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2006.06.20

吹田文明展

Suitablog

日曜日、雨の中を用賀駅から世田谷美術館のある砧公園まで歩きました。
なんとも鬱陶しい気分でしたが、吹田文明の作品は新鮮ですばらしいものでした。
観に行ってよかったと思える展覧会でした。

この展覧会は25日までの開催です。
お勧めの展覧会です。何故、空いているのでしょうか?

版画用の油絵の具の開発、ラワン材、紙等を版木代わりに使う等々、斬新な発想が、吹田文明の版画作品を見事に個性化しています。矢張り自分のスタイルを持っている作家は強いですね。

一つ、私なりの発見がありました。「ビッグバン創生」展示コーナーでのことです。
正面から見るるよりも、斜め横から作品を見ると、空間の拡がりがずっと増します。色調とあいまって、宇宙空間に吸い込まれそうです。吹田さんはお気づきなのでしょうか?
したがって、私の鑑賞法は、斜めから作品を観ながら後ずさりするという形になりました。
「変なおじさんがいるな」と思われたと思います。

図録も、装丁が面白かったので購入しました。printも良い状態です。

その中からほんの一部を、紹介させていただきます。
他にも良い作品がたくさん収録されています。

Gannkyuutaiblog
眼球体1958

Siroiasiblog
白い足の鳥1961

Ukublog
うく1961

Utukusikihosiblog
美しき星1967


Souguublog
遭遇1982

Tomoyoblog

友よ永遠に飛べ「戦後50年の鎮魂詩Ⅵ」1996

以下に、世田谷美術館HP紹介文の冒頭を引用させていただきます。

吹田文明の作品は、透明感と重厚感、2つのコントラストによって目の覚めるような鮮やかな世界が広がります。油性の絵の具や、きめの粗いラワン材などが使われる斬新な作品は、木版画の発想を大きく飛躍させ、現代版画に新しい境地を切り開きました。1967(昭和42)年、吹田文明は、サンパウロ・ビエンナーレで、棟方志功、浜口陽三に続き、日本人で3人目の版画部門の最優秀賞を受賞し、国際的にも注目されます

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コメント

elmaさんコメントを頂き有難うございます。

世田谷美術館の常設展示室では、高田博厚(川端康成のデスマスクを製作した方と記憶しています)、難波田龍起、等々の方々の作品展示もあります。こちらもじっくり見たかったのですが、時間がありませんでした。

お忙しいようですから、行けるといいですね。
何か、一つ新しい発見があるといいですね。 

投稿: elmaさんへ | 2006.06.21 08:27

こんばんは!

すごい!みんないい作品ばかりですね。
圧倒されました。
「遭遇1982」と「友よ永遠に飛べ」「美しき星1967」の順でいいですね。

こんどの日曜日出かけて見たいと思います。

投稿: elma | 2006.06.21 00:29

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受信: 2006.06.27 09:25

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