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2008.01.27

北斎 ヨーロッパを魅了した江戸の絵師 展

Hokusaiblog

矢張り行ってきました。
大相撲本場所14日目の幟を横目に観ながら。
江戸東京博物館で今日(27日)までの開催です。

北斎には人が集まる、そんな魂胆がこの博物館にはあるのかもしれません。
(この博物館に限らずですが)
行列を作っての鑑賞です。
見逃せない展覧会かもしれませんが、町田市国際版画美術館等々、ガラガラの展示室でじっくり見たいというのが本音。(この展覧会でも町田市国際版画美術館所蔵の作品が数点ありました)

第1部 北斎とシーボルト
推定北斎、北斎派、北斎工房と解説文に、必ず添えられていました。
何故、推定とか、派とか、工房とか添えたのでしょうか、解説が欲しかった。
作品は、異様な感じ、こんな作品もあったのだと、観にいった価値はあったのだと、自分に言い聞かせた。
以下HP解説から一部分を引用させていただきます。(画像はチラシから)

オランダ国立民族学博物館とフランス国立図書館に分蔵されている北斎の肉筆風俗画40点が初めて同時に里帰りを果たします。これらの作品は、西洋風の技法や表現を用いて、当時の日常風景や人々の生活をテーマに描かれ、一見、水彩画のようにも見える独特な雰囲気を持っています。

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<花見>

第2部 多彩な北斎の芸術世界
以下HP解説から一部分を引用させていただきます。(画像はチラシから)
 

江戸時代の化政文化を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)。森羅万象何でも描き、3万点を越す作品を発表しました。第2部では、海外及び日本国内から、北斎が手がけた版画、版本、肉筆画などすべての分野の北斎の芸術をご紹介します。
 

<肉筆画>
 

晩年、北斎は錦絵を離れ、創作活動の中心は肉筆画の世界へとはいっていきます。作品の内容もそれまでの風俗画から、日本や中国の古典に基づいた宗教画的な作品が増えていきます。
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<美人夏姿図>

 
北斎作の<四季耕作図屏風>。この作品は、1942年にデンマークで競売にかけられて以来、その存在が不明でしたが、このほど、65年ぶりに現存することが確認され、本展覧会で一般公開します。
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<四季耕作図屏風>

■絵手本

絵を学ぶ際に用いる教材を絵手本といいます。元々は、師から弟子へと肉筆画で伝えられていましたが、北斎は、大量に摺り版本として集約し、刊行しました。これが、北斎の代表作として有名な<北斎漫画>です。
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<北斎漫画>

今回の展覧会で一番面白かったのは、北斎の絵手本、挿絵でした。
北斎の人間性が一番観られたパート、画狂の真髄ここにあり。
北斎春画は流石に展覧会でとはいきませんよね。

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コメント

elmaさん、コメントを頂きありがとうございます。

>それほど、魅力のある「北斎」・・・知らなかった世界を知るというのは、面白いし、楽しいですね。

仰る通り、今回の「北斎とシーボルト」のコーナーで展示されていた作品は、私にとって、新しい発見でした。
異様な感じで、好みではありませんが、収穫でした。

>「絵手本」・・・良かったですよね。
北斎の視点、表現が特異で面白かったですよね。
「おれの表現方法は一味違うよ」と言っているように思いました。

投稿: elmaさんへ | 2008.01.30 04:15

うしろの正面さん、コメントを頂きありがとうございます。

>私も東博の北斎展は時間もなかったし、人の多さにすっかりやられて北斎の魅力を見出すことが出来ませんでした。

私は、何と4回(4日)通ってみてきました。列に並んで全てを一日で見る気にはなれなかったからです。

北斎の全貌を見るという点では、質、量共に東博のほうが上だったようです。
でも、こんな作品が北斎にもあったのだと、新発見があったのは収穫でした。
贅沢は言えませんよね。

別な話ですが、入り口のゲート、女性が3人もいるのですから、あの機械いるのですかね?
行くたびに感じることです。

投稿: うしろの正面さんへ | 2008.01.29 04:56

こんばんは、makoさん!

やはり、行かれましたね。「ダリ展」「エッシャー展」の時も、混雑はイヤだとおっしゃっていましたね。たぶん、行かれると思っていました。

何やかにや言われても、「行かなくては済まない」ほどなのでしょうね。それほど、魅力のある「北斎」・・・知らなかった世界を知るというのは、面白いし、楽しいですね。

ある出版社の「キャッチ」に「読まずに死ねるか!」というのがありましたが、「観ずに、死ねるか!」という感じですね。

「絵手本」・・・良かったですよね。

「北斎」の世界を教えていただいたのは、makoさんのブログからです。ありがとうございます。これからも、たくさんの作品を観て、何かの生活のヒントにしていきたいと思います。

投稿: elma | 2008.01.28 22:19

日曜日なら国技館の熱気にも負けない北斎展の会場だったことでしょう。
ほんと、版画は人をかき分けて見るのには不向きですね。
私も東博の北斎展は時間もなかったし、人の多さにすっかりやられて北斎の魅力を見出すことが出来ませんでした。
今回も混んでいるだろうと思いましたが、それでも行く気になったのは北斎漫画もたくさんあるようだったので。
北斎漫画、楽しいし、まったく線に揺るぎがないのがすごいですね。
肉筆のほうはあんまり好きにはなれませんでした。
北斎は自分で色を塗るのはお得意ではないらしい、って勝手に思っていました。
makoさんのおっしゃる「異様な感じ」、ほんと、ちょっとキモチ悪い雰囲気が漂いました。

投稿: うしろの正面 | 2008.01.28 13:06

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