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2005.12.13

幻想のコレクション 芝川照吉(松涛美術館)

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先週の土曜日、渋谷の松涛美術館で幻のコレクション芝川照吉展を観てきました。
岸田劉生と芝川照吉に関する講演会もあって、とても勉強になった一日でした。松涛美術館の企画にはいつも感心してしまいます。

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芝川照吉の人となり、仕事の概要展示に続き、青木繁の作品が展示されています。
最初が女の顔と題する油彩画です。これだけでもうきてよかったと思いました。
福田たねの肖像だと思いますが、訴えかけるような、潤んだ瞳は、当時の青木と福田たねとの微妙な心象風景を想像させます。いい絵です。青木の作品は全部で7点の展示ですが、その中で、盆踊り(パステル画)もとても刺激的な絵画です。

岸田劉生の絵画では、静物が好きです。今回は、土瓶とシュスの布と林檎五個卓上林檎葡萄之図が展示されています。

講演会での浅野先生の説明で、ゴッホの影響、フォービズムの影響を受けた作品の紹介もありました。当時の画家皆が、少なからず経験した過程なのかもしれません。

その他の画家の作品にも、良いものがありました。

松涛美術館の企画には今後も大いに期待したいと思います。

以下は、松涛美術館HPからの引用です。

芝川照吉は、近代洋画においてパトロンの先駆けだった人物です。青木繁、岸田劉生、藤井達吉、石井柏亭ら比類のないコレクションをつくりあげました。画家とともに歩き、生活を援助し、美術史をつくった稀有な存在です。惜しくも関東大震災後に散逸してしまったこの「幻想のコレクション」の全貌は、いままでまったく知られていませんでした。各地の作品を発掘し、往時の姿を再現するとともに、画家とパトロンをとりまく美術の裏面史をみてゆきます。

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