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2009.07.05

メキシコ20世紀絵画展

Meki20blog


初日に行って来ました。
美術館に到着したのは、午後三時頃です。
あまり混みあってはいませんでした。

世田谷美術館で、8月30日まで開催されています。

フリーダ・カーロ≪メダリオンをつけた自画像≫初公開!
チラシに書いてあります。
絵画もチラシにも使われています。

日本メキシコ交流400周年記念。
太陽と革命の画家たち、限りない祖国への情熱。
とも書いてあります。

展覧会場に入ると、早速≪メダリオンをつけた自画像≫の展示です。
この展示コーナーには、この作品が展示されているのみ。
フリーダ・カーロの多難な人生を、眼差しと3滴の涙が表現しています。

Meki20frida


館内の広い窓が解放されていて、そこに砧公園の緑とベンチでくつろぐ人々が見えます。
チョット印象的。
フリーダ・カーロの作品は、すべてが刺激的といえるような....。
この1点だけというのは流石に寂しい。

三章に分けての展示ですが、第一章の作品群がとても良い。
これは期待できるとわくわく.....。
ところが.....。

私は、楽しめました。
メキシコ20世紀絵画を集めた展覧会は初めてでしたから。
物足りなさを感じる方も多いのかもしれないと思ったのも、正直なところです。

シケイロス、オロスコ、リベラ等、大作家の大壁画を頭に入れて参戦するとがっかりかも知れません。
でも三氏の作品も数点ずつ展示されていて、流石と思わせてくれます。

名古屋市美術館蔵のホセ・グアダルーペ・ポサタの作品展示コーナーもありました。
展示スペースが余ってしまったのかな....。

砧公園で、のんびり、ついでに美術館でも良いのかもしれません。


以下に、展示内容をHPから引用させていただきます。画像はチラシから。

第1章 文明の受容
メキシコが近代国家を目指していく過程で、近代的な社会秩序を構築する必要がありました。そのために絵は社会に奉仕し、公共の空間において国家の秩序を補う役割を担いました。その時、画家たちは自らの表現を貫くために、現実からあるテーマを抜き出し、それをもう一度現実的であるように再構成します。歴史上の人物、出来事を描くことで、祖国のイメージを作り出そうとした作品は、画家の頭のなかで創造された現実ということもできるでしょう。

第2章 文化の発信
絵はさまざまなメッセージを発信しています。第1章のとおり、メキシコの近代絵画は、メキシコ革命以降の新しいメキシコの姿とメキシコ固有の文化を発信しようとするものでありました。その発信先は、国外と国内の一般市民の2つに分けることができます。メッセージを明確に発信するためには、伝えるべきメッセージがストレートに描かれなければならないのですが、今あらためて、これらの作品を見てみると、そのような政府の目的を超えて、それぞれの画家の感性が強く表わされていることがわかります。

第3章 進歩
メキシコ革命以降の絵画は、どのような社会モデルや美術表現のモデルが、メキシコの新しい美術として、さらには自分たちのアイデンティティとして相応しいかを、模索していました。そのなかで、描くべき社会的メッセージよりも、世界的な同時性のなかの美術作品であることに重点を置き、海外の美術動向や、過去の事例に学んで、自分の表現を創造していった作品をこの章で取り上げます。この動きがあったからこそ、メキシコの美術は世界的に注目され、現代までその高い評価が続いているのです。

Meki202maria
マリア・イスキエルド≪マリア・アスンソロの肖像≫

Meki202ribera
ディエゴ・リベラ≪夜の風景≫

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コメント

観ましたっこちらもとても良いですよね

投稿: 美輪 | 2009.11.30 21:39

美輪さん、コメントを頂きありがとうございます。

メキシコの近代絵画も面白いですよね。
映画「フリーダ」は観ましたか。

こちらもお勧めですよ。

投稿: 美輪さんへ | 2009.11.29 08:55

私もこの展覧会行きたかったけど行けなかったフリーダカーロ観たかったんだよね。

投稿: 美輪 | 2009.11.28 19:01

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