくざ新田の酒と性的暴力、共にいた少女の誘いで、やくざの首を絞めてしまう。
アカネは自分を犯人に仕立て、シュウジを逃がす。

一人逃げて東京へ、食べる為に逃げ込んだ新聞販売店での、あり得ない待遇、やっともらった数万円の賃金も、優しかった、同僚のおじさんに、盗まれてしまう。

全てを喪失したシュウジは、”つながり”を求めて中学で知り合った、女の子エリに電話をする。
エリは、一家心中の生き残り。
引き取られた、叔父夫婦と同居、再開発による立ち退きで故郷を離れ東京郊外に住む。
その叔父に性的関係を.....
結局、シュウジが”つながり”を、最後に求めたのはエリだった。
エリは、エリで誰か自分を殺してくれる人を探している。
エリは、叔父をホテルに誘う、そしてシュウジに電話。
シュウジは、エリから私を殺してと渡されたナイフでエリの叔父を刺してしまう。

逃走、シュウジとエリは故郷を目指す......

という内容を、殺人犯の弟を持つ神父に語らせる...
これでもか、これでもかと登場人物に過酷な運命を背負わせる。
まあ救いようのない内容。
Sissouu
重松清著 角川文庫


さて、映画(DVD)を観た印象は、
ある意味上手くかわして、ヘドロ部分を描かず。
川の表層の流れを映している印象。
チョット映画研究会の学生が撮ったような感じ。(これいい意味で言ってるのですよ)
これもありかなと......  
アカネ役の中谷美紀の演技が際立つ。

勿論、筋書きの大きな流れという意味では踏襲しているのですが...
この映画、小説とは別物、と思った方が良いかもしれません。
Sisssou
製作年 2005年
製作国 日本
配給 角川映画、エンジェル・シネマ
上映時間 125分
監督 SABU
出演
手越祐也 (シュウジ(福原秀次))
韓英恵 (エリ(南波恵利))
中谷美紀 (アカネ)
豊川悦司 (神父(宮原雄一))
大杉漣 (新田)

上映時間 125分


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.03

白洲正子-神と仏、自然への祈り-

投稿は遅れましたが、震災後初めての行ってきた展覧会です。
何故、この展覧会を選んだか....お分かりいただけるかもしれません。
日々移ろう世相の中で、根源的なもの......自然への畏れと信仰、その中で生きている(生きてきた)日本人。
とても落ち着いた会場の設定の中で、安らぎさえ感じさせてくれる展覧会です。
行かれる方には、会場の混雑が無いことを祈って.....


生誕100年特別展
世田谷美術館開館25周年記念

白洲正子が訪ねた、寺社の名宝約120件を一挙公開。

チラシの文面です。

実は、今年は生誕101年なんですよね、1910年生まれですからね。
過去にも、白洲正子展は開催されていますが、これだけの規模の展覧会はなかったですよね、私の記憶では。
これ以上の規模の展覧会は、これからもないかもしれませんよ。

展覧会の構成は、以下の通りです。
画像は、図録の表紙です。とても良い写真ですので.....展示作品は会場で是非....図録もユニークで良いですよ。
Ⅰ 自然信仰
Sizenn

Ⅱ かみさま
Kamisama

Ⅲ 西国巡礼
Saikoku

Ⅳ 近江山河抄
Oomi

Ⅴ かくれ里
Kakurezato

Ⅵ 十一面観音巡礼
11men

Ⅶ 明恵
Myoue

Ⅷ 道
Miti

Ⅸ 修験の行者たち
Syugen

Ⅹ 古面
Komenn


展示品に関連した解説文章というよりも、白洲正子の著作(文章)に関連ずけて、仏像、神像、宝物が展示されているという感じの展覧会です。
会場では、原稿用紙に著作の文章からの引用 といった計らい、これも良いですよね。
白洲正子が訪ねた、寺社の名宝約120件を一挙公開です。
行かれた方は、じっくり時間をかけて、文章を味わい、それに伴って作品を鑑賞してくださいね。
充実した時間が過ごせると思いますよ。

世田谷美術館で、5月8日迄開催されています。

計画停電により、開館時間が変更になる事がありますので、必ず当日美術館に確認した方がいいと思います。

Sirasutira
チラシ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.02

美しいリトグラフの世界  19世紀フランスを中心に

町田市立国際版画美術館で、4月3日迄開催されています。
この美術館ならではの企画展ですよね。

リトグラフ作品も作家によって、こんなに個性がでるのかと思わせてくれる、そんな展覧会です。

1、リトグラフのはじまり
2、美しいリトグラフの世界
の2部構成です。

町田市立国際版画美術館所蔵の版画集を中心に120点を展示しています。
以下に展示作品の一部をチラシから紹介します。


Ruan
リチャード・パークス・ボニトン
「ルーアンの大時計通り」
(『古きフランスのピトレスクでロマンティックな旅』より)

Dorakuro
ウジェーヌ・ドラクロア
「空飛ぶメフィストフェレス(ゲーテ『ファウスト』より)


Tokei
トマス・ショッター・ボイス
「ルーアンの大時計通り」
(『パリ、ガン、アントワープ、ルーアンなどのピトレスクな建築』より)

Rudon
オディロン・ディロン
「ここにいますはお恵み深い女神さま.....」
(『聖アントワープの誘惑(第三集)』より

Roto_2
アンリ・マリ・レイモン・ド・トゥールーズ=ロートレック
「ロイ・フラー嬢」

Matirito
チラシ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »