岡田菊恵展
戦後、初めて男女共学になった東京美術学校に、最初に入学した女子学生の一人、そして東京美術学校最後の卒業生だそうです。
安井曾太郎教室で学んだ一人で、「あーそうか」と思わせる人物画も展示されていました。
さらり、と流して観てしまうと、何ともない展覧会と思われるかもしれません。
一枚一枚じっくり観るとこの画家の良さが分かってくるかもしれませんよ。
私の好きな、渋谷区立松濤美術館で10月3日迄開催されています。
考えてみれば明日までですよね。
チラシに使われているこの絵、《貝とあそぶ》、とてもよかったですよ。
窓の外の木のざわめきと静まりかえた平和な室内の空気が、色彩と筆のタッチで上手く表現されています。
以下チラシから
《自画像》
《枯れ花の静物》
《葡萄畑の小道》
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