一月のまとめ
このところ、つまらないことで結構忙しい。
記事の投稿が、タイムリーにできない状況です。
酒を呑んでいる時間はあるのですが。
ということで、行ってきた展覧会のまとめ。
元旦、森美術館に行ったのが今年のスタートです。
①六本木クロッシング
森美術館
期待し過ぎで行ったため、拍子ぬけ。
私の恒例、年号入り東京タワーの写真を撮ってきた 。
②土田ヒロミの日本
東京写真美術館
氏のレクチャーを聞きながら鑑賞、プロのこだわりに感心。
③文学の触覚
東京写真美術館
文章の力を更にに感じさせてくれた、良い企画展。
④日本の新進作家VOL.6スティル/アライブ
東京写真美術館
新進作家の発想に面白い作品があった。
⑤国立近代美術館常設展
横山操の赤富士、白富士がよかった。
⑥国立近代美術館企画室
特集 国吉康雄
国吉の人生が垣間見られたミニ展。
得した気分、良い企画。
⑦工芸の力―21世紀の展望
国立近代美術館工芸館
開館30周年記念展Ⅱです。
藍染、ガラス工芸、大規模な作品、陶器、楽しめた企画展。
満足して帰ってきました。
⑧日本画「今」院展
三越ギャラリー
パリ三越で開催された展覧会の凱旋展。
オーソドックスな作品が揃っていて、感想は人それぞれ。
先日103歳で亡くなった片岡球子の面構えシリーズ作品がよかった。
⑨「国宝 雪松図」と近世絵画
三井記念美術館
丸山応挙の作品が四点、酒井抱一の観音像に大満足。
⑩上海-近代の美術- 松涛美術館
台湾故宮博物院の作品も参加、日本の作品と頭の中で比較しながら鑑賞。
松濤美術館そのものが好き。
⑪畦地梅太郎の世界
町田市立国際版画美術館
この美術館は、好きで、よく行きます。
美術館大好き人間にとっては穴場。
畦地梅太郎の山男シリーズが大好き。
⑫王朝の恋 描かれた伊勢物語
出光美術館
伊勢物語文章と和歌を読みながら、描かれた作品を鑑賞。
とても楽しい空間、往時のみやびを思いながら。
⑬近代日本画 美の系譜
大丸ギャラリー
水野美術館の秀作展示。
観山の作品を再認識。いい作品だった。
大観の屏風も特別展展示。
院展先駆者の力はすごい。
三越で同時期に開催されていた、院展「今」展が見劣り。
⑭宮廷のみやび
東京国立博物館
予想外にすばらしい企画展。
書のお宝満載、お勧め。
書道を趣味とされる方垂涎ですよ。
⑮北斎展
江戸東京博物館
本当に北斎?と思われる展示作品に驚き、好みではなかったが、収穫あり。
⑯パラオ-ふたつの人生 鬼才・中島敦と日本のゴーギャン・土方久功
世田谷美術館
中島敦と土方久功に関する基礎知識がなかったので、印象に残らない展覧会になってしまった。
⑰追悼-上野泰郎展
世田谷美術館
TV出ずっぱりの塩川清十郎氏の学生時代の下宿先のご子息だそうです。
山本丘人の弟子。岩絵具を指で描くという斬新さ。
とてもいい屏風作品があり、満足。
⑱旅展
国立新美術館
海外研修派遣美術家の歴史展。
ハッキリ言って、おもしろくなかった。
彫刻作品に、おもしろいももあった。
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コメント
elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。
>ところで、「北斎」の展覧会は、いつ(4日も)通われたのでしょうか?計算が合わず、戸惑っています。ちょっと気になりました・・・。
うしろの正面さんのコメントに対する私の返信文を読んでいただいてのことですよね。
東博の北斎展のことですよ。
江戸東京博物館の北斎展のことではありませんよ。
日本橋三越ギャラリーで北斎の描いた富士の展覧会があるようです。
観に行こうかなと思っています。
、
投稿: elmaさんへ | 2008.02.02 22:25
うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。
正直に言って「観ればいいというものではない」と最近思っています。
本当に良い展覧会は意外と少ないです。
素人ですから、批判的な投稿は極力控えているつもりです。
私の、記事はあてになりませんよ。
心豊かな生活なんて無縁です。
>片岡球子の面構えシリーズは見たかったです。
一昨年でしたか、神奈川県立美術館葉山館で片岡球子展が開催されました。
初期の作品も良かったですよ。
投稿: うしろの正面さんへ | 2008.02.02 22:09
こんばんは、makoさん!
すごいですね!この一言につきます。
「18」もの展覧会をご覧になったのですか?
このエネルギーはどこから来るのでしょうか?
やはり「好き」ということからでしょうか。
ところで、「北斎」の展覧会は、いつ(4日も)通われたのでしょうか?計算が合わず、戸惑っています。ちょっと気になりました・・・。
私も、makoさんのようにたくさん展覧会を観られるようになるといいなぁと思います。(何年後かに・・・)
投稿: elma | 2008.02.02 21:00
makoさん、すごい。同日の鑑賞はあるとしても2日に1度くらいのペースの鑑賞ライフですねえ。
マフラーに顔をうずめながらも気持ちは期待でいっぱいで美術館に足を運ぶ、帰りにおいしいお茶で一息。
いいですね。心豊かな生活です。
こちら、生活に追われ1月は北斎のみ。
makoさんの鑑賞カレンダーを見てこんなに見るべき展覧会があったのかと愕然としました。
特に片岡球子の面構えシリーズは見たかったです。そのうち回顧展やるといいのですが。
投稿: うしろの正面 | 2008.02.02 12:08