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2005.12.11

ああ荒野--寺山修二・森山大道--

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松涛美術館で展覧会を観た後、渋谷パルコに向かいました。松涛の落ち着いた佇まいと違って、町はクリスマスのイルミネーションと人ごみでまさに繁華街の様相です。

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マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや


わが切りし二十の爪がしんしんとピースの罐に冷えてゆくなり

チラシのこのが歌が懐かしくて、パルコ・ロゴスギャラリィーのああ荒野展に行ってきました。期待して言ったのですが。会場は混雑していて、展示会場そのものが荒野でした。チョット写真を見ただけで、早々に退散です。

森山大道の写真はざらついた画面が特徴で、彼の世界を感じさせるのですが、当たり前ですが、観覧者の方には好き嫌いはあるようです。私は、彼の展覧会は何度か見に行きましたがまだ結論が出ていません。

寺山修二の天井桟敷は、明治道り沿い渋谷の並木橋にありました。あの奇異な建物はもうありません。

彼には、今は取り壊された東急文化会館の三省堂書店でよくお目にかかりました。ぎらぎらと輝く眼差しが今でも私の眼に焼きついています。

唐十郎との乱闘事件を起こしたのも、並木橋の天井桟敷前の路上でのことです。

彼の本のタイトルに「書を捨てよ町に出よう」というのがありますが、私はこのフレーズが好きです。
私自身は、本とカメラを持って日々町をうろついているのですが。

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